昨日、大阪は非常にバタバタとした1日だった…
いや大阪にしては珍しく(?)一人一人が慎重に熟考を重ね、
静かに行動に移した1日だったのかも知れない。
大阪市を潰すのか?それとも守るのか?
それが論点ではないだろうと思っていたが、そうではなかった。
そんな僕の考え方がずれていたのだと今頃になり気付いた。
なんせ『大阪都構想』の是非を問う住民投票だったのだから。
「無駄を減らし、収入を上げて、借金を返して、市民サービスを良くする構想」
と言えば、それが大阪に必要なのは明らかなことであり、
それこそが大阪市が長年抱え続けている重要な課題なのだが、
手段としての都構想に審判が下されたのである。
外から観ると、
「大阪市民は変化を恐れたのか?」
という印象もあるかも知れないが、
大阪市民はむしろ潜在的に変化を求め続けている。
多くの市民が恐れたのは変化ではなく橋下徹という人間だろう。
都構想賛成側にも、その懸念を抱いていた人は少なくなかったはず。
締め切り間際の投票が多かったことや、
投票率や結果がそれを物語っているように思う。
多くの市民が考えに考え、迷いに迷って結論を出したのである。
それほど感情論に左右された住民投票だった。
論理的思考の必要性が分かっていながらも、
感情抜きに語れないのが人間というもの。
それが市民の本質だと言えば、それはそれで正しい気がする。
そうやって世論は形成されていくのだ。
橋下「政治家っていうのは嫌われちゃいけない訳です。僕みたいな嫌われてもやることはやる政治家はワンポイントリリーフです」
柳本「一方で、今の現状の大阪市を何とか変えたいという橋下氏を中心としたメッセージが、市民の心を揺さぶったのも事実であり…」
上記は投票結果が出た後のコメントだが、
どちらも最初からそういうスタンスで市民にアプローチしてくれていたら、
また違った空気の中で住民投票が行われたかも知れないのに…
と終わってから個人的な理想論を小声で語る僕もまさに一市民なのである。
結果に関わらず、
今後、大阪の借金が増えたり、住民サービスが低下したりしたら、
今回以上の感情論と論理思考でもって我々市民は声を上げねばならないというのが筋であろう。
都構想反対側にも、府市に対する不満や不安はあるはず。
とは言え世の中が現状維持ならば、
今日や明日の生活に追われ、あっと言う間に昨日のことも忘れてしまうのかも。
少なくとも僕はこのまま日常に埋没していきそうだ。
それもまた市民のあり方ということか。
いずれにせよ大切なのは市民の声なのだ。
いや大阪にしては珍しく(?)一人一人が慎重に熟考を重ね、
静かに行動に移した1日だったのかも知れない。
大阪市を潰すのか?それとも守るのか?
それが論点ではないだろうと思っていたが、そうではなかった。
そんな僕の考え方がずれていたのだと今頃になり気付いた。
なんせ『大阪都構想』の是非を問う住民投票だったのだから。
「無駄を減らし、収入を上げて、借金を返して、市民サービスを良くする構想」
と言えば、それが大阪に必要なのは明らかなことであり、
それこそが大阪市が長年抱え続けている重要な課題なのだが、
手段としての都構想に審判が下されたのである。
外から観ると、
「大阪市民は変化を恐れたのか?」
という印象もあるかも知れないが、
大阪市民はむしろ潜在的に変化を求め続けている。
多くの市民が恐れたのは変化ではなく橋下徹という人間だろう。
都構想賛成側にも、その懸念を抱いていた人は少なくなかったはず。
締め切り間際の投票が多かったことや、
投票率や結果がそれを物語っているように思う。
多くの市民が考えに考え、迷いに迷って結論を出したのである。
それほど感情論に左右された住民投票だった。
論理的思考の必要性が分かっていながらも、
感情抜きに語れないのが人間というもの。
それが市民の本質だと言えば、それはそれで正しい気がする。
そうやって世論は形成されていくのだ。
橋下「政治家っていうのは嫌われちゃいけない訳です。僕みたいな嫌われてもやることはやる政治家はワンポイントリリーフです」
柳本「一方で、今の現状の大阪市を何とか変えたいという橋下氏を中心としたメッセージが、市民の心を揺さぶったのも事実であり…」
上記は投票結果が出た後のコメントだが、
どちらも最初からそういうスタンスで市民にアプローチしてくれていたら、
また違った空気の中で住民投票が行われたかも知れないのに…
と終わってから個人的な理想論を小声で語る僕もまさに一市民なのである。
結果に関わらず、
今後、大阪の借金が増えたり、住民サービスが低下したりしたら、
今回以上の感情論と論理思考でもって我々市民は声を上げねばならないというのが筋であろう。
都構想反対側にも、府市に対する不満や不安はあるはず。
とは言え世の中が現状維持ならば、
今日や明日の生活に追われ、あっと言う間に昨日のことも忘れてしまうのかも。
少なくとも僕はこのまま日常に埋没していきそうだ。
それもまた市民のあり方ということか。
いずれにせよ大切なのは市民の声なのだ。
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