奥羽・羽越線をフル規格の新幹線として建設しようとする期成同盟会(会長、佐竹秋田県知事)の総会が開かれ、秋田県内の自治体や経済界などから200人余りが参加して、官民一体で要望活動などを行う事を決めました。
奥羽新幹線と羽越新幹線は、昭和48年に制定された全国新幹線鉄道整備法の基本計画に位置付けられていますが、依然として実現のめどは立っていません。
総会の後、記念講演が行われ、大阪経済大学の波床正敏(はとこ まさとし)教授が、「22世紀では遅すぎる東北の高速鉄道網完成」と題してお話を聞きました。
実現のハードルは高いでしょうが、粘り強い運動の継続が必要です。