田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

3/11 ピースミュージック

2022年03月20日 | 日記
3/11はピースミュージックに参加しました。
ロージー心斎橋NEOで月例で行われている新曲発表会です。
今年はこれで1月、2月、3月と順調に参加させて頂いております。




新曲を作ると当然日々の練習も新曲の練習がメインとなり、
そうなると他の曲の練習頻度が下がってある意味自分としてはピンチに陥ったりもするのですが、
それでもやっぱり作りたいという気持ちが勝ってしまいます。
実際最近のライブでは半分ぐらいが新曲でただでさえ不安定な演奏が更に不安定になってしまうのですが、それもまた乗り越える壁だと思って取り組んでいます。
何より「作りたい」という気持ちを抑える理由はありませんしね。自分の衝動に素直に動いていきたいです。

曲に関して色々と感想を頂くと、ふと自分の深層心理について考えてしまったりもします。
僕の歌は自分の思いを表現するというよりも完全にフィクションを作って歌っていますので直接的なメッセージはあまりないように思います。
でも、そんなスタイルであるが故に余計に深層心理が歌詞なんかに込められているのかも知れません。
ほぼ何も考えないで作るので実際のところ自分でも分かってなかったりします。
ただ今回の「春先雪」は文字通り春先に降る雪がモチーフになっているのですが、この「桜に降る雪」に関しては実際のエピソードあります。
また機会があればブログにて書きたいと思います。

下の動画はロージーのヒロワマスターがYouTubeにアップしてくださったものです。
初披露でまだまだ拙い歌と演奏ですが、よろしければお聞きくださいませ。





春先雪

夜になったなら逢いましょう
なんて約束をする訳もなく
何か話でもしたいねと
言ってみたけれど何もない

夜化粧そっと色添えながら
冷たい体寄せあう

淋しさの言い訳なんて
口惜しいことばかり
気がつけば弥生も終わり
春先雪を見ていた

うまいお酒でも飲みましょう
なんて口説くのも飽きたでしょう
何か欲しい物訊かれても
これと言う物は何もない

口癖を耳に遊ばせながら
寝落ちするのがいいね

優しさにつけこみながら
意地悪したくなる
折々にうつろう季節
桜に雪が舞った

淋しさの言い訳なんて
口惜しいことばかり
気がつけば弥生も終わり
春先雪を見ていた

桜に雪舞い散り消えた
コメント
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