田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

最近作った歌

2021年04月14日 | 日記
精神年齢って何だろうかと、ふと考えた。

僕の精神年齢は…6才ぐらい。
なんかそんな気がする。
何年か前までは3才ぐらいだった気がする。
少しだけ成長して今は6才ぐらい。

6才といえば小学校1年生ぐらいだろか。
うん、それぐらいな気がする。
今の自分が小学校1年生だったらちょうど良い感じじゃないだろかと思う。
だけど子供に戻りたいわけじゃない。
絶対に戻りたくない。
何かの拍子でもしも子供に戻ったら…なんて考えるとぞっとする。
ファンタジックすぎて現実には有り得ない話しだけど。





今日の記事のタイトルは「最近作った歌」。
最近作ってここのところ頻繁に歌っているのが、
「キスがしたい」と「ためらいの午前二時」。
今までの自分の作風に少し変化が出てきたような気がする。
で、自分で歌っていて、
なんだか背伸びしているような大人ぶってるような気がする。
そもそも、もう若くないのに不思議な感覚です。

なんでこんな感覚になるんだろうか?
精神年齢が低いから?

子供の頃からこういう感じの歌が好きで、
今になって漸くちょっとだけ歌えるようになったからかも知れない。
自分にとって「大人な歌」ってことなのかも。

4/3ロージーABENOのライブより,
「キスがしたい」と「ためらいの午前二時」です。
どうぞお聴き下さいませ。






キスがしたい

下手な散文詩みたいな
言い訳を
垂れ流す真夜中に
乾杯なんて笑う

夜は暗い河のように
淀んでる
あなたの静脈に
キスがしたい

昼間買った菓子パンを
齧ってる
乾ききったチーズの
匂いがなお悲し

指に纏う苦い味を
持て余す
あなたの動脈に
キスがしたい

少し怯えた目をしてる
牙をむき
月に吠えてるふりの
シルエット

恋は赤いゼリーみたい
甘すぎて
あなたの檸檬に
キスがしたい

下手な散文詩みたいな
ララバイ
こぼれてる唇に
キスをした




ためらいの午前ニ時

いつまでもそばに
いられないと知ってる
癪に障るから時計を裏返す

夜の帳が斜めに
傾く程度飲んで
あなたを呼びたいけれど
ためらいの午前ニ時

どうぜたぶん夢の中だけ
優しさ振り撒くんだろ
愛も嘘も今宵の月も
全部都合のいいホログラム

ほんとは何もない

祭りのあとの
寂しさを知ってる
斜に構えるほどもう若くないってこと

積もる話はないけど
募る想いがあって
あなたを捕まえたいけど
ためらいの午前ニ時

恋はつまりスクリーンのない
映画みたいなものだね
台詞ひとつ貰えもせずに
誰も主人公になれない

ポップコーンばら撒いた夜に
黒ネコがそっぽ向く
エンドロールに二人の名前が刻まれた

どうせなら優しいバラード
歌ってよ闇ガラス
朝が来る前にわたしを
どこかへ連れてって

一人芝居に飽きて
時計の針と遊ぶ
泣き虫な午前四時

時間よ止まれ






【5月スケジュール】
NoGenreNoCharge @BEA'S CAFE
【日時】5/15(土)17時オープン17時半スタート
【料金】1000円(2ドリンク制) 任意投げ銭
【場所】BEA'S CAFE
【出演】西川哲矢 ヨギサネキ 田中悟
ロージー心斎橋NEO
【日程】5/16(日)19時半オープン20時スタート 
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】ロージー心斎橋NEO 地図
【出演】田中悟 Uma 他
ロージーABENO
【日時】5/23(日)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】ロージーABENO
【出演】 REIMEI WHO? 田中悟 ハルキゲニア LITTLE VIVID
瓢箪山MK2
【日時】5/28(水)16時オープン19時半スタート
【料金】800円 + 1ドリンク (500円〜)
【場所】瓢箪山MK2
【出演】左京めぐみ キムラ亮 CA$ 田中悟
コメント
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