浜田祐一『救命センター当直日誌』集英社文庫、2004.
医療の建前と現実を巡る緊迫のドキュメント。
救命救急センターの現場では、救命だけが仕事ではない。助からない患者をいかに安らかに往生させるか、それも医者の役割――。生命の尊厳を巡る緊迫のヒューマンドキュメント。解説・辰濃和男(出版社HPより)
この浜田さんのシリーズ本も3冊目臨場感に磨きがかかって、読んでいるほうにも充分緊迫感が伝わってくる、、、
むしろ、臨場感ありすぎで運ばれてくる患者の容態を想像しすぎてしまうので、本を読んでいて「おぉぉ、、、」と思ってしまう場面もあるけど、だからこそ伝わってくる現場の緊迫感がホント凄まじい
そして、そのなかで、葛藤がありながらも命と真っ直ぐ向き合う著者の姿勢に感銘を受けるね