※写真は2月11日の稽古風景。オープニングのライブシーンです。
連日2本の芝居の稽古が続いています。
大東市骨髄バンク推進事業『月の静かな夜のこと』の稽古も週2ペースで行われており、
日々コツコツと台本を具現化していく作業が行われております。
『月の静かな夜のこと』は、そもそも“骨髄バンク推進事業”の一環として行われる公演ですから、
単純な言い方をすれば骨髄バンクを推進するのが目的であります。
ですが、「骨髄バンクに登録して下さい」と呼びかける為の作品ではありません。
骨髄バンクについての理解度って一般的にどれぐらいあるのでしょうか?
同じく、骨髄移植についても、白血病についても。
台本を書いた僕自身も「白血病」「骨髄移植」「骨髄バンク」についての知識はまったくありませんでした。
依頼を受け、執筆の為のリサーチをする中で、色んなことを初めて知って、色んなことを初めて考えた次第です。
そんな目線…初めての目線で観客の皆さんに観て頂けるようにシナリオを作成したつもりです。
何よりもまずは、知って頂く為に。
ある日、病院で「白血病」の診断を受けた男性が、そのことを家族に告げるために悩み、苦しみます。
男性は分からないなりにも、自分で「白血病」「骨髄移植」「骨髄バンク」について調べます。
そして調べた限りのことを家族に話し、伝えます。
その過程を観客の皆様に追体験して頂ければと思っております。
説明すればするほど、堅苦しくなってしまうのですが、それでも笑いあり、涙ありの温かい人情喜劇です。
お芝居を観て頂くと同時に「白血病」「骨髄移植」「骨髄バンク」について説明も出来れば…という願いを込めて。
ご来場、心よりお待ちしております。
平成24年度大東市骨髄バンク推進事業
『月の静かな夜のこと』
【日時】平成25年3月17日(日)14:00~/18:00~(会場は開演の30分前)
【会場】大東市立生涯学習センター「アクロス」4階 多目的室
【料金】無料
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