ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

ダイエットに励んだ母から生まれた子は太りやすくなる

2014-04-01 16:29:54 | ひとの幸福
一昨日、NHKで「人体ミクロの大冒険」というのを見た。

ips細胞の山中教授が出ていて彼はとても可愛らしかった。

年下の男の子だから、可愛らしいと言ってもいいよね~

「細胞は意志と戦略を持っている」と言っていた。

その通りと思ったよ。それの例で面白かったのは

ダイエットに励んだ母から生まれた子は太りやすくなる、という話。

妊娠初期の頃に母親の炭水化物摂取量が少ないと、

生まれた子供は太りやすいという。

どうしてかといったら、その時期の間葉系幹細胞は

筋肉や骨や脂肪細胞に枝分かれするんだけど、

炭水化物が少ない量しか入ってこないと脂肪細胞に増える割合が増えるらしい。

ようするに、炭水化物が入ってこないとキャッチすると、

入らないなら入らないように備蓄しておこう、

という働きになるわけだ。

雨なら雨でとそれを受け容れて、傘を差そうとするのと同じだ。

その時出かけたいという意志があるから、工夫が生まれる。

傘を差すなんて工夫ともいえないか。

ま、「入ってこないなら入ってこないで、

それでもやっていけるように私はそれなりに動くわ」という感じかな。

生きたいという強い意志の元、そういうふうな戦略を練るわけだ。

なにがあっても生きるという強い意志がなければ戦略なんか生まれない。

周りの人と仲良くやって行きたいという意志があるから、

自分の行為なんか簡単に変えられる・・・

人間でいうと、こういう例もその一例かな。

自分の行為なんか簡単に変えられる、というのは

自分が自分がという自我が引っ込んでなきゃ出来ないことだね~



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タモリさん

2014-04-01 13:25:03 | テレビを見て
昨日で「笑っていいとも」が終わった。

タモリさんのことはテレビに出だした時から、好きだった。

なんだか流れるような・・・いい加減なような・・・感じがすごくよかった。

けど、この番組はあまり見なかった。

昨日は最終日だったので、昼間も半分くらい見た。

夜はチャンネルを回したら特別番組をやってたので見た。

すでに後半だった。

そこでは多くの共演者がタモリさんへのお礼やら労いを言っていて、

それを聞いていた私も涙が出てきてしまった。

タレントさんが普段見せる顔じゃなくて、

あまりにも素のまま(そう捉えた)を出していることに驚いた。


タモリさんという人は凄い人だなと思った。

この番組が32年も続いたという事実は彼の人格によるものなんだろうなぁと思った。

本当にタモリさんは凄い。

彼はそういう自分に対しての賞賛にも、

「あっそう」 だけのような感じ。

さっき引用したブッダの言葉のようだ。

彼は多くの人に感謝して番組は終えた。

その感謝は、みんなと共にやってきたということを言いたかったんだろうな。

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「批判も賞賛も同じ心で」 

2014-04-01 12:20:23 | 本を読んで
同じく小池龍之介さんの「超訳ブッダの言葉」からです。

他人から罵られても批判されても、

尊敬されても賞賛されても、

どちらにしても同じ心でいるように。

「どうして、こんなこともできないのかな」などと罵られても、

心に生まれる劣等感にいちはやく気づいて、

「ま、いっか」と受け流す。

「すごい、さすがだね」などと褒められても、

生意気な優越感が心を占領しそうなことに、はっと気づいて、

「ま、いっか」と受け流す。

・・・(経集702)


ブッダはそうなってない弟子に

「どちらにしても同じ心でいるように」というように伝えた。

そう言われてもなぁ・・・

言われただけで、そうなれるもんならなぁ・・

と思ってしまいがちだけど、そういうふうに在りたいと常に意識してると、

生意気な優越感が浮かんでくることに自覚出来るようになりやすいんだろう・・か。

いや、常に自分の意識に留意する、ということをしてれば気づくよ・・

気づいた瞬間自分が変わってるよ・・・

そういうことかな。


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