県の「お互いさまスーパー」事業の支援を受けて改装していた「仙道てんぽ」のオープニングが行なわれ、地元住民などたくさんの人で賑わいました。
テープカットなどの式典には、堀井県副知事なども出席してくれ、県内第一号店のオープンを祝いました。
式典の最後には、ミカンやもち、お菓子などを盛大に撒いて、詰めかけた子どもやお年寄りまで競って拾っていました。
店内には、ワラビやぜんまい、キノコの缶詰などの他、雪の下に貯蔵したキャベツや白菜など野菜も並べられ、小さなスーパーの役割を担っています。
また奥の方には、「ひだまりサロン」が設けられ、お年寄りなどが集えるスペースとして活用が見込まれています。
仙道地区は、人口1200人余りの山あいの地区ですが、かつて20軒以上あった商店は一軒も無くなり、仙道てんぽは最後の頼みの綱です。
多くの地域住民に利用してもらい、今後も存続することが期待されています。