徳島県の祖谷渓での古民家再生などで有名なアレックス・カーさんが役場を訪れ、羽後町の茅葺き民家や鎌鼬美術館を視察して絶賛して行かれました。
アレックスさんはアメリカ生まれですが、日本に惚れ込んで50年以上日本に住んでいるそうです。
祖谷渓は以前通った事がありますが、両側が険しい斜面に家が張り付いている所で、人が住むのはとても大変そうでした。
そんな祖谷の古民家を改装して一棟貸しの宿泊施設にし、連日外国人や都会の日本人が泊まりに来て、奇跡の場所となっているそうです。
その他にも、日本各地で古民家再生を手掛け、大きな成功を収めています。
前日、田代の茅葺き民宿「格山」に宿泊し、翌日、鎌鼬美術館や軽井沢の茅葺き民家などを見学したそうですが、こんなに多くの茅葺き民家が残っている地域は初めてだと驚かれていました。
また、土方巽や「鎌鼬」の写真集なども、外国人にとても興味深い芸術だと高く評価してくれました。
茅葺き民家をどう活かすかは大きな課題ですが、新たな展開ができるのか模索していきたいと思います。