雀庵の「脱中共殲滅戦が始まる」
“シーチン”修一 2.0
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/115(2020/5/13/水】中華毒饅頭でテドロス並みに習さま命になった蚤のシンゾーは、後世の歴史家から「中共忖度で晩節を汚した宰相、ついに祖父の知性に遠く及ばず」と評されるだろう。
後手後手ながら多くの賢者の努力で日本のチャイナコロリ、中禍肺炎はピークを越えたようだ。
一億火の玉になって「欲しがりません、密閉・密集・密接、三密NO!厳守で中禍殲滅」の掛け声は結構だが、「国難突破!総決起集会」なんて主催して鬨の声をあげると「非国民だ!」と非難されそうだから、今一つ盛り上がらないというか、シケタ感じだ。
小生は真言宗の檀家だから空海・弘法大師さまの「身に印を結び (身密) 、口に真言を称え (口密)、心に本尊を観じる (意密) 」の三密を実践し、仏様と先人の加護を毎日祈っている。「どうか生きているうちに中共殲滅を見届けられますように」と。
「中共殲滅」はできるのか? 毛沢東は解放区(根拠地)を拡大していったが、米国の支援を受けた蒋介石軍の包囲戦に耐えられず、辺境に引き籠った。
毛沢東のゲリラ戦理論、つまり劣勢な軍事力で優勢な敵と戦う時は――
「敵が押してきたら退く、敵が引いたら押す」「戦争は受け身ではなく、勝つチャンスには攻撃するという主導権を握る」「自己を保存し、敵を消滅するのが戦争であり、矛は爆撃機、機関銃、長距離砲、毒ガス。盾は防空施設、鉄かぶと、コンクリート構築陣地、防毒マスクである」
「戦争は血を流す政治であり、それは代価を、時には極めて大きな代価を支払う。部分的一時的な犠牲は、全体的永久的な保存のためである」
などと説いている。文盲の兵士でも分かりやすいようにと文章を虚飾せず、噛んで含めるように繰り返し説いているのは大したものである。
その中共は今、「全体的永久的な後退」の危機というか岐路にある。愚者にして賢者と思い込んでいる習近平が招いた自作自演のロックダウン危機だ。静かに自壊すればいいが、多分、包囲網による中共殲滅戦になるだろう。
現在の中共殲滅戦は、核兵器、通常兵器の高度化により軍事力の全面的な衝突/熱戦ではなく、ソ連を干上がらせた冷戦のような「経済包囲戦」になるだろう。
中共は1980年代からの改革開放40年で「世界の工場」そして「世界の市場」になったが、世界への依存度も高いから、本来なら「実るほど頭が下がる稲穂かな」で行くところを逆走してしまった。
経済戦争になれば各国は「自国/友好国の工場」に拠点を徐々に移していくから「世界の工場、Made in China」は錆びついて行き、同時に中共のGDPはマイナス成長になり、徐々に「世界の市場、爆食大国」ではなくなっていく。
生産拠点が自国/友好国に移れば当然ながら自国/友好国の雇用と収入は徐々に上昇するから、中共市場が徐々に冷え込んでいっても大きな問題にはならないだろう。
経済戦争にはチャイナコロリによる被害を弁償しろという天文学的な「銭闘」、まるで中共から身ぐるみ剥ぐような訴訟もあるだろう。「ドルあるいはユーロ、円で払え、ないなら物納しろ、租借権でもいいぞ」となりかねない。大清帝国末期の再来みたいな・・・
トウ小平の遺訓「韜光養晦」を無視した(無知無恥)習近平は、中共を世界の嫌われ者、村八分を招いた暗愚、最後の皇帝として歴史に名を刻むことになる。文化大革命で大混乱をもたらした晩年の毛沢東まで真似ることはないと思うが、もうどうにも止まらないようである。
14億の巨大帝国がそれなりにハードまたはソフトランディングするまでに5年ほどかかるか。見届けたいが・・・自由民主法治という価値観はロシアと同様に根付かないかもしれない。(2020/5/13)