田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

正直な声

2011年03月24日 | 日記
録音した自分の声を聞くと、なんともひどい声に思えてガッカリ。

なんてことはよくあることで、そのメカニズムは今更ここで説明する必要もないと思うのですが、物理的な原因云々じゃなくて精神的に作用するネガティブな思いってやつが、一番強敵だったりしますね。

タスカムのレコーダーで録った自分の声・歌・演奏。
どれをとっても『出来が悪すぎる。』とゆうのが、僕の本音。
『これじゃ人に聞いてもらえるレベルじゃない、全然駄目だ。』と。

でも先月の後半頃だったか、タスカムを内ポケットに入れてイヤホンを耳に街中で自分の声を聞いてみたら、何となく聞ける声の様な気もしてきたり・・・う~ん、迷う。
環境を変えて、なるべく客観的に自分を見極め様としたのですが、それでも自己診断は難しい。

だったら人に聞いて貰えばいいじゃないか。

しかし、正直な話、怖い。僕は歌が怖い。本当に。
怖いと同時にある予測もしてしまう。多分、皆(友人・知人)は「良いですね♪」と言ってくれるに違いないと。
うん、きっと皆は誉めてくれるだろう。嘘じゃなくてちゃんと正直に感想を言ってくれて、概ね好感を示してくれるに違いない。と正直思うのである。
それでも『でもな・・自信がない。歌が怖い。』とゆう心の声が自分の内側で止まらない。

いつまでも一人でくよくよと煮詰まらないのである。

その時(街中で自分の声を聞いていた時)携帯電話がブルった。ONEWAYの阿形ゆうべだった。

「プリーズのライブを企画してるんですけど、悟さんも出て貰えないでしょうか?」

来た。


つづく
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正直な話

2011年03月24日 | 日記
今日は出来るだけ正直に。
と言っても、普段嘘ばかり書いてる訳じゃありませんよ。

まずは下の写真。



ジャジャ~ン。タスカムのレコーダーです。
小さくて、軽量で、スマートなデザインのICレコーダーが全盛のこの時代に、このドカンとした佇まい。何となく昭和50年代の少年達が好みそうな『メカ』的デザイン。

このレコーダーで何をしていたかと申しますと・・・
先月頃から歌を録音してました。はい弾き語りで。

僕の住んでいる所はですね、壁一枚挟んでお隣さんがいらっしゃるので、部屋の中でそうやすやすと声を出せません。
とりあえず・・・と思って、ギターをちょろ~ん、声をぽそっとやってみたのですが、
これがなんとも綺麗に録れててビックリ。クリアでビックリや。

芝居やってるもんですから、と言うか、僕個人の性格でもあるのですが『大きな声』ってものに執着してまして。(野球部的な、声出せよ、声!気合入れろや、気合!みたいな。)

なので、「小さい声で歌っててもあかんわい!」と、昭和のおやじ的精神論が炸裂しちゃって何ともフラストレーション。
でも物理的に仕方ない。「ご近所様に迷惑掛けたらあきませんし。」とこれまた庶民的精神論がブレーキ。

でもでも、

やりだしたら、あっと言う間に十数曲録音していたのでした。


つづく
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