日本は前半5分に挙げた高原直泰のゴールと後半6分に柳沢が倒されて得たPKを中村俊輔決めて2-0としたが、後半22分にCKからのこぼれ球を、後半終了間際には中田浩二のパスミスから失点し、2-2の引き分けに終わった
序盤、日本の攻撃は中盤の松井、中村、中田英が流動的にポジションチェンジを繰り返し相手DFを撹乱、さらには駒野のオーバーラップなどでいい攻撃ができていた。14分には中村が遠目からゴールを狙うなどの積極さが見られた。しかし相手が引くとペナルティエリア付近で攻撃スピードが落ち、シュートまでいけない場面が目立った。
守備面では相手のカウンターをゴール前まで簡単に持っていかれるが、駒野の落ち着いたディフェンスでそれを防ぐなどまぁまぁ落ち着いていた。しかしディフェンスラインでのパス回しでは危ないシーンもあった。 不満 ( ̄ε ̄)ぶぅ
後半、点差を2点に広げてから相手が中盤を省略したロングボールを放り込んでくる。さらに中盤の選手も足が止まりボールが落ち着かなくなり相手ペースに。選手交代で19分に柳沢→大久保、30分に中村→坪井、松井→三都主に替え、フォーメーションも3-5-2に変更、さらに40分には中田英→本山、高原→鈴木に替える。しかし効果的な攻撃は出来ず、終了間際に中田浩がパスミスで失点。そのまま試合終了。
この試合もパスミスから失点するなど、日本の選手は1つのパスに対する意識や精度が低く、特に自陣でのパス精度を欠いていた。また疲れが見え始めると攻撃が単調になっていたので次のウクライナ戦でそこをどう修正してくるのか注目したい!そして、松井と駒野はいい活躍を見せていたので、この2人にも期待。(*^∇^*)