黄昏ってやつは

最近、黄昏を見ても切ない気分にならなくなった。
いつ頃からだろうか？
もう随分と長い年月をそんな感じで生きている気がする。

で、「切なさ」って何だろうって考えた。

「切なさ」と「懐かしさ」って似てる気がする。
例えばもうあの頃には戻れないっていう懐かしさってのがあるとすると、
その「戻れない」っていう懐かしさが「切なさ」の正体じゃないだろうかって思った。
つまり「懐かしさの欠乏」みたいなものが今の自分にあるってこと。






なんで懐かしさが欠乏しているのか？
それはつまり未来を見なくなったからじゃないからだろうか。
今という時間を過去の反芻に費やしているこの頃、
すっかり未来に夢や希望を描かなくなった自分がいる。
そうなると過去は過去でなくなり、
過去が「今」になってしまう。
今、この瞬間、過去に生きている訳だ。
そりゃ懐かしさも欠乏する訳だ、
そりゃ黄昏を見ても切なくならない訳だ。







ロスタイム？
これはロスタイムなんだろうか。

個人差はあれど人間はある時期から未来を見ることが出来なくなる。
だけど、
人間、未来を見ていればふとした時に過去を懐かしむ事だって出来るはず。
ふとした時に黄昏を見つめて切ない気分にもなれるはず。


どうでもいいことなんだけど。


要するに、そんな歌を歌いたいってことなんだけど。





【7月スケジュール】
ロージー心斎橋NEO
【日程】7/16(金)18時オープン18時半スタート　
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】ロージー心斎橋NEO　地図
【出演】ヒロワッツ 田中悟 まる
BEA'S CAFE Presents 吟遊詩人の夜
【日時】7/24(土)17時オープン17時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク付)
【場所】BEA'S CAFE
【出演】田中悟
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