■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

ブローチ完成!!

2013年01月12日 23時44分10秒 | 教室
今日は午前、夕方、夜と一日教室でした。

午前中はフリーコースのYさんと基礎コース3の1回目のT・Mさんの2名がいらっしゃいました。
まずフリーコースのYさんは昨年お嬢さんにプレゼントするスクエアリングが出来上がったのでその前に作りかけだった「小粒パールのリーフペンダント」の続きから。

ペンダントの本体は出来あがっていてミルタガネの練習をしているところで中断していたのでもう一度ミルタガネの練習からやり直し。
感覚をつかんだところでいよいよ本番に!

本体をヒートフォームで固定したらいよいよミルを打っていきます。
慎重に作業を進めていきます。1つ1つ打つごとに確認しながらなので根気がいる作業です。
Yさんはとてもミルタガネに向いているようで最初の作品とは思えないくらい綺麗に打てました。
とりあえず葉っぱ1枚分を終えたところで疲れてしまったようなので続きはご自宅に帰ってからやって頂く事にして次の作品づくりを進める事にしました。

次はバラの花モチーフの作品を作る事にしたのでまずはバラの花を作る事にしました。
まずは花芯の部分から作り方を見ていただいてから挑戦していただきます。
かなり薄く伸ばした粘土を使って作るので最初はその薄さと乾燥スピードの早さに慣れるので大変だとは思いますがこれもいくつも作ってコツをつかんでいくしかありません。

花芯部分が出来たので次は1段目の花びらの部分を付けていきます。
これも作り方を見て頂いてから挑戦していただきます。
花びらの枚数は決まっていませんが1段目は2枚で1周を目安にします。
これは花芯の高さとのバランスを見ながら作業を進めていきます。
とここで時間になりました。
バラの花は2段目まで作ってくる事を宿題にしました。

そしてT・Mさんは前回焼成した「森の小枝のブローチ」の続きから。

前回焼成出来たので磨きを宿題にしていましたが途中までしか出来なかったということで鏡面磨きの続きとヘラがけをさっと済ませていよいよブローチの針作りに取り掛かります。

ブローチの土台に針を一度セットして長さを確認して針をカット。
カットした先端をお手本にしながらもう一度ブローチの針を作り直します。
削りすぎに注意しながら針先を少しずつとがらせていきます。
これも根気がいる作業です。細かい作業ですが審査課題にも出てくる技術なので頑張って覚えて頂きます。
針が出来たところで一度実際に布に差して感触を確かめてみます。
実際に針を刺してみるとちゃんと出来ていなければ上手く布に刺す事が出来ないのでもう一度やりなおしです。

何回か針を作っては布に刺してを繰り返しようやく出来上がりました。
最後に石留めを慎重にしてからエポキシ接着剤をネジ部分に塗ってからネジを締めたら完成!!






ダイナミックな木の枝が出来上がりました。
ゴツゴツとした木の表面のテクスチャーも本物のようです。
今回は切りよく終わったので宿題は無しになりました。

お昼休憩をはさんで夕方はフリーコースのOさんです。
前回、焼成直前までやったプルメリアのペンダントトップをいよいよ焼成していきます。
こちらもペンダントトップにミルタガネの装飾を施すので焼成が出来上がるまでミルタガネの練習をする事に。
精密な作業なのでルーペで確認しながらミルを打っていきます。
Oさんは午前中のYさんとは違って角にミルを打っていくのではなく、何もとっかかりの無い所にまっすぐの線でミルの装飾をするのでちょっと難しいです。

ペンダントが焼成出来たらいったん練習をやめブラシがけをしてバレルに入れて最後の研磨をしたらいよいよ本番です。
ヒートフォームでペンダントトップを固定したところで時間となりました。
次回までにミルの装飾を打ってくる事を宿題にしました。
どんな作品に仕上がってくるか楽しみです!!

最後、夜の教室は審査課題コースのKさん。
前回審査課題のペンダントとリングのデザインを固めてリングの土台部分を作ったところまでだったので今日はその続きから。
まずはペンダントに使う天然石の石枠を純銀リボン線でつくるところから始めます。

審査課題の作品づくりは今までの集大成なので作り方を覚えているかのチェックもしながら進めていきます。
石枠の作り方は何となく覚えていてくれたので良かったです。
石枠は天然石の大きさに合わせて作るのでサイズの調整が難しいです。
きつすぎると石が入らなくなるし、緩すぎても石が留まらないので丁度良いサイズに仕上げるのには神経を使います。
特に天然石は一つ一つ形が違うのでその石に合わせて作らなくてはいけません。
丁寧に少しずつ形を曲げながら石にあったサイズまで持っていきます。
リボン線が余ったらカットして短くしながら進めていきます。

どうにか石枠が出来上がってペンダントのパーツ作りをしようという時、古い粘土しか持ってない事が発覚!
一応練っては見ましたが練っても硬さが残っているので今日は使い物にならない模様。
後は宿題にしてリングのデザインを練る事にしました。
色々話した結果、リングのデザインも固まってあとはブローチのデザインを残すのみとなりました。

次回はちゃんと使える粘土を忘れずに持ってきてね!
今年中には資格取得を頑張って目指すとおっしゃっていたので頑張りましょうね!

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。