優勝争いをする上で、この試合を落とせないホームの仙台とJ1残留のためには負けられないG大阪。
どちらも負けられない戦いで勝利したのはホームの仙台。やっぱり、残留争いをしているチームより、優勝争いをしているチームの方が強いよね。チームとしても気持ちの上でも。
前半、序盤は両チームとも様子見といったところで拮抗した状態が続く。しかし、徐々にホームの仙台がキッチリとした守備からリズムを掴み、G大阪陣内へ侵入していく回数が増加。藤ヶ谷のセーブなどにも阻まれ得点はできないが、明らかに仙台ペース。G大阪は、仙台の守備ブロックの前にシュートまで持ち込めず、、、前半はシュート1本だったね
後半も守備からリズムを作る仙台がペースを握る。が、両チームシュートまで持っていけない時間帯が長くなる。そんななか、後半30分過ぎ、G大阪のミスから仙台、リャン・ヨンギが先制ゴール。まさに、優勝を渇望する気持ちがゴールを生んだといえるね。逆に、G大阪はこういった集中力の欠如、ミスによる失点の多さゆえに下から2番目の順位なんだろうね。
さらに、その6分後、リャン・ヨンギのボールキープから左SBパク・チュソンのクロスを途中出場の中原がダイビングヘッドで追加点。
G大阪は試合終了間際に1点を返すも時すでに遅しだね。というか今季は、そんな得点が多いような、、、
試合を通して際立ったのは、やはり仙台の安定感。
ここ3試合は6失点と失点が目立っていたものの、今季の失点の少なさはリーグ2位。守備からリズムをつくるチームだけあって、キッチリとした守備ブロックからの攻撃が魅力だね。この試合ではボールを奪ってからの攻撃もシュートに結びつかない場面があったけど、そんななかでもリスクを回避しつつ得点の機会を窺うしたたかさが垣間見えたねまさに、大人のサッカーと言えるよね。
これで仙台は勝ち点を縮めて勝ち点差3で広島を追う形。G大阪は1つ順位を下げて、15位の大宮に勝ち点差を3に広げられる。
優勝争いはおそらく広島と仙台。降格決定の札幌に負けてる浦和には可能性が少ないでしょう
残留争いは、G大阪、新潟、大宮、神戸のうち2チームだろうなぁ。関西圏2チームが残留争いとは悲しい限りだけどね、、、