田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

野球中年の見る夢

2017年10月10日 | 日記
先日、面白い夢を見ました。
なんと僕がプロ野球の球団にスカウトされて、
入団テストを受けに行くのです。
中年のおっさんがプロ野球選手に…なんてのん気な夢でしょう(^-^;

のん気な夢だけあって細部がおかしんです。
ピッチャートとして入団テストを受けるのですが、
連れて行かれたブルペン(投球練習上)が、
なぜかどこかの駅のホーム。
ホームの階段の上から下の階めがけてボールの投げるんですが、
階段の踊り場にはちゃんとキャッチャーがいて、
駅のベンチには背広を着た球団関係者が座っている。

「めっちゃ久々にボール投げるけど大丈夫やろか?」

と思いつつ「やるぞ!」と気合を入れて投げてみると、
ボールが紙飛行機のようにフワっと風に乗ってどこかに飛んでいくではないですか。
呆れる球団関係者。

その時、
隣で投げていた超大柄なピッチャーが僕にアドバイスをくれたのです。
アドバイスというかダメ出しでしたけど。

そのピッチャー曰く、

「まずマウンドに向かって歩いている時点で爪先と足首と膝の関節の向きがバラバラで駄目です。
マウンドに上がってからは肩甲骨と肋骨が変な位置にずれてしまってます。
そんな状態で投げてもダメです。そうなる原因は…」

原因は?

「あなたのやる気のせいです」

やる気のせい?

「やるぞ!と思った瞬間に力が入って身体がピッチングにふさわしくない状態になっているんです。
やるぞ!と思えば思うほど悪い結果が出るだけですよ。やる気の種類に問題があるんです」

やる気の種類?

「ピッチングにふさわしい身体を作ること、身体の状態を整えることに徹するんです。
そのことに全てのやる気を集中させるべきです。」


なるほど。
なんとなく合点がいき、
身体の状態に集中して、ゆっくりと投球動作に入ったところで…
目がさめました。


良い夢見たなーと思います(^-^)

ちなみに僕にアドバイスをくれたピッチャーは、
ダルビッシュをさらに一回り大きくして、
ちょっと老けさせたような風格のある人物でした。
僕はまるで少年野球をしている子供のよう。
野球中年とは永遠の野球少年なのかも知れませんね。

コメント
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