田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

続・浦島太郎

2023年12月25日 | 日記
以下は先日Xにポストした文章。

『やばいな、年取ってきたと最近よく思う。今更じゃないし年を取るのも悪くない。いつまでも心の指針が10代20代ぐらいのままなのでギャップがしんどいんやな。あの頃欲しかったものを今も求めている。気持ちが若いと言えば聞こえが良いかも知れないがバランス取るのがしんどいこの頃。』

核心を突いているように思う。
言語化するのが難しいけど今の自分が抱えている問題の本質はつまりこういうことだろうと思う。ついついここ最近のブログで深堀りしているうちに幼年期まで遡ってしまったけれど、今の自分が抱えている問題は10代20代の自分が抱えていた問題の延長上にある。もう30年~40年近くずっとひとつのテーマに取り組んでいたのだ。手段はそのつど小さな振り幅で変化はしているけれど。

いつぞやのブログに「いつまでもピーターパンではいられない」と書いたけど、今の心境を率直に言うなら「まるで浦島太郎になった気分だ」ということになる。竜宮城のような楽しい場所に滞在していた訳でもないし玉手箱もないけれど。この場合、玉手箱はあったほうが良いのか?それともないほうが良いのか?あったらあったで一気に肉体的なタイムラグが消えてしまうが、なければ暫くずっとこのままだ。どちらが良いのか正直分らない。

意識が10代~20代ぐらいのまま止まっているせいなのか僕は実年齢よりも若く見られる。自分ではそう思わないが他者からは「若く見られる」のである。50歳をとっくに過ぎているのにどこか子供っぽいのかも知れない。若く見られることがずっとコンプレックスだった。若い頃から実年齢より下に見られることが本当に嫌で正直なところ馬鹿にされているような気分になってしまう。だからと言って大人が大人ぶるのも変だし実にやっかいなコンプレックスだ。





玉手箱を開ける方法があるとすれば今までの全てを消し去ることかも知れない。当時から抱えていた問題や掲げていた理想を捨て去れば過去の記憶から開放されそこに何もない初老の男が一人現われるはずだ。それが良策かどうかは分らない気けれど。

あるいはまだまだ諦めずに続・浦島太郎のシナリオを考えてみるか?









【LIVEスケジュール】
ロージーABENO
【日時】12/31(日)18:00オープン 19:00スタート
【料金】3,000円(600円までのドリンク1杯付き、お菓子・おつまみ食べ放題)
【場所】ロージーABENO
【出演】H2 亀井岳彦 おこめチャン 中山美歌 きりん 田中悟 ヒロワッツ
瓢箪山MK2
【日時】1/13(土)18時オープン19時スタート
【料金】チャージ800円+1ドリンク(500円〜)
【場所】瓢箪山MK2
【出演】BABU RanoRaraku 田中悟 毛玉 Keiji
ロージー心斎橋NEO
【日時】1/14(日)19時オープン19時半スタート
【料金】2,000円(別途オーダー要)
【場所】ロージー心斎橋NEO
【出演】田中悟 他
総持寺チェンノガット
【日時】1/20(土)※詳細未定
【料金】ノーチャージ(別途2オーダー要) 投げ銭あり
【場所】総持寺チェンノガット
【出演】田中悟 他
ロージーABENO
【日時】1/27(土)19時オープン19時半スタート
【料金】2,000円(別途オーダー要)
【場所】ロージーABENO
【出演】うさみみスタウト 田中悟 松阪崇久 ブルーフレーム2号
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