杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲

2019年05月05日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2018年11月9日公開 イギリス 89分

 サイバー攻撃によって、イギリスの秘密情報部MI7の現役スパイ全員の情報が漏洩してしまい、隠居していたジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)が最後の頼みの綱として何故か呼び出される。早速、裏で操る犯人を見つける為に任務を開始するが、限られたスキルしか持っていない彼にとって、最先端のデジタル技術の方が脅威だった・・・果たして、イングリッシュは世界を救う事が出来るのか?今、ヨーロッパを股に掛けたアナログの逆襲が始まる!(公式HPより)


「Mr.ビーン」で知られるローワン・アトキンソン主演のスパイアクションコメディで、「ジョニー・イングリッシュ」の7年ぶりとなるシリーズ第3作です。

設定自体がありえね~~なので突っ込みは止めて単純に彼の突拍子もない行動を楽しむのが一番

第一線で活躍している優秀なスパイたちが使えなくなったため、隠居状態だったジョニーが呼び出されます。ジョニーは地理の教師になっているのですが、地理よりスパイ教育に熱心なようで、もちろん生徒の受けも抜群。そんな彼が元相棒のボフ(ベン・ミラー)と本部へ向かうと、他にも引退した3人のエージェント(マイケル・ガンボン、チャールズ・ダンス、エドワード・フォックス)が集められていました。当然彼らの方が優秀なのだけど、例によってジョニーの天然が炸裂しあっけなく退場。白羽の矢はジョニーにというお馴染みの展開です。それにしても豪華なメンバーがあっというまに消えてしまったぞ

アナログ人間故の強みが今回は遺憾なく発揮されます。スマホを筆頭に最先端テクノロジーについていけないジョニーは、アナログ装備の数々を調達します。懐かしの

“ボンドカー”アストンマーティンに乗り込んで向かった先はフランスのレストラン。ここでも火事騒ぎを起こしながらも、今回のサイバー攻撃元がジェイソン・ヴォルタ(ジェイク・レイシー)所有すの船ドット・カーム号であることを突き止めます。船に潜入するときもアナログスパイ装備が大活躍 船内で謎の美女オフィーリア(オルガ・キュリレンコ)と出会いますが、彼女の正体はロシアのスパイです。本国の指令を受けてジョニーを殺そうとしますが、当然失敗しちゃうんですね。

本部に戻りヴォルタが黒幕と報告しますが信じてもらえず、イケメンのヴォルタに夢中な首相(エマ・トンプソン)は国際会議にヴォルタを招待して各国首相に引き合わせようとして、ジョニーを任務から外す始末。

ボフの妻がイギリス海軍の旧式潜水艦艦長であるコネを使い、海から国際会議会場のスコットランドの古城に忍び込んだジョニーは、ヴォルタを暗殺しようとして逆に窮地に陥っていたオフェーリアを救います。翌日、国際会議の場で正体を現したヴォルタとのデジタルVSアナログの戦いを制したのは、やはりジョニーでしたとさ

偶然もここまで重なれば必然になります 

無事ミッション成功し、学校に戻った彼を生徒たちが喜んで迎えます。彼にとってはこちらの方が(世の中のためにも)天職にみえますね


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