昨年11月中旬から設置されていた羽後町直営除雪隊の解散式がとしとらんどで行われました。
冬期間だけの臨時職員31人を含めて、33人で31台の除雪機械を使いながら、255kmの町道のうち約150km程を綺麗に除雪してくれました。
積雪があった日は朝2時頃から出動し、出勤時間前の6時頃には完了するというハードな作業です。
この道30年以上のベテランから今年入った新人まで、幅広い年代で職人技のような作業を行なっています。
役場に寄せられる苦情や要望の大半は除雪に関するもので、彼らの肩にかかる期待は大きなものがあります。
今シーズンは12月にまとまった雪が降り、5年連続の大雪かと覚悟しましたが、1月以降はそれほどでもなく、比較的楽な冬でした。
そんな中、今年は役場にうれしい手紙が届きました。
匿名の手紙でしたが、猛烈な吹雪の日に、吹き溜まりに突っ込んで動けなくなった車を見て、近くを通りかかった町の除雪車がわざわざ引き返して脱出の手助けをしてくれて助かったとのお礼の手紙でした。
手伝ったのは今年入った新人で、しばらく除雪詰所にこの手紙が張り出されたそうです。
除雪作業はいつも苦情との戦いなので、このようなお礼を言われるとモチベーションが上がると話していました。
羽後町の除雪は素晴らしいと内外から高い評価をいただいており、こうしたオペレーターの熟練の技術に負うところが大きいと思っています。
また来シーズンもよろしくとご挨拶しました。