田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

流れ星

2018年08月22日 | 日記
「毎月1曲の新曲を…」
そう思って取り組んでいる『第三木曜部』。
個人的な挑戦なのですが、
今月もお陰様で新曲を発表することが出来ました。

【セットリスト】
ラブ
ふたりだけの夜だから
流れ星
色褪せる街

3曲目の「流れ星」が今回の新曲です。
この唄は僕としては初めてとなる女性目線の歌です。
「僕と君」でもなく、
「俺とお前」でもなく、
「私とあなた」。

いつも何も考えず頭を空っぽにして歌いながら曲を作るのですが、
今回は作っている途中で、
「あれ?この歌の主人公、女性かも?」って思ったんです。
そしてそのまま女性の歌になりました。

たぶん…

同窓会の影響だと思います(笑)
2次会がカラオケボックスではなくスナックだったので、
気持ちがノスタルジックに染まりきって、
なんとなく演歌っぽい曲調の歌になりました。
演歌というにはほど遠いのですが、
ぼくの根底に昭和歌謡に対する憧れがあるので、
個人的には満足しています。
自己満足?
自己満足だけに終らぬよう、しっかり歌い込んでいきたいです。






流れ星

どうしようもないことに
捉われたまま咽び泣き
あなたのこと思ってみたけど
何もない 何もない 何もない

行く先々で聞こえてくる
流行の唄になぐさめを
求めながら生きてると
風が心に絡まる

あらがうことも出来ないまま
日々は過ぎていくのに
夜はまるでシネマみたいに
思い出させる幸せだったあの日々

くだらないことばかりに
振り回されて泣き疲れ
あなたの声聞きたいけれど
何もなくて涙だけ滲んだ

もしもあなたが躓いたら
誰の胸にすがるのでしょう
私は遠いこの街角で
雨の音だけ聞いてる

星はいつも知らない顔
月は雲に隠れる
明かりが灯る窓に浮かんだ
あなたの影を追いかけこぼれる涙

どうしようもないことに
捉われたまま咽び泣き
あなたのこと思ってみたけど
何もない 何もない 何もない

くだらないことばかりに
振り回されて泣き疲れ
あなたの声聞きたいけれど
流れ星と涙だけしかない

コメント
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