「ひとつぶのえんどうまめ」(2分)
こうみょうなおみ:作・絵
BL出版:発行
1998.11第1刷
1999.1第2刷(1500円)
肝心な事は目に見えないんだよ。心で見なくっちゃ・・・というのは、あの『星の王子さま』の名セリフです。この絵本を描いた光明さんも、目には見えないぶん、心で見たものを物語にしました。そうでなければ、これほどナイーヴでシンプルなお話も、これほど透明感と優しさのある色彩も形も作れなかったのではないでしょうか。
これは“生きる”元気をくれる一冊でしょう。そっと受け止めてみてください。
(今江祥智氏のよせがきより)
作者は1967年西宮生まれ。小さい頃から絵を描く事が好きで、高校時代の絵本の授業をきっかけとして絵本作家を志す。
目の病気を患っている矢先、1995年の阪神大震災の混乱の中、失明する。しかし、大阪のリハビリセンターに通いながら絵本作りを続け、1997年本作で第4回星の都絵本大賞に入選する。
この絵本は、針金で形をとって原画を描いた作者の創意を生かし、絵の輪郭が浮き上がるように特殊なインクを使用して製作してあるとか。手で感触を確かめながら読むのもいいかも。
こうみょうなおみ:作・絵
BL出版:発行
1998.11第1刷
1999.1第2刷(1500円)
肝心な事は目に見えないんだよ。心で見なくっちゃ・・・というのは、あの『星の王子さま』の名セリフです。この絵本を描いた光明さんも、目には見えないぶん、心で見たものを物語にしました。そうでなければ、これほどナイーヴでシンプルなお話も、これほど透明感と優しさのある色彩も形も作れなかったのではないでしょうか。
これは“生きる”元気をくれる一冊でしょう。そっと受け止めてみてください。
(今江祥智氏のよせがきより)
作者は1967年西宮生まれ。小さい頃から絵を描く事が好きで、高校時代の絵本の授業をきっかけとして絵本作家を志す。
目の病気を患っている矢先、1995年の阪神大震災の混乱の中、失明する。しかし、大阪のリハビリセンターに通いながら絵本作りを続け、1997年本作で第4回星の都絵本大賞に入選する。
この絵本は、針金で形をとって原画を描いた作者の創意を生かし、絵の輪郭が浮き上がるように特殊なインクを使用して製作してあるとか。手で感触を確かめながら読むのもいいかも。