田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

明日に向かって

2011年03月25日 | 日記
いよいよ明日はライブ。

火曜と今日2時間ずつ稽古場を借りて練習しました。
大きな声をたっぷり出してね(^-^)とっても良い感じです。

今は場所を移動して、ライブ会場となるスペースRにいます。
とっても素敵な空間ですよ。

今回は色々とあって、告知がちゃんと出来ずにすみませんでしたm(__)m

明日、もしご都合宜しければお越し下さいませ。


『はじめてのプリーズは田中悟とご一緒』
◆日時◆ 3月26日(土) 18:30~20:00頃
◆場所◆ Stage R ※SPACE R店内地下(JR芦屋南出口から徒歩5分、阪神芦屋東改札口から徒歩8分。)
◆料金◆ ¥500~(東北関東大震災義援金になります) & 出演者への投げ銭自由
◆出演◆ 田中悟 / プリーズ
◆飲食◆ 1Fカフェで注文したもののみ持込OK!
◆SPACE R住所◆ 〒659-0067 芦屋市茶屋之町1-12 TEL:0797-32-5226

コメント (2)
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正直な嬉しさ

2011年03月25日 | 日記
『音楽で夢と希望を。』

こんな時期だから、いつもより多く耳にする言葉だ。素晴らしい。
実際に歌うことで多くの人に夢や希望や勇気を与えることの出来るアーティストは沢山いる。
だけど・・・正直、僕個人としては、おこがましさを感じてしまう。

僕は芸能人って訳じゃないけど、芝居や音楽を作ったり発表したりしている訳で、
それらは全て自分の夢からスタートしたものだ。

誰かに必要とされて芝居や音楽を始めた訳でなく、ただただ自分の衝動に従って創作活動をし、舞台に立っている。
いつだって自分の夢を実現させたくて、そればかりを優先してきた人生だ。
だからと言うか・・「人に夢を与える」なんて、おこがましくて口に出せないとゆうのが、いつだって正直な気持ちだったりする。


でも、


10年、20年続けていると人生には小さな心の変化が訪れる。
ここ数年、漸くお客様の喜びや笑顔、時には期待感とゆうものも肌で感じられる様になってきた。
「自分が演じることで、お客さんに喜んで貰える!」
これほど嬉しいことはない訳で、何をするにしても、どうすればお客さんに喜んで貰えるかな?と、そんなことばかりを考えている自分がいる。
そしてそんな時が、とても幸せだったりする。
この小さな変化は、とても大きい。

『目の前のお客様に愉しいひとときを。』

何も上手に出来ないけど、明日は会場でお会いする皆さんと思いっきり温かい時間を過ごそう。


いつもどうり。これからも。
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正直なところ

2011年03月25日 | 日記
歌うことに対して心がぶれたまま、ライブが近づいて来たある日のこと。
某スタジオでリハーサル中のプリーズを訪問。
一応、顔合わせみたいな意味もあったけど、
何と言うか僕としては落ち込み気味の自分の心に発破を掛けたくての訪問だった。

ちょこっとリハーサルを兼ねて僕も数曲やってみたんだけど・・・う~ん、声が出ない。
ボソボソと歌う癖がついたのか、声が小さい小さい。
それでもメンバーは静かに聴いてくれて、「良いですね♪」と感想を言ってくれる。
それなのに僕はまだ素直に喜べない。

前にも書きましたが、声が出ないって状態がほんと嫌なのです。
じゃあ出せよって単純なことなのですが、メンタルもフィジカルも低調ゆえ、いまひとつパっとしない。デリケートか?面倒くさい奴だと自分で思う。

「やっぱり声出しとかんとあかんな。芝居の稽古がしたい、あ~腹の底から声を出したい。」
なんて思っていたら、携帯電話がブルっと鳴った。

夏に一本、舞台のオファーだった。

来た。



それから数日後。先日行われたエノモトのライブに行く。
単純に彼らのライブが観たくて行ったのだが、何と言うか、これまた僕としては自分に発破を掛けたくての訪問だった。

で、その日のこと。
ライブ会場に向かう道で、またもや携帯電話がブルっと鳴った。
別の出演オファーだった。しかも・・・

「弾き語りしてくれませんか?」

来た、来た、来た。


何も言ってなのに、あっちこっちから助け舟が到着する。

もっと喜ぼう、笑顔で歌おう・・・と、正直なところ、そう思えてきました。
僕は最高についてます。皆さんのお陰ですm(_ _)m

感謝。


つづく
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正直な心

2011年03月25日 | 日記


(写真は去年の9月のライブ。)

ちょっと話を巻き戻します。
去年の夏、物凄く暑かった夏。突然、新しい曲が閃いて、ギターを持って粛々と作曲。
「久しぶりに曲書いたな・・う~ん、ライブがしたい。でもな、歌うの怖いな。」
と、この時も相変わらず一人でグズグズ。

そしたら携帯電話がブルっと鳴った。ころがる石の森下君からだった。
「ライブするんですけど、悟さん、出ます?」

来た。

人生って何気なく渡りに船と言うか、助け舟みたいなものが何故か都合よく目の前にやって来るもんだ。それも思わぬタイミングで。(思ったとおりのタイミングと言うべきか?)


あれから約半年が過ぎ、今回もまた絶妙なタイミングで阿形ゆうべから助け舟が来た。
こんな時は素直に喜んで、感謝するのが筋ってもんだが、音楽弱者の臆病な虫が心の中でシャウトする。『無理だ~!!!!』と。

でも引き受けてしまう。

正直に心の奥底では『よっしゃ、よっしゃ!』と思ってはいるはずなのだが、頭の中の理性が反対意見を述べてくる。急ブレーキとエンストを繰り返す。

何をそんなに怖がっているのだろう?
歌うのが怖いのである。単純にそれだけ。

「ありがとうね♪」と気持ち良く言えばいいのに、「でもな・・」「やっぱりな・・」と誘ってくれた阿形に愚痴をこぼす。


甘えているんだ。それが正直な、か弱き自分の心だったりする。


つづく
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