杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ゲーム・オブ。スローンズ 第五章 竜との舞踏 第5話~第8話

2016年05月25日 | ドラマ
第5話「“壁”の決断」
デナーリスはグレイ・ワームとバリスタン・セルミーの死傷の責任を負わせるべく、ヒズダール・ゾ・ロラクら親方たちを、2頭のドラゴンが幽閉されている地下牢に連行する。“壁”では、ジョンがホワイトウォーカーを迎え撃つため、野人のトアマンドに援軍を要請する。一方、ウィンターフェルでは、サンサがボルトン家の犬舎につながれたシオンに遭遇。船でミーリーンに向かっていたティリオンは、石化人に襲われる。

今回は女性登場人物にスポットを当てているのかな~と思わせる構成でした。
デナーリスがヒズダールとの結婚を決めるまでにある葛藤がさっくり削られているため、唐突な印象を受けました。
ミッサンディとグレイ・ワームの関係は進展したね
ジョンはメイスターの助言を得て野人を壁の内側に迎える決意を固めます。スタニスは北部への進軍を開始し、ようやく動きがスタニスが娘への愛情を語るシーンが一番ほっこりしました
ラムジーの愛人・ミランダの嫌がらせに毅然とした態度で応えるサンサですが、弟たちを殺した(と思い込んでいる)シオンとの再会や、母と兄を殺されたボルトンの息子との結婚など、茨の道過ぎる~~
石化人に襲われたティリオンたち。時の経過がわかりにくいのですが、そんなに早く発病するものなの?(スタニスの娘が玩具に触れて感染するくらいだから、かなりの感染力ってことなのかな


第6話「父の仇」
流れ着いた島で奴隷商人に殺されそうになったティリオンは、ジョラーを百戦練磨の戦士だと誇張し、一緒にミーリーンの闘技場に連れて行くよう奴隷商人を説得。ウォーター・ガーデンズに辿り着いたジェイミーとブロンは、父オベリンの仇討ちを誓うサンド・スネークに襲われる。一方、ウィンターフェルではラムジーとサンサの婚礼がとり行われていた…。

第5話では登場シーンがなかったアリアが冒頭から登場。白と黒の家での修行内容については、アリア同様???なことばかり
「誰でもない者」になりたいというアリアだけれど、心中には復讐しかないのに矛盾しているんですが・・・彼女が必要としているのは人を殺せる技術だけなのでは?
相変わらず口八丁のティリオンは絶体絶命の窮地にあってもその鮮やかな弁舌と機転で切り抜けます。
王都ではハイ・セプターの権力がますます増大。マージェリー&タイレル家憎しのあまり先が読めないサーセイは自らの首を絞めていることに気付きもせず、今は勝利の美酒に酔っているところ
敵地へ送り込まれたミアセラを奪回しようとパパ・ジェイミーは必死ですが、彼女にとっては大きなお世話そこにラニスター憎しのサンド・スネークが襲いかかり乱闘になりますが、彼女たちの思惑はプリンス・ドーランに初めから見通されていて、ついでにジェイミーたちもとっ捕まってしまいました。この先どうなる?
サンサの婚姻も成され、早速彼女にとって辛い夜が訪れます。ラムジーよりティリオンの方がよほど紳士なのにねぇ


第7話「贈り物」
奴隷として買われ闘技会に出ることになったジョラーは、闘技場にデナーリスが来ていることに気づき、他の闘士たちを圧倒。謀反者との再会に気分を害したデナーリスの前に、“贈り物”としてティリオンが差し出される。リトルフィンガーは、ともにジョフリーを殺害した盟友オレナへの“贈り物”として、かつてサーセイと関係を持ったランセルをハイ・スパローの元へ送り、秘密を暴露する用意があることを告げる。

トリスタンと婚約し幸せなミアセラはジェイミーの申し出を拒絶、牢に放り込まれたブロンはサンド・スネークのからかいの対象になりますが一命はとりとめます。(まったく男ってヤツはどんな状況でも若い美人に弱いよね)
ティリオンは奴隷市でもその舌を最大限に活かしてジョラーにくっついていることに成功。デナーリスの前でさてさて何を語るか
サンサは傷つけられ、シオンに助けを求めますが・・・強くなったようでもやはり元はか弱い女性。そもそもラムジーの本性を見抜けなかったあたりまだまだ甘い
リトルフィンガーの密告によりサーセイ大ピンチ。人を呪わば穴二つ!その前に気付けよ!って話しですが。


第8話「堅牢な家(ハードホーム)」
ジョラーとティリオンは、ミーリーンの大ピラミッドでデナーリスに謁見する。サンサがウィンターフェルから逃げたがっていることをラムジーに密告したシオンは、サンサに責められるなかでブランとリコンを殺していないと告白する。一方、“堅牢な家”に到着したジョンとトアマンドは野人たちを集め、ホワイト・ウォーカーが襲ってくる前に“壁”の南に避難するよう伝えるが…。

ティリオンはデナーリスの相談役となり、ジョラーの命も追放という形で救ったけれど、ジョラーは再び女王の前に出るために闘技会に出る様子。命の終わりを自覚したことを踏まえても、ここまでくると純愛を通り越した感があるけれど
サーセイは投獄され罪の告白を迫られますが、プライド高い彼女は頑として応じません。自らの地位がまだ確固たるものと信じるからこその虚栄ですが、いつまでもつことやら・・・。タカビー女のみじめな姿はなかなかに哀れです。
サンサは弟たちがシオンに殺されてはいないと知り、希望を感じます。シオンの中にも兄弟同然に育ったサンサへの家族愛のようなものが残っているようです。
アリアは自分のなすべきことの一端にようやく辿り着きます。それが私利私欲を捨てた行為と知るのはまだ先のことになるのかな。
ジョンたちは一部だけでも野人たちを説得できましたが、船で出発の準備中にホワイト・ウォーカーたちに襲われます。彼らも烏合の衆ではなく、馬に乗った騎手(貴族階級?)に統率されていたのね倒しても倒しても尽きぬ上、殺された仲間もホワイト・ウォーカーになるのだからたまらないその前にドラゴングラスを使って戦えよ!なんですが・・・気付くの遅すぎ!

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