gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

対中“国交断絶”のすゝめ

2023-07-17 12:12:41 | 戦争
対中“国交断絶”のすゝめ
“シーチン”修一

【雀庵の「大戦序章」198/通算629 2023(令和5)/7/17/月】空梅雨で一気に真夏の風情。夏子、暑過ぎ! 今日は屋外営繕作業は中止だ。無理を通せば体がもたぬ、クーラー29℃で物書きと読書で過ごそう。

小生が現役編集者時代末期の2003年、今から20年前まで朝の通勤電車では男は新聞、女は本を読んでいた。今は「読書人」はほとんどレアで、スマホを見たり音楽を聞いている「スマホ人」ばかりのようである。

「読書人」と言っても色々だが、「知」を蓄積していく人がいる。知的欲求が強い人で、オタクに似ているかもしれない。結果的に社会が求める専門知識とか技能に優れていれば高給を得られるが、別に高給を目指しているわけではないだろう。「好きだから」とか「天職みたいだから」今の仕事に就いた、という人が多いのではないか。

小生の父親は2人いる。父・茂と、近所の「三幸寿司」のオヤジさん・廣澤治茂(はるしげ)さんである。治茂さんは中卒だがインテリで、神奈川県で唯一の村「清川村」の出身らしい。県によると「清川村は県北西部の東丹沢山麓に位置し、全域が丹沢大山国定公園に指定されている」。これという産業がないからオヤジさんは中学を出ると川崎駅近くの寿司屋で修業し、26歳くらいで一本立ち、我が街に店を開いた。大変な努力家である。

小学生の小生はしょっちゅうこの寿司屋に出入りし、手伝ったり遊んだりしていたが、オヤジさんの愛読雑誌は「文藝春秋」と「週刊新潮」だった。その頃から週刊新潮の「黒い報告書」を読んでドキドキし、お陰で斜に構えた、可愛げのない、生意気で、イヤミな、スケベな青年になってしまったが、まあ「読書人」になれたのは幸いだった。一時期アカに洗脳されたのは・・・大チョンボだったが・・・まあ“肥やし”にはなっている。ちょっと臭くて怪しいのはそのせいか?

「スマホ人」は基本的に雑誌であれ書籍であれ、あまり読書をしないようだ。2003年頃、書籍の年間売上は9000億円ほどだったが、2021年は6800億円にまで減少した。その中身は「学習参考書や児童書など教育系分野の需要が底堅い」(出版科学研究所)という。学習、勉強、試験のために書籍は買うが、「知的欲求のために本を買う」人は減るばかりだろう。最新のニュースやちょっとしたことを知りたければスマホで用が足りるから、2000円、3000円出して書籍を買ったり、1か月4000円とかで新聞を購読する必要はない、となる。

つまり「読書人」は新興の「スマホ人」に押されて、やがては絶滅危惧種になるのではないか、と小生は危惧する。国境、国籍、国語、国史・・・その多くは読書を通じて「読書人」が学び、それを紐帯、共有するから「国家・国民」なのに、「スマホ人」はスマホで検索してちょっとかじるだけで終わり? ナンカナーの感じ。

一事が万事で「スマホ人」は何でもお手軽のよう。外食やコンビニの弁当、総菜で済ませて「家庭の味」も知らない。たとえ結婚しても「子供要らない、犬で十分」という人が増えているようだ。柔肌の幼き血潮に触れもせで・・・寂しくないか?

日本の行く末を憂いた三島由紀夫の晩年の言葉「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るだろう」。極東の一角どころか世界中、特に先進国は真っ先にそんな新人類「スマホ人」ばかりになりそうな気がする。

「誇り高き国家・国民としての矜持、モラル、正義感、意欲、自己研磨、努力」・・・こうした大事な価値観を、「自由・民主主義、人権、平等、個性の尊重、個人主義」などの行き過ぎた、あるいは軽薄な解釈で棄損する人が随分増えてきたのではないか。多彩な主義・主張はあってもいいが、原理原則がなく、流行やご都合主義で右往左往するのはかなり脆弱かつ醜悪だ。硬派から軟派へ・・・日本は大丈夫か?

憂国の士・阿比留瑠比氏の論稿「共産の『夢』立民の立ち位置」はそんな軟弱かつ時代錯誤の政党・政治家を痛烈に批判している(産経2023/7/13)。以下、抜粋。

<もう12年も前の話だが、当時の菅直人政権の仙谷由人官房長官の考え方を知ろうと著書『想像の政治 政治の創造』を読み、驚いたことがある。こう書かれていた。

「私たちが若かりし頃、社会主義を夢見たのは、社会主義社会には個人の完全な自由がもたらされ、その能力は全面的に開花し、正義が完全に貫徹しているというア・プリオリ(先験的な認識)な思いからであった」

個人の完全な自由、能力の全面的開花、正義の完全な貫徹を「先験的」に夢見たというのである。全共闘運動に身を投じた仙谷氏の時代とは異なり、筆者の(高校時代の)頃には既に学生運動は下火になっており、仙谷氏は本当にそんな非現実的な話を信じていたのかと驚愕したのだった。信じがたいほど荒唐無稽に思えた。

ところが共産党のホームページなどを見ると、今も学生時代の仙谷氏と同様の見解が掲載されている。例えば、こんな風である。

「日本共産党が目標とする社会主義・共産主義の社会とは、誰もが持っている力を自由に全面的に花開かせることのできる社会です」「こうした社会を日本共産党は本気で目指しています。まずは資本主義の枠内で民主主義を徹底する社会を実現し、その上でさらなる社会発展に挑戦する。『共産党』の名前には、こうした私たちの理想と決意が込められています」

7月12日の産経政治面は現在、立民と共産は次期衆院選での選挙協力を巡ってつばぜり合いを演じていると報じていた。“立憲共産党”と言われた2年前の蜜月常態に戻るのか、それとも距離を置くのか。前記の共産ホームページにはこう書いている。「変革の中心が『生産手段の社会化』です」

マルクス、エンゲルスの「共産党宣言」はこう説いている。「共産主義者は、その理論を、私有財産の廃止という一つの言葉に要約することができる」「一切の社会秩序を強力的に転覆することによってのみ目的が達成される」

私有財産の廃止と社会秩序の転覆が(共産主義の)原点なのである。立民はのんきに選挙目的で候補者調整だの政策合意だのと言っていていいのだろうか。「共産主義の本来の姿」を伝えるという党とくっつくことに疑問を覚えないのか>(以上)

立民(旧民主党)は元々が反日共系の新左翼がルーツである。新左翼は「60年安保闘争で、ソ連べったりの日共=旧左翼では共産主義革命はできないことが明白になった。マルクス、レーニン、毛沢東にならって暴力革命で共産主義を実現すべし」という集団である。

当時、新左翼は欧米でも登場して元気だったが、日本では連合赤軍事件の影響もあって1970年代にほぼ消滅した。しかし、前科数犯の残党は「はい、赤色革命の時代は終わったのですね」と今更堅気には戻れないし、自然消滅もしないから衣食住に困ることになる。結局、容共左派的な風土がある北海道や沖縄に行けば「まあ、メシと枕はある」となって、老いた残党のシェルターで晩年を過ごす人が増えていったようだ。皆80歳前後のパラサイト・・・悲しからずや道を説く君。

本来なら立民は「反日共」なのだし、日共にとって立民は「権力の走狗=極左暴力集団」なのだから立民と日共が「くっつく」というのは邪道以外の何ものでもない。それを平気で進めるのは、「政党、政治家はビジネス、儲かれば良し、自民党を叩く合従連衡大いに結構」と思っているからだろう。この手の輩がおり、それを支援する人もいる・・・まるで銭ゲバ邪道だ。革マル派の教祖、黒田寛一の発明した「サナダムシ寄生虫戦略」そのまま。

まあ、アカの言う「プロレタリアート(賃金労働者)独裁」は、現実はレーニンなどインテリが絶対権力者=独裁者になってサナダムシよろしく美味しい思いをし、圧倒的多数の人民は奴隷にされてしゃぶられるだけという結果になってしまった。
1991年のソ連崩壊以降、共産主義幻想は急速に衰退し、今では共産主義、社会主義を信奉する人・国はすっかりレアになったが、その代わりに「リベラル」とか「環境保護」を装うアカが目立つ。ドイツの「緑の党」は有名だが、どうやら化けの皮が剥がれ始めたようだ。

<ドイツ北部のブレーメン州で5月14日、州議会選挙が行われ・・・環境保護政党の「緑の党」は大幅に議席を喪失し大敗を喫した。公共放送ARDは、緑の党が大敗した要因として、州議会における同党の交通政策が不評だったことを指摘するが、これに加え、多くのメディアでは国政における緑の党の活動も影響したとみている。

1つは、ハーベック連邦経済・気候保護相(緑の党)が4月18日に提示した建築物エネルギー法の改正草案に対する批判だ。同草案では2024年1月以降、原則として石油とガス暖房の新設を不可能にし、新設する暖房の使用エネルギーのうち65%を再生可能エネルギーとすると規定しているところ、「時期尚早だ」として野党のみならず連立政権内や産業界からも反発を受けている。
もう1つは、グライヒェン経済・気候保護省次官による、ドイツエネルギー機構の人事への介入や、連邦経済・気候保護省と関係が深い環境保護系団体や研究機関に、同次官の親族が勤務するなどの縁故主義に対する批判だ。ハーベック氏は問題を認めつつも、同次官を擁護。同党の国政での動向に対する批判が高まっている>(JETRO 2023/5/17)

「環境保護政党」に看板を変えたところで一度アカ、一生アカ、サナダムシ寄生虫のままである。寄生虫は駆除しないといけないが「薬剤は成虫のサナダムシには効果があるが、卵に対しては効果がない」(メディカルノート)。卵も根絶やし、絶滅しないといけない・・・まったく厄介だ。大清帝国は内憂外患でじわじわと消滅したが、習近平・中共帝国の最後は列強による経済包囲網を食らって自滅するソ連式かも知れない。

ロイター通信によると習近平帝国の消滅は確実で、その時期がいつかに関心が向いているよう。ロイター7月3日、Hugo Dixon氏の論稿「ロシア劣勢と習氏の打撃、西側は好機生かせ」から。(Dixon氏は楽観過ぎるようだが・・・)

<ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が起こした武装反乱は失敗に終わったとはいえ、プーチン大統領の権力を弱めた。それだけでなくプーチンにとって最も重要な盟友である中国の習近平国家主席にも、後退を強いたことになる。

同時に中国は経済の低迷や、米国が主導する西側連合との対立激化という問題に直面している。もはや中国が「世界最強の座」を手にする道筋は、おぼつかなくなってきた。

中国は今も、特に台湾にとって脅威だ。だからこそ米国と同盟諸国は警戒感を緩めていない。しかし、新たな状況の出現により、西側と中国がウクライナの和平や気候変動などで協力できるチャンスが開けてくるかもしれない。

過去2年間で国際情勢は大きく変わった。2021年当時、米国(バイデン)は慌てふためきながらアフガニスタンから撤兵し、同盟諸国の足並みは大きく乱れていた。
さらに中国経済は新型コロナウイルスのパンデミック中も成長を維持した半面、主要7カ国(G7)の経済は縮小。中国が米国を抜いて世界一の経済大国になるのは時間の問題と見受けられた。多くの国も勝ち馬に乗ろうとしたことで、中国の威勢は一層高まったのだ。

【ロシア支援の代償】ところが、そこから中国は下り坂の局面に入った。ロシアによるウクライナ侵攻直前、習近平はロシアとの「無制限の」協力関係を築くと約束し、もしも、ロシアがすぐに戦争で勝利していれば、習は素晴らしい戦略を打ち出した形になったとみられる。この同盟は、西側諸国にとって「待った」をかける手段が乏しい、との印象をより強く与えただろう。
ただ、現実を見ると、ロシアは戦争でしくじった。そして、ワグネルの反乱はプーチンのイメージを弱めた上、ウクライナの反転攻勢を後押しする可能性がある。

中国のロシア支援、とりわけ石油と天然ガスの需要という部分は、誰がロシアの指導者であるかにそれほど関係ないのかもしれない。それでも、実際に中国は自らの国際的イメージが損なわれるという代償を伴う形で、プーチンを支えている。

一方、ロシアのウクライナ侵攻を機に米国と同盟諸国は、大西洋と太平洋の両地域で協調体制を固め、防衛費増額に動きつつある。インドの外交姿勢も米国寄りに変化し、モディ首相とバイデンは6月の会談で、ハイテクや防衛の分野における関係強化に合意した。

そして、今や西側の地政学的戦略を策定する上で基幹的な存在となりつつある主要7カ国(G7)は、中国経済との関係で「デリスク(リスク低減)」や、先端半導体など軍事転用の恐れがある技術の輸出規制を共同で推進している。米国は、人工知能(AI)向け半導体の対中輸出規制も検討しているところだ。

【借金頼み】これら全ての要素が、既に低調な中国経済の足をさらに引っ張るだろう。中国政府はこれまでも、ハイテク起業家に対する締め付けや、「ゼロコロナ」政策を引っ張りすぎるといった政策ミスを犯してきた。

もっとも、中国が抱える最大の問題は、2008年の世界金融危機以降ずっと借金に頼って成長てこ入れを図ってきたことにある。この間に公的部門と民間部門の合計債務は倍増して国内総生産(GDP)の3倍まで膨らんだ。平均すると年間でGDPの1割の規模で借り入れが増えた計算になる。

借金のほとんどは、不動産など収益率が低いかマイナスとなる投資案件につぎ込まれた。その結果、地方政府や国有企業を含めた借り手は返済に四苦八苦している、と長年にわたって中国の経済成長が持続不可能だと警告してきたエコノミストのジョージ・マグナス氏は話す。

当然ながら魔法の解決策も存在しない。これから行われる債務再編は、経済成長に痛手となるだろう。
だからといって現実を直視する時期が遅れれば、その分だけ将来、直面する問題が大きくなる。長い目で見ても、中国は労働力人口が急速に減っていく以上、大幅な成長は見込めない。
投資家も懸念を強めており、過去2年間で人民元の対ドルレートは約12%下落。上海証券取引所の総合指数は、ドル建てで約20%下がっている。

経済の元気が衰えれば、中国が海外に軍事力を投入する力にも制約が加わる。防衛費の急拡大は無理だし、「グローバルサウス」と呼ばれる途上国に影響力を及ぼすための「債務の罠」も積極的には展開できなくなる。

【共通利益】こうした情勢変化を受け、中国がどう対応するかについては2通りの考え方がある。1つ目は、強圧的な態度を慎むというアプローチだ。もう1つは、国力が峠を越える前に早く影響力を行使しなくてはいけないという重圧を感じるというシナリオだ。

プーチンの経験が、中国にとって「反面教師」になるのは間違いない。プーチンは、他国を侵略すればそのツケをどのように払わされるのか、身をもって示してくれた。

G7は引き続き、台湾問題に関して最悪事態に備えなければならない。つまり同盟関係を強化しつつ、中国に対するデリスク(リスク低減)の作業を加速させる必要がある。
ただ、同時にG7は、最善の展開に向けた取り組みもできる。これは、先月のブリンケン米国務長官の訪中によって生まれた緊張緩和を土台として、共通の利益が得られる分野で、力を合わせる機会を探るという意味だ。

米中は世界における温室効果ガスの2大排出国(2020年時点で中国の排出量は世界の26%、米国は11%)だけに、気候変動対策は非常に分かりやすい共通の問題となる。理想的には、両国がそれぞれより急ピッチで国内経済の脱炭素化を進めることに合意し、他の国・地域にも同様の努力を促すのが望ましい。

そうした取り決めが今、実現する公算は非常に小さい。バイデンが議会で新たに大胆な気候変動対策の承認を得ることができない状況では、なおさらだ。ただし、来年の米大統領・議会選後には違った環境になるかもしれない。

ウクライナの戦争も、中国と協力が可能な問題になり得る。ウクライナ側は反転攻勢を通じて大規模な勝利を望んでいるため、これも現時点では機が熟していないが、その反転攻勢が一段落すれば「和平への窓」が開かれるのではないか。
G7は習に対して、プーチンにウクライナの主権を尊重する形の和平協定を結べ、と働きかけるよう促し続ける必要がある。ある段階で習は、プーチンは敗北者なのでそうするべきだとの結論に達するだろう。

中国と米国主導の同盟の対立は、依然として危うさをはらんでいる。それでも中国の力が落ちてきたことは恐らく、西側にとってマイナスよりもプラスを多くもたらすとみられる>(以上)

毛沢東は文化大革命という経済破壊&政敵排除の“暴力革命”で「ただのお飾り」にされていた己の地位を回復させた。毛沢東のエピゴーネン(真似っ乞食)である習近平は「パンツ一枚になっても」台湾侵略とアジア、インド太平洋制覇を成功させ毛と並ぶ“偉人”になるのが「夢」である。経済より「己の夢の実現」が最優先課題であり、西側との「和平」などまったく考えていない。「和平」を口にするのは西側を油断させたり困惑させたり翻弄するためのプロパガンダ、政治宣伝でしかないのだ。

共産主義を知らないインテリ・リベラルは「話せば分かる、仲良くなれる」と思っている。共産主義者は一度アカ、一生アカで、呼吸するように嘘をつく。資本主義国とは生き方、価値観がまったく違うということを知らないと痛い目に遭う。中露など共産主義国とは目先の利益に騙されず国交断絶するのが最良の選択肢である。油断大敵、騙されてはいけない。

*読者諸兄の皆さま、御意見を! ishiifam@minos.ocn.ne.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
https://note.com/gifted_hawk281/n/n9b3c7f4231f9
https://www.facebook.com/shuichi.ishii.14
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」



包囲戦で中共を自壊させよ

2023-07-13 08:42:49 | 戦争
包囲戦で中共を自壊させよ
“シーチン”修一

【雀庵の「大戦序章」197/通算628 2023(令和5)/7/13/木】♪猛暑は続くよ、どこまでも・・・散歩は早朝が良さそうだ。7/11は15時過ぎに出掛けたが太陽が元気いっぱい、日陰が少ないから消耗する。熱中症になりそうなので自販機で数十年振りにポカリスウェットを飲んだがとても美味しく感じ、元気になった。

ダイエット?で体調を崩していたカミサンも元気になり、7/10には友達と横須賀へ。何用あって米軍横須賀基地へ? 40年以上一緒に暮らしているが、分からないのはお互い様か? お土産は「三笠砲弾豆」。よりによって中国産!の落花生を甘味でくるんだものだが、奥歯のない小生には合わないので、そのうちミキサーで砕いてピーナッツジャムにしてみよう。

戦艦「三笠」・・・カミサンが見学している時に小生はブログにこう書いていた。
<レーニン曰く「日露戦争による日本の勝利がロシア帝国の革命勢力を力づけた」(「帝国主義論」)>

偶然だろうが・・・夫婦はそういう不思議なことがあるようで、ちょっと面白い。「三笠砲弾豆」のパッケージに「勝敗を分けた砲弾」という解説があった。
「30センチ砲弾、重量400キロ、最大射程10km(1万m)。爆発力の激しい大量の下瀬火薬が装填された砲弾が日本海海戦で使用されました。また起爆装置には安全で、しかも感度の鋭敏な伊集院信管が弾低に着けられていました」

「日本海海戦」! 遅れて列強入りした東洋の果ての小さな帝国、日本の勝利は世界史を大きく変えることになる。
<日本海海戦は1905年5月27日、日本海軍がロシア艦隊を破った日露戦争中最大の海戦。 ロシアのバルチック艦隊 (戦艦8隻、装甲巡洋艦3隻、巡洋艦6隻、装甲海防艦3隻を基幹とする太平洋艦隊) が対馬海峡に向かうのを午前4時45分、仮装巡洋艦『信濃丸』が発見。
ロシア艦隊は2列縦陣で進み午後1時55分、北西へ進んでいた東郷平八郎大将指揮下の日本連合艦隊 (戦艦4隻、装甲巡洋艦8隻、巡洋艦12隻、装甲海防艦2隻) と接触。日本艦隊は午後2時5分、針路を南西から北東に逐次反転し2時8分、6000~8000mの距離で砲戦が始った。
日本艦隊は速力15kn(ノット、1ノット=時速1.852km)で、9~11knのロシア艦隊に対して終始有利に戦い、夜に入るまでに旗艦『スワロフ』を含む戦艦3隻を沈めた。翌朝までにロシア艦隊は、ウラジオストクに逃れた巡洋艦1隻、駆逐艦2隻と、マニラに遁入して抑留された駆逐艦3隻のほかは、すべて撃沈され、または降伏した。
ロシア側の戦死傷者は1万人、日本側は水雷艇3隻を失ったほか、戦死傷者は1000人以下であった。
ロシアは実質的に全海軍力を失い、日本の勝利は確定し、戦争終結への大きな要因となった。この海戦は海戦史上稀有の完全勝利であり、海戦術上、造船上、大きな影響を及ぼし、いわゆる「弩級艦」、大艦巨砲時代の幕開けとなった>(ブリタニカ国際大百科事典)

「日本海海戦」の1905年と言えばロシアの「第一革命」の年である。コトバンク「日露戦争と革命の開始」によると――
<ロシア軍は1905年2(西暦3)月、陸戦最大の決戦となった奉天会戦で敗れ、5月にはバルチック艦隊が日本海海戦で全滅した。これは帝政ロシア批判をさらに激化させた。8月6日、政府は選挙人資格を制限し、法案の審議権だけをもつ国会の設置を発表、一定の譲歩を示した。
それと同時に、革命情勢に対応するため、日本との戦争の終結を急ぎ、7月28日(8月10日)、ポーツマス会談を開始、8月23日(9月5日)、ポーツマス条約に調印した>

そして1917年の「十月革命」で、20世紀最悪の共産主義強権独裁国家「ソ連」が生まれる。
<第1次大戦末期の1917年、ロシア革命の頂点をなす「十月革命」がロシア暦10月24日(西暦11月6日)に始まった。同年の「二月革命」により帝政が崩壊した後、ケレンスキーの臨時政府とレーニンのソビエト派が並立する二重政権状態が生まれ、両者の抗争が続いていたが、レーニン率いるボリシェビキは11月6日、ペトログラードで蜂起、市内を鎮圧し、8日には冬宮を占拠して臨時政府を打倒した。
同時にレーニンを首班とする暫定政府を選出、1918年1月、第3回ソビエト大会で「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国」の新国号が正式決定された。以後、列強の対ソ干渉戦争、反革命勢力との内戦の時代となった>(百科事典マイペディア)

レーニン、トロツキー、スターリンからプーチンまでロシアは“狂犬独裁”が続いている。プーチンが「最後の皇帝」になるよう自由世界の人は願っているだろうが、ロシア人は有史以来「自由民主」の経験がないから、プーチン無きロシアはNATO諸国などがリードしなければならないだろう。1991年のソ連崩壊後、国際社会がロシアをつきはなしたことで今の危険なロシアを創ってしまったことを繰り返してはならない。

それは中国についても同様で、習近平がトウ小平の改革開放=資本主義経済導入政策を否定して毛沢東時代の共産主義経済へ回帰し始めた時に、国際社会は結束して断固として「NO!」と叫ぶべきだった。後出しジャンケンみたいで嫌だが、「政治は政治、経済は経済、我々は儲かれば良いのであって、国家体制には関与しないし、関与したくない」と政財界は逃げてしまった。習近平は先進諸国を「ヘタレの銭ゲバ野郎」と嘲ったろう。

呉 軍華・日本総合研究所上席理事の論稿「米国との『極限状況』に備える中国」(日経2023/7/7 掲載をもとに作成)は勉強になった。

<ブリンケン米国務長官が6月に中国を訪問した。米政権の低姿勢で執拗な要請の末の訪問だった。現在の米中関係は、それほどまでに悪化の一途をたどっている。
その一方、経済分野では欧州だけでなく米国でも、「デリスキング(リスク低減)」から「デカップリング(分断)」に代わって、対中政策のキーワードとなっている。地政学的には最大の競争相手であり、価値観・イデオロギーで対立しつつも「経済的利益は享受する」アプローチだ。

中国も政経分離のアプローチで、米政権に揺さぶりをかけている。米マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏を習近平国家主席との会談で厚遇したのはその一例だ。
筆者はかねて「冷和」というコンセプトで米中関係を分析してきた。そのコンセプトで現状を描くと、両国の対立は「冷戦」時代の米ソに匹敵、ないしはそれ以上のレベルに先鋭化しているが、ともに経済という「和」にしがみ付こうとしている。

米国と中国は、政経分離で、ある種の共存関係が形成できると期待しているようだが、その可能性は極めて低いだろう。当面、米国が覇権国のステータスを放棄し、自由民主主義の守護神の座を降りることはない。中国も、自らの伝統文化と共産党体制の結びつきで普遍性を持つ文明を築いたことに、大きな自信を持つようになったからだ。
民主主義国の政治家は、選挙や利益集団などに影響されがちだが、中国共産党指導者の最重要課題は常に政権維持だ。米中衝突の不可逆性に対しても、より的確な認識を持っているのかもしれない。

習近平は5月30日の党中央国家安全委員会で幹部に対し、ボトムライン思考(最悪の事態を想定した思考)を意味する「底線思維」だけでなく、「極限思維」(極限的な状況を想定した思考)という言葉を使い、「強風と波浪、ひいては暴風と荒波による厳しい訓練に備えよう」と強く求めたという。習近平はこれまで「底線思維」を強調してきたが、「極限思維」を用いたのは初めてだ。

党中央専門家の説明によると、「極限思維」は劇的に悪化した外部環境への対応として考案されたコンセプトだという。明言はしていないが、主として米国との関係を指しているとみてよかろう。
昨今の中国の対米アプローチをみると、「極限思維」が既に2つの点で大きなインパクトを与えているよう。一つは戦争に備えること、もう一つはより有利な環境を整えるため、あえて極限的な状況を作り出すことだ。

中国には「狭路相逢勇者勝」ということわざがある。衝突が避けられない狭い道で対峙すると「勇ましい方が勝つ」という意味だ。最近、米軍機と中国軍機のニアミスや、米軍艦と中国軍艦の異常接近が相次いだ。「極限思維」で改めて考えれば、中国がどうして米国との軍事対話再開を拒否したのか、おおよその理由が分かるような気がする。
今後しばらくの間、「デリスキング」と「極限思維」は米中関係の大枠を形作ることになりそうだ>(以上)

習近平は経済封鎖にあっても「極限思維」で勝ってみせる、やれるものならやってみろ、と戦意高揚に励んでいる。本人と取巻きはその気でも14億の民は伝統的な処世訓「上に政策あれば下に対策あり」で備えているだろう。欧米などに資産を移したり移住する人は急増している。

習近平は最近、食糧の自給率を高めよとハッパをかけている。今の戦争は食糧や兵器、燃料など5年分の備蓄は必要だろう。備蓄を命じても「上に政策あれば下に対策あり」、横流しで倉庫は空っぽというのが支那の数千年の伝統である。毛沢東は政策失敗で1億人を飢餓などで殺したが、毛沢東崇拝の激しい習近平も毛に倣って「核戦争で3億人が死んでもどうってことない、大体我が国は人口が多過ぎる」と思っているはずだ。猪突猛進、つける薬なし。

猪突猛進のプーチンはウクライナ侵略で国際社会から制裁=孤立化を受け、かなりへたってきたよう。猪突猛進したい習近平にとっては大誤算だ。習近平・中共を戦意喪失に導くには「国際社会からの制裁=冷戦」がやはり効くだろう。G7やEU、NATO諸国はじわじわと中共包囲戦を進めるべきだ。時間はかかるが血を流さないで自壊させるというのは良い手ではないか。

*読者諸兄の皆さま、御意見を! ishiifam@minos.ocn.ne.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
https://note.com/gifted_hawk281/n/n9b3c7f4231f9
https://www.facebook.com/shuichi.ishii.14
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」

前へ! JAPAN Forward

2023-07-10 19:44:19 | 戦争
前へ! JAPAN Forward
“シーチン”修一

【雀庵の「大戦序章」196/通算627 2023(令和5)/7/10/月】昨日は東京側多摩川沿いの緑豊かな新ルートを開発してチャリ散歩、帰路に図書館へ寄って2冊返却。さらにスーパー・ライフへ。

買い物は「 AGF ちょっと贅沢な珈琲店 香り引き出すじっくり焙煎 スペシャルブレンド 濃く芳醇な香りがひきたつ上質なコク レギュラーコーヒー粉 280g (インスタントコーヒーではありません)」。恐ろしく難しい商品名で、似たようなパッケージがいっぱいあり、先日は間違ってしまって自己嫌悪に陥ったので念には念を入れて懸命にチェックして購入した。「どっと疲れる珈琲店」!

時代の発展=新製品=新技術=新理論・・・あまりにも変化のスピードが速いとただただ疲れる。日々追いまくられている感じで、それは老人のみならず若者も同様に疲れるのではないか。みんな疲れてビョーキとか発狂予備軍・・・これが文化文明なら人類は自滅するか天誅をくらって絶滅するのではないか、かつての恐竜みたいに。

貪欲、傲慢不遜、私は正義病の人間・・・人類は地球にとって最大の害獣である。それを改めること、良き世界へ指針を明示することは識者の重要な仕事だと小生は思うが、ソクラテスの昔から「これっ!」という解が見つからない。それどころか宗教や哲学、政治は「平和を求めて殺し合ってきた」のが歴史である。
戦争に疲れ果てた欧州で発足したEU(欧州連合)は今や27か国が加盟する巨大なブロックになり、軍事面ではNATOで結束しているのでかなりの安全地帯にはなった。しかしEUもNATOもロシアのウクライナ侵略を防ぐことはできなかった・・・残念なことだ。

日本はG7に加盟する経済大国だが、WW2(第2次世界大戦)で大敗を喫してからは国防=軍事の多くを覇者・占領軍・米国に依存してきた。日米同盟により国家のパワーを経済成長に集中できたからこそ経済大国にのし上がったのだが、その代償として国防意識、国家の品位を疎かにしてきた。それはWW2の勝ち組諸国の軽侮や嫉妬を招いた。「銭ゲバ野郎!」と彼らが怒るのは当然だ。

「歴史は勝者が創る」と言う。勝ち組の国は、自国の悪逆はとことん隠蔽する一方、負け組である敵の行為はあることないこと全て残虐極まりないと非難するのが「普通」である。しかし今や戦後から80年、西側自由民主諸国 vs 中露共産主義独裁国の撃滅戦争、WW3(第3次世界大戦)の時代になった。中露のターゲットになっている日本は自虐史観の幕を閉じ、中露撃滅戦争の最前線で勝利しなければならない。汚名をそそぐチャンスでもある。

レーニン曰く「日露戦争による日本の勝利がロシア帝国の革命勢力を力づけた」(「帝国主義論」)、毛沢東曰く「日本が蒋介石・国民党軍を叩いてくれたお陰で勝てた」(遠藤誉「毛沢東 日本軍と共謀した男」など)。露中から感謝された日本! 今度は「自由民主」糖をロシアと中国にプレゼントすべし。ま、一種の去勢だな。

わが愛読紙「産経」も中露撃滅を目指して頑張っている。産経の英語メディア「JAPAN Forward」については週1回、産経本紙で話題の記事を紹介しているが、最近では国際社会で結構読まれるようになったとか。小生の尊敬するジャーナリスト・古森義久氏が Japan In-depth 2023/7/7以降「日本の英語発信がなぜ重要か JAPAN Forwardの軌跡から」で同誌について紹介しているので転載する(月刊WILL 2023年8月号の対談)。
・・・・・・・・・・・・
【序文】日本が国際社会で自国について明確な発信をすることの必要性は日に日に大きくなってきた。その発信は日本が苦手としてきた英語でなければ意味がない。この作業を実際にどのように進めるべきか。ここに一つのケーススタディーとも呼べる実例がある。私がここ7年ほど関与してきた日本発の英語メディアJAPAN Forwardの歩みについて報告したい。

「岸田文雄首相は日本を真の軍事大国にすることを決めた」――アメリカのタイム誌の2023年5月の虚報だった。米欧のメディア、あるいは中国や韓国の政府当局による日本についてのフェイクニュースは数えきれない。「日本はいま中国への再侵略を計画している」などという中国の最近の言明もあった。

「日本軍は若い女性を強制連行し20万人の性的奴隷を集めて、虐待した」、「日本軍は南京で35万人の中国民間人を殺した」――歴史にからむ虚構の主張も多かった。次元の低いところでは「日本人はセックスをしないから出生率が低い」「日本の女子中高生のうち50万ほどが援助交際をしている」などという虚偽報道もあった。

日本政府はこの種の濡れ衣のフェイクにも長年、一切、反論しなかった。日本の民間も同様だった。だがこのマゾ的な沈黙も安倍晋三政権の後半からかなり変わってきた。

そして民間では6年前、日本の現実、真実を英文で海外に発信し、フェイクがあればただちに反論するという使命を掲げたJAPAN Forwardという新ネットメディアが誕生した。以来この「日本よ、前へ」という意味の英語メディアは驚異的な成長を遂げてきた。いまでは日本発のニュース・評論の中枢国際媒体としてアメリカ、アジア、欧州などで多数の読者を獲得した。
・・・・・・・・・・・・
【WILL編集部】JAPAN Forwardはどんな報道活動によって、その国際的な認知を確立したのか。発足当時からの枢要メンバーの同媒体の特別顧問、古森義久氏と実際の報道や論評に日夜かかわる専属記者のアリエル・ブゼット氏(女性)に対談の形でその実態を語ってもらった。

★その1 日本の実態はゆがめられてきた:【まとめ】・日本が国際社会に英語で発信する必要性高まる。・米欧、中韓政府からの対日本フェイクニュースは数え切れない。・日本政府は長年反論してこなかった。

古森:私は長年、国際報道の世界に身を置いてきました。そこで痛感したのは、日本という国家、日本人に対する誤解に満ち溢れていること。海外メディアは日本について、いまだに間違った情報を流布しています。その典型が歴史問題をめぐる報道です。
『日本軍は強制連行したアジアの女性たちを性奴隷にした。にもかかわらず、謝罪も賠償もロクにしていない』『日本は南京で35万人以上の市民を虐殺したのに反省していない』
無知や偏見が誤報を招くこともあれば、日本に悪意を持った人たちが意図的にする場合もある。いずれにせよ、日本の政府やメディアの態度が大きな原因であることは間違いない。

海外メディアが日本について報道するとき、NHKや朝日新聞あるいは共同通信の英文記事を情報源にすることが多い。日本語の記事の引用もある。日本のメディアが流す間違った情報が、そのまま世界中に拡散されてしまうのです。海外メディアが発信する誤った情報のもとをたどれば、その原因が日本のメディアにあることが多い。政府がその種の誤った情報源だったという場合もあります。 

ブゼット:フランス語メディアも、英語メディアから日本の情報を得ます。日本のメディアが発信する英文記事が偏向している場合、あるいは間違っている場合、真実が歪められたまま世界に拡散されてしまう。だから日本からの英文発信は二重の意味で重要なのです。日本が自らについて英語で説明することの重要性、さらには英語で流れている誤報、虚報を当事者の日本からの正しい発信で訂正するという重要性だといえます。

私はこの5月、広島でのG7サミットを取材してみて、改めて日本側からの発表、発信、とくに英語での直接のアピールの決定的な重要性を痛感しました。日本の言動への各国の注目の度合いが非常に高いのです。その日本の言動は全世界でリアルタイムで一気に伝わる英語での表現であれば、その日本からのメッセージは瞬発力を発揮します。

★その2 アメリカのメディアの偏向を正す日本の英語発信がなぜ重要か:【まとめ】・日本の新聞は、海外リベラルメディアの報道をもとに記事を書く傾向。・JFは海外メディアの“日本叩き”に反論すべく立ち上がった。・従来の英語メディアとは一線を画した。

古森:日本のアメリカ報道にもいまブゼットさんが指摘したことと同じことがいえます。日本の新聞はニューヨークタイムズやワシントンポスト、CNNといったリベラルメディアの報道をもとに記事を書いてしまう。その結果、日本でも反トランプの論調一色。偏った情報源を頼りにしても、真実は見えてきません。この点は日本からの発信とは性格が異なりますが、英語で拡散している情報の精査や吟味という点では同じです。

ブゼット:そんななか、『日本の声を世界に伝える』というスローガンを掲げて立ち上がったのがニュースオピニオンサイト『JAPAN Forward(以下、JF)』でした。日本のニュースや意見を日々、海外に向けて発信しています。産経新聞の支援を受けて2017年6月に創設されたJFは、そろそろ7年目に突入します。

古森:JF編集部は内藤泰朗編集長(産経新聞論説委員)を中心に、アメリカ、イギリス、オーストラリア……国際色豊かなジャーナリストや学者から構成されています。なかでも、最も多くの記事を書いているのがイタリア出身のブゼット記者。JFの若きエース記者です。

ブゼット:JF特別顧問の古森さんは、編集部にアドバイスしてくれます」
古森:アリエルさんはなぜ、JFの記者になろうと思ったのですか。

ブゼット:私はイタリア人の父、日本人の母を持つハーフです。自分のルーツがある日本に興味がありました。いつか日本に住んで、日本を知りたいと思っていたので、イギリスの大学を卒業後は日本で働くことにした。記者の仕事にも憧れていたので、JFはこれ以上ない職場です。

古森:アリエルさんのお父さんはイタリア大手紙の記者で、東京支局長を務めたこともある。お母さんもウォールストリートジャーナルやCNNの日本支局に勤務していた。ジャーナリズム一家に生まれたアリエルさんは、記者になるべくしてなった。

ブゼット:小さな頃から、記者の視点でニュースを見ていたような気がする(笑)。漠然とですが、欧州メディアは日本の素晴らしい姿を十分に伝えていないと感じていました。日本といえば、アニメや漫画ばかりが注目される。でも、日本にはサブカルチャー以外にも特筆すべき文化がたくさんある。

古森:JFの発起人はフジテレビ出身の産経新聞社会長を務めた太田英昭さんです。太田さんも海外メディアによる“日本叩き”“日本ゆがめ”に反論すべきだと考えていた。当初はフジサンケイグループ内でも『今さら英字メディアに参入しても成功しないだろう』という声が大きかった。
ところが、フタを開けて見ると大方の予想に反して成功を収めています。日本に拠点を置く英字メディアのうち、アクセス数はNHKに次いで二位。朝日新聞や共同通信の英文メディアやジャパンタイムズを追い抜きました。

ブゼット:媒体をネットに絞ったことが成功の要因ではないか。NHKや朝日新聞は、あくまでテレビや紙媒体が本業。対してJFの主戦場はネットなので、新聞やテレビよりもタイムリーな情報を流すことができる。

古森:日本国内で起きた事件についていち早く発信すると、AP通信や海外のシンクタンクがJFの記事を引用してくれます。それで徐々に認知されるようになりました。タイムリーであることが重要なんです。
と同時に後で説明するように記事の内容の基本的スタンスという点も重要でした。日本側の多数派の意見や主張を反映するという点にも重点をおいたのです。ここは日本の従来の他の英語メディアとは一線を画したといえます。

当然ながら日本は民主主義国家ですから政府の政策は国民多数派の意見を代弁する場合がほとんどです。その日本政府の政策が客観的に外国に向けて英語で伝えられることが少ない。むしろその日本政府の政策に対する日本国内の少数派の意見を拡大して海外で報じられるという事例が多かったのです。JFはその点を是正したともいえます」

ブゼット:欧米だけでなく、インドや東南アジアでもJFの記事は読まれています。読者層は二十代から三十代の若者が多い。彼らは新聞やテレビではなく、ネットで情報を収集する世代です。アジアの若者は日本に憧れを抱いています。アジアのリーダーである日本の動向が気になるのでしょう。コロナのほぼ終焉後に日本で急増した諸外国からのインバウンドの人たちもJFが惹きつける手段になった層がかなりあるだろうと、ひそかに自負もしています。

★その3 日本が中国を論破した:【まとめ】・米「TIME」誌の見出し「日本の選択──長年の平和主義を捨て、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる」。・外務省が抗議、「岸田総理大臣は平和主義だった日本に国際舞台でより積極的な役割を持たせようとしている」に変更。・日本を不当に歪める海外報道には、英語による抗議と敏速な訂正要求が重要。

古森:日本を不当にゆがめる海外報道には、本来であれば外務省が反論しなければならない。ところが、外務省は長年にわたり事なかれ主義を貫いた。中国や韓国、アメリカ左派が英字メディアを舞台に『従軍慰安婦』、『南京大虐殺』のプロパガンダを喧伝しても、日本は一部の保守派が反論するだけ。外務省は沈黙を守っていた。
とくに第二次世界大戦での日本の軍事行動の歴史については外国からどんな不正確、不条理な非難をぶつけられても、一切、反論はしない、という態度が長年、続いたのです。黙って耐えていれば、時間が解決するとでも思っていたのでしょう。ところが、状況は悪化するばかり。歴史問題を外交カードに利用され、日本の国益と国民の名誉を損ね続けました。

ブゼット:その基本姿勢を変えたのが安倍晋三氏でした。事なかれ主義が招いた外交的敗北の反省から、安倍政権は近隣諸国や海外メディアの誤った主張に反論し始めました。

古森:成功例として、2015年8月に中国が展開した『反日キャンペーン』に対する反論が挙げられる。中国は『戦勝70年記念』として、日本を過去の戦争に結びつけて罵倒する国際政治宣伝を行いました。ワシントン、ニューヨーク、ロンドン、世界各都市に駐在する中国大使が、地元の有力新聞に『安倍政権は邪悪な軍国主義』『日本は侵略をたくらんでいる』『核兵器をつくろうとしている』などと主張する記事を投稿したのです。

ブゼット:それまでの日本なら無視していたはずです。どう対応したのでしょうか」
古森:事なかれ主義の慣例を破り、在米英の日本大使が中国側の主張を論破する記事をそれぞれ地元有力紙に寄稿したのです。その結果、英誌『エコノミスト』が『中国は日本を不当に悪魔化している』という特集記事を掲載して、日本側に軍配を上げました。

ブゼット:先日、岸田総理が米誌『TIME』の表紙を飾りました。表紙には『日本の選択──長年の平和主義を捨て、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる』という見出しが躍りました」

古森:朝日新聞がつけそうな悪意ある見出しですね(笑)。防衛費GDP比2%を目標に掲げただけで“軍事大国”なら、中国はどうなるのか。日本は“普通の国”を目指しているだけです。

ブゼット:岸田総理はインタビューで、「中国、ロシア、北朝鮮に立ち向かうために民主主義国が団結しなければならない」「世界三位の経済大国に見合った軍事的影響力を持つ」などと発言しています。
古森:記事を読まずに、タイトルだけ見て騙される人もいるでしょう。

ブゼット:表題と内容に乖離があるとして、外務省は抗議しました。その結果、『TIME』はウェブ版の見出しを変更。『岸田総理大臣は平和主義だった日本を軍事大国に変える』から『岸田総理大臣は平和主義だった日本に国際舞台でより積極的な役割を持たせようとしている』となりました。
非常に大きな修正、訂正でした。もし昔のようになにも抗議しなかったとすれば、まったく異なる印象の日本とか岸田首相が描かれてしまったことになります。他の国の首相だった場合、このような間違いは起きなかったのかもしれませんね。いずれにせよ、ミスをただす。しかも相手が理解できる英語で抗議する。敏速に訂正を求める。こうした対応がいかに重要かを明示した実例です。

古森:安倍政権が成立させた平和安全法制にも、朝日新聞などの左傾メディアからは『軍靴の音が聞こえる』『戦前の軍事国家に回帰』といった批判が聞かれました。『徴兵制が始まる』とか『また侵略を始める』などという、おどろおどろした反応もありました。   
外国メディアによるゆがめ報道、偏向報道は多くの場合、日本側での極端な誤報、虚報の繰り返し、ということもあるわけです。しかし『軍国主義』『戦争美化』などというのは首相の靖國参拝に際しても、よく使われるフレーズです。アリエルさんは靖國問題を取材していましたね。(その4に続く)
・・・・・・・・・・・
敗戦後80年間の平和ボケ日本・・・ウクライナはロシア帝国時代から300年間、異民族ロシアの占領統治を受けてきたが今、必死になってロシアの再侵略と戦っている。国家の危機に際して逃げるか、無血開城するか、戦うか・・・国柄とか民族性によるだろうが、矢尽き刀折れるまで戦う国は、たとえ負けても再起三起を目指す。ウクライナはそういう民族だ。「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」、日本も有事の際は奮起する、と小生は信じている。

中露を撃破した後、中露をどういう国にするか・・・米英は研究しているだろう。日本もしっかり青写真を創っておくべきだ。基本は「二度と戦争できない国にする」、これは結構効き目がある、80年はもつだろう。

*読者諸兄の皆さま、御意見を! ishiifam@minos.ocn.ne.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
https://note.com/gifted_hawk281/n/n9b3c7f4231f9
https://www.facebook.com/shuichi.ishii.14
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」

習近平の積み木崩し

2023-07-08 18:25:07 | 戦争
習近平の積み木崩し
“シーチン”修一

【雀庵の「大戦序章」195/通算626 2023(令和5)/7/8/土】日経のシリーズ「テクノ新世/Technopocene 岐路に立つ人類」はなかなか面白い。主旨は<石器の発明から約300万年。人類は脆弱な肉体を道具と知恵で補い、生態系の頂点に立った。テクノロジーは指数関数的な進化を遂げ、人工知能(AI)は人間の覇権を脅かすまでになった。地球史の新たな時代「テクノ新世」が幕を開ける>。6/30の5号でとりあえず終わったようだが、以下の内容である。

★(1)親切なAIは人を衰退させるか 「人新世」終わらせる技術:テクノロジーは指数関数的に進化し、AIが人間の覇権を脅かすまでになった現代。地球史の新たな時代「テクノ新世」が幕を開けます。人類はテクノロジーと共存し繁栄するのか、従属し衰退の道を歩むのか。揺れ動く世界とその未来を探ります。
【ポイント】・人工知能(AI)は人間の覇権を脅かすようになった ・破壊的なイノベーションはヒトの限界を踏み越える ・人類は地球史の分岐点に立つ

★(2)国民の意見、8割が偽投稿 19歳が揺るがした民主主義:米民主主義を揺るがしたのは19歳の大学生だった。標的となったのは、通信会社への一部規制を緩和する米連邦通信委員会(FCC)の法案だ。カリフォルニア州の大学生はメールアドレスを大量発行するサービスや、でたらめな氏名や住所を生成・・・
【ポイント】・世界を震撼させた米銀の連鎖破綻の陰にも情報工作 ・国家の存在が世論操作の背景にちらつくケースも ・AI同士で繰り広げられるサイバー空間での暗闘

★(3)「3人の親」から子ども誕生 技術が変える家族のカタチ:英国で5月に報じられた赤ちゃんは、生まれながらにして血のつながる3人の親がいた。母親は細胞の器官「ミトコンドリア」のDNAに変異があった。全身に障害が出るリスクを抱え、子どもにも遺伝する。そこで健康な女性の卵子を借り・・・
【ポイント】・受精卵の核を別の卵子に移植、親が3人いる子が誕生 ・中国では2匹のオスのマウスから子が生まれた事例も ・同性間や単身者でも子を作れる技術に家族観も揺らぐ

★(4)インド1億人超「アプリ婚活」 人生の選択、AI頼みに?:古来、悩みや迷いを抱える人は神の言葉に耳を傾けてきた。人工知能(AI)などの技術が発達した今、神託ならぬ「機械の導き」がそれに代わりつつある。「30歳を過ぎ、結婚へのプレッシャーが高まっていた」。インド北部ウッタルプラデシュ州の・・・
【ポイント】・アルゴリズムでのパートナー選びが国際的潮流に ・ルーマニアでは技術で民意を可視化し統治に活用 ・人を欺く危険も。人間が本当に賢いのかが問われる

★(5)「理想郷」装う監視国家 ビッグ・ブラザーが姿現す日:幹線道路沿いに果物やナッツを売る露店が並び、談笑する人々やロバが行き交う。西アフリカにあるセネガルの首都ダカールは、アフリカ大陸でも治安の良い街として知られる。ほのぼのとした風景が続くなか、頻繁に現れるものがある。中国製の監視カメラだ・・・
【ポイント】・中国製機器による「監視」を受け入れるセネガル ・技術は統治を助ける一方、誤れば権力の暴走許す ・誘惑は民主国家にも。チェックの意識欠かせず(以上)
・・・・・・・・・・
日進月歩のテクノロジー。新聞を読んでいても最近ではわけの分からない「カタカナ言葉」が多くて「これ、分かる奴は一握りじゃないか、日本語を壊す積もリか?」とウンザリさせられる。

モチベーションアップ、エンゲージメント、ウェルビーイング、ワークスタイル、インボイス、デジタルトランスフォーメーション、データサイエンティスト、ビジネストランスレーター、ビジネススキーマ、セレンディップ、リスキリング、パーソナルトレーニング、テークオーバービッド、バーチャルプロダクション・・・

小生は5年前の平成30/2018年に「個人番号カード」を入手したが、最近では「マイナンバーカード」とかあって何が何だか分からなくなった。Please show me your My Number Card とか言うのだろうか? 変な言葉。国語を大事にしない国は亡国一直線。昔の日本人は外来語をちゃんと日本語にした。「Webで翻訳」2022/5/9「明治時代は翻訳黎明期 あの日本語はこうやって誕生した! 」から。

<美術(art)、文化(culture)、文明(civilization)、社会(society)、科学(science)、空間(space)」、時間(time)、恋愛(love)といった、現在でも普通に使用されている言葉が明治時代に次々と生み出されました。これら“新しく生まれた日本語”は、新聞や小説によって世間一般に広く浸透していきました。

この時期に生まれた「和製漢語」が中国へと逆輸入されました。現在中国語には多くの「和製漢語」が使用されています。ほんの一部ですが、「不動産」「不景気」「常識」「法律」「概念」「哲学」「民族」「文明」「思想」「共産主義」などがあり、中華人民共和国の国名で使われている「人民」も「共和」も日本から中国へ渡った言葉です>

ネットで調べたら一般的経済用語は1100語、CNNの経済専門サイトにあるマネー関連用語数は8000語!だという。夏彦翁曰く「国家は言語なり」、日本語・日本文化を軽視し、外来語・外来文化を無防備に受け入れていけば、やがては亡国になるだろう。

国柄とか伝統、風習を嫌い新しいものに飛びつくリベラル≒アカモドキは「国境のない世界」「みんな世界市民」を目指しているようだが、それで成功した例は一つもない。ただの妄想。習近平・中共は自由民主人権法治資本主義を一掃してマルクス・レーニン・毛沢東式共産主義独裁への先祖返りを進めているが、妄想とは言わないものの容易ではない。

独裁者の習近平は「内政も外交も恫喝すれば俺の言う通りになる」と思っているようだが、習を恐れているのは共産党員の一部に過ぎず、ほとんどの国民はシラケているのでははないか。先進国は14億市場に未練があるから習近平・中共の横暴に対して腰が引けているが、本音で支持する国はまずない。国際社会で習は孤軍奮闘を余儀なくされているようだ。裸の王様?

レーニンは「敵が共通しているのなら右だろうが左だろうが人民戦線を組んで戦うべし」と唱えた。戦争が終われば右派は用無しどころか反革命分子として容赦なく弾圧された。これはアカの常套手段。まともな人、まともな国はアカとは距離を置く。

習近平の友邦はプーチン・ロシアと旧ソ連圏の弱小国だけだったが、プーチンがへたった今、習ができることはトウ小平の改革開放=資本主義導入を完全に排除し「毛沢東式の共産主義国」に先祖返りすることしかなくなった。しかし、これだけではただの“王政復古”でしかない。

習が毛と並ぶくらいの箔を付けるためには、並行して台湾と日本(尖閣諸島など)を侵略し領土領海を拡大しなければならない。歴史に名を刻まれる英雄になるためには、トウ小平がベトナムを相手にしたように「血で血を洗う戦争で勝つ」ことが重要なのだ。習は「共産中国の復興」と「インド太平洋の制覇」を目指している。開戦は明日かも知れない。各国のまともな政治家や識者はそれを知っているが、習近平に最初の一発を撃たせたいから表に出さないだけだ。

習近平のやることなすこと、国民にとっても諸外国にとってもいいことはまったくない。外資は目立たぬように徐々に中国から逃げ出すから、1年経たぬうちに中共経済はロシアのようにボロボロになるだろう。自壊のような習の中国版「積み木崩し」・・・古人曰く「君子危うきに近寄らず」。冷戦で済めばいいが「備えあれば患いなし」、同志国との連携を進めるべし。

*読者諸兄の皆さま、御意見を! ishiifam@minos.ocn.ne.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
https://note.com/gifted_hawk281/n/n9b3c7f4231f9
https://www.facebook.com/shuichi.ishii.14
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」

難民受け入れビジネス考

2023-07-06 16:41:33 | 戦争
難民受け入れビジネス考
“シーチン”修一

【雀庵の「大戦序章」194/通算625 2023(令和5)/7/6/木】小生が小3の頃(1960年)あたりまで、身近な外国人(異民族)は米国人、朝鮮人、中国人だった。4歳まで米軍座間キャンプの近くで育ったから米国人=軍人はお金持ちのイメージがある。川崎市に引っ越したら多摩川の土手下のバラックに朝鮮人が住み着いていて貧しそうだった。親に連れられていった横浜では中華街に中国人がいっぱいいて商売人のイメージがあった。

日本のイケイケドンドン的な高度成長が世界を驚かせた1975年あたりから日本に来る外国人は増え始め、バブル景気で浮かれ始めた1985年頃になると急増の様相になった。

旅行業界では日本人の国内旅行と海外旅行で稼いでいたので、外国人の訪日旅行にはほとんど興味がなかった。在日外国人が母国からの旅行者の世話をしていたが、それは旅行業法違反の疑いがあった。しかし「友達が日本に来たから世話をしているだけ」と反論されてうやむやになった。

第一、日本の旅行業界人は英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語あたりしか分からない。中国語、朝鮮語、フィリピン語、アラビア語などの訪日客に対応できない。「母国で食いはぐれるなど訳アリで訪日した人が多そうだから儲からない」と思っていた面もあり結局、在日の人が母国からの訪日同胞の世話をするようになった。

今や日本政府(観光庁・JNTO)は「訪日外国人旅行消費額5兆円、消費額単価20万円/人を目指せ!」とハッパをかけているが、衰退が続く地方経済、特に旅館・ホテルを活性化させたいのだ。しかし、若い人は都市部に移住してしまうから人手不足で難しい。日本で暮らしたい外国人だって地方の旅館・ホテルのパートタイムの低賃金労働は敬遠するだろう。

出入国在留管理庁によると「外国人の入国者数」は凄まじい勢いで増えている。
<我が国への外国人入国者数は、航空機の大型化、ジェット化が進むなど国際輸送手段の整備による外国渡航の割安感、便利さの高まりによりほぼ一貫して増加の一途をたどり、 1978年には100万人、1984年には200万人、 1990年には300万人、 1996年には400万人、 2000年には500万人、 2013年には1,000万人、 2016年には2,000万人、 2018年には3,000万人をそれぞれ突破した>

日本経済、特に都市部の観光産業にとっては結構なことだが、その一方で「不法残留者数の増加」という問題も大きくなっている。
<令和5/2023年1月1日現在の不法残留者数は7万491人であり、令和4年(1月1日現在、以下同)の6万6,759人に比べ、3,732人(5.6%)増加しました。
性別では、男性が4万3,267人(構成比61.4%)、女性が2万7,224人(同38.6%)となり、令和4年と比べ、男性が4,151人(10.6%)増加し、女性が419人(1.5%)減少しました。

不法残留者数は、令和4年と比べ、上位10か国・地域のうち、ベトナム、タイ、スリランカ及びカンボジアで増加しました。
(1)ベトナム:13,708人 (+6,560人)、(2)韓国:10,508人(-1,123人)、(3) タイ:9,549人 (+1,766人)、(4)中国:6,782人(-934人)、(5) フィリピン:4,662人(-486人)、(6) インドネシア:3,185人(-265人)、(7)台湾:2,873人(-446人)、(8)スリランカ:1,595人(+279人)、(9) マレーシア:1,474人(-219人)、(10)カンボジア:1,185人(+694人)>

イラン(ペルシャ)など中東諸国からも「仕事を求めて」訪日する人が結構多いようで、3年ほど前に小生の街にはペルシャ絨毯のクリーニング&中古販売店が2店も開業した。駅前には外国人による飲食店が3店になった。建設現場では中東系の人が随分目立つようになった。

このままでは「日本らしい日本」が消えてしまうのではないか、そのうち欧米のように難民や偽装難民が押し寄せてくるのではないかと心配になる。

JICAによると<難民とは「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々のことを指します>。

日経2022/3/16「きょうのことば:ウクライナ侵攻 難民認定とは 日本、実績少ないと批判」から。
<難民認定:入国した外国人が難民条約が規定する難民としての保護を受けられるかどうかを判断する手続きのこと。
難民条約は「難民」を「人種、宗教、国籍、特定の社会的集団の構成員、政治的意見」を理由に迫害されるおそれがある人と定める。政府は個別に外国人の申請内容を審査して要件に該当するかを決める。認定されれば定住者としての在留資格を付与し生活支援も受けられる――

日本は難民認定者数が少ないと批判されてきた。難民支援協会がまとめた2020年の難民認定件数でドイツが6万3456件、カナダが1万9596件にのぼる一方、日本は47件にとどまる。難民支援団体は日本の件数の少なさについて申請の審査基準が厳しいなどと指摘する。

日本では難民認定の手続きを経て認めた難民のほかに、紛争で住んでいる場所を追われた避難民を人道上の配慮から特例として在留を認める場合もある。ベトナム戦争後に同国などから逃れてきた避難民を受け入れた例がある。政府が検討する出入国管理法改正案には難民条約の定義に当てはまらなくても国内で保護できる対象を認定する制度の創設を盛り込んだものの、国会提出のメドは立っていない>

小生は国連(UN、連合国機構)をリベラル≒アカの巣窟と嫌悪しているが、「国連UNHCR協会」が現在の難民事情をまとめているので転載すると――
<ウクライナでの戦争は、2022年の強制移動の数を引き上げた最大の要因です。ウクライナからの難民の数は、2021年末時点で2万7,300人でしたが、2022年末時点で570万人にまで増加しました。第2次世界大戦以降、全世界で最も急速に広がった難民危機です。(パレスチナ難民は除く)

◆国外へ逃れた難民の出身国上位10か国
シリア:654万7800人、ウクライナ:567万9900人、アフガニスタン:566万1700人、ベネズエラ:545万1800人、南スーダン:229万5000人、ミャンマー:125万3100人、コンゴ民主共和国:93万1900人、スーダン:83万6800人、ソマリア:79万500人、中央アフリカ共和国:74万8300人

◆国外へ逃れた難民の受入国上位10か国
故郷から避難を余儀なくされた人々を受け入れているのは、経済面と人口比のどちらでみても低中所得国とされている、世界でも豊かでない国々が多くを占めています。

トルコ:375万9800人、コロンビア:184万3900人、ウガンダ:152万9900人、パキスタン:149万1100人、ドイツ:125万5700人、スーダン:110万3900人、バングラデシュ:91万8900人、レバノン:84万5900人、エチオピア:82万1300人、イラン:79万8300人>(以上)

「難民の出身国」はロシアに侵略されたウクライナ以外は総じて低所得国、貧しい国だ。政治も経済も不安定で、将来性もアヤフヤのよう。

一方で「難民の受入国」はトルコは中進国、ドイツは先進国だ。トルコはNATO加盟国だが、EU加盟は認められていないのでEUに恩を売っているよう。ドイツは「私は正義病」のアカの影響だ。この2か国以外は内政、外交、経済でどうも怪しい感じがする国ばかりで、欧州経由の難民(?)の最終受入国としては「?」である。どういうわけなのか?

ちょっと古いが朝日2018/8/22「人口の25%もの難民を受け入れたら——世界銀行がレバノンなど支援 世界銀行上級局長のフランク・ブスケ氏に聞く」によると
<——大勢の難民を受け入れた国では、どのような問題が生じているのでしょうか
国の人口に対する比率では、世界で最も多くのシリア難民を受け入れているのはレバノンとヨルダンです。これらの国は、これまでも(パレスチナやイラクから)多くの難民を受け入れています。もともと水が不足しており、供給制限もありました。そこに突然、人口の25%もの数の難民を迎えたらどうなるでしょう。

もともとインフラが脆弱なので、影響は水道だけでなく、交通、電力など、生活のあらゆる面におよびます。学校では午前に地元の子ども、午後に難民の子どもというふうに、シフトを組んで授業をしなければならないでしょう。
そうすると、もっと多くの教室や教員が必要になり、給料も余計に払わなくてはならない。地元の人たちと、新たに来た難民との間で、緊張が高まることもあります。負担はあらゆる面で深刻です。

——なぜ新たな融資枠が必要だったのですか
レバノンとヨルダンは、きわめて寛容に難民に国境を開き、そしてきわめて大きな影響を受けました。だが、この両国は「中所得国」なので、貧困国を対象にした低金利の融資を受けることができませんでした。
グラント(贈与)の資金で支援できれば良いのですが、支援する国の財政状況も厳しい。このため、「世界銀行が中所得国が難民危機に対応するのに必要な融資を、低い金利で受けられる仕組みができないか」との要望が国際社会から上がりました。

融資枠は2016年7月に多くの国や欧州連合(EU)の支援を受けて立ち上がり、難民の受け入れで最も大きな負担を抱えていた両国への支援が決まりました。当時、日本はちょうどG7の議長国でしたが、たいへん強いリーダーシップを発揮し、我々は感謝しています。

——支援は具体的にどのようなものなのでしょうか
このたびの難民危機は第2次大戦以来、最大のものですが、それに対する対応の多くは、数千万ドル規模の小さなプロジェクトにとどまりました。新たな融資枠は、支援国からのグラント(贈与)1ドルにつき4ドルの(条件を緩和した)譲許的融資をするというものです。我々はこの1年間だけで、レバノンとヨルダンに計10億ドルを提供することができました。

今回の支援は、難民のためだけでなく、受け入れる側の社会のためでもあるのです。水道や交通の改善は、結果的に難民だけでなく地元住民の利益にもなります。人道問題と開発問題を同時に考えるところが、この支援の画期的なところです。

レバノンとヨルダンは、大きな負担にもかかわらず、難民に国を開いたヒーローです。国際社会すべてに大きな貢献をしています。だからこそ、この両国も得るものがないといけません。この両国が抱えている負担について、国際社会が知ることが重要なのです>(以上)

要は「難民を受け入れた国は世界銀行(=加盟国189ヶ国)から多額の補助金を得られる」ということだ。これという産業がない国にとって「難民受け入れビジネス」は魅力的なよう。日本政府も世界銀行のプロジェクトに4000億円(3年分)を拠出している。

<国際開発協会(IDA)は、世界銀行グループの中で、先進国を中心とした加盟国からの出資金等を原資として、所得水準の特に低い開発途上国に対して、超長期低利の融資や贈与等を行う機関です。IDAは、特定の地域・分野に限られず、各地域の低所得国の多様な開発課題に統合的に対応しています。

IDAは通常3年に1度、必要資金の補充のため増資を実施しており、日本も毎回主要出資国として貢献しています。今回の第20次増資(IDA20)で、日本は、拠出額を6.9%増加させ、過去最大の貢献である3,767億円(約34億ドルに相当)を拠出し、13.8%の貢献シェアを維持することとしました>(財務省)

日本に限らず政治家、官僚、リベラル≒アカはバラマキ福祉が大好きだが、福祉を受ける側は感謝なんてしないどころか「当たり前だ、もっと寄越せ!」となるのが普通だ。

イスラム教徒は「金持ちは喜捨して当たり前」だから貧者は感謝しないし、建前上は努力しないでも食える社会。出世意欲、上昇志向が薄いようで、食えなくなると「難民」と称してまずは欧州を目指す。そこから先の地は上記のように色々だが、「迫害のない幸せな暮らし」かどうかは分からない。

今、フランスではアフリカ系移民出身の10代の若者が暴れまくっているという。1977年頃にパリに行ったらガイドが「黒人、特にスニーカーを履いた黒人はカッパライが多いから気をつけて」と注意喚起していた。総じてイスラム系の移民は民度が低いのではないか。フランス人の唱える「自由」は「私は私、あなたはあなた、好きなように生きる」ことらしい。

パリは中世の昔から臭くて汚くてペストなど伝染病が多い都市として有名だった。ついこの間も畜産農家が糞尿を撒き、清掃業者が長期ストをやっていた。国柄や民族性はあまり変わらないから「不満はデモや暴動で晴らす」のがフランス流の「自由」なのだろう。

努力しないで面白可笑しく暮らしたい・・・フランスの刑務所はそんなイスラム教徒で溢れている。人道的対処とか労働力確保のためとかで安易に国境を緩めると、二度と修復できないほどに国柄が棄損される。日本を守り抜かなければならない。

*読者諸兄の皆さま、御意見を! ishiifam@minos.ocn.ne.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
https://note.com/gifted_hawk281/n/n9b3c7f4231f9
https://www.facebook.com/shuichi.ishii.14
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」