ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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大腿骨頚部骨折 4

2020-10-07 11:54:38 | 日々の暮らし・思い出

手術翌日。

やっと、スマホに向かう気になる。

昨日、手術してもらった。

股が見えぬようかな、四角いガーゼをテープで三辺止める。

映倫みたい。

全裸の上に浴衣を被せることになると看護師からその前にきいていたけど、、、

実際どんな風だったのか、その後のことはわからない。

口からの全身麻酔だ。多分その後、

全身を清拭するようなことを看護師が言っていた。

気が付いたら病室のベッドにいた。

時計を見ようという気も浮かばなかった。

全身が固まってしまったような感じがしたけど、

動くだろうと思う所を動かしてみる。

足指動く。左脚は無傷だから動くはずだが、硬直してるような感じ。

まだ麻酔が残っているからか、いや、足指は動くのに。

右の脚は、、私の右側に太い丸太が転がっているような印象。

パンパンに張っているような感じ。

クリーム色の幅の広いちょっと厚手の包帯か、そんなので膝上15センチ位まで巻かれている。

普段の私の脚より太い。

出血するし、浮腫むのだそうだ。

男の看護師が脚の側面をぐさりと切ったから、、などと平気な顔して言ってたよ。

そうか、ぐさり、と切ったのか。

いま、よくよく見ると包帯は脚の付け根から20センチ位のところまで。

ボルト🔩を入れたようだ。このボルトは私の脚といずれ一体になるのだろうか。

どんな風になっていくのか映像で見てみたい。

夜は辛かった。

丸太が転がっているもんだから、手術前より自由に動かせない。

前も痛かったけど、痛みと身体の動きの案配見ながらおそるおそるいろいろ動かして、昨夜よりはまだましだった。

なんせ丸太がベッドに転がって、その上、それは動かないのだ。

そんなんで、夜中ずっと悶々。

寝ていて痛む腰をなんとかならぬかと、試行錯誤を繰り返す。

夜中、右足の膝を動かせるような感触があったので、

男看護師が来たとき、そうしたいがどうか、と聞いたら、

今日はまだ手術当日だから、やめときましょうかと。

朝になり、来た女看護師に膝の下に何か枕のようなものをいれてほしいと頼んだら入れてくれた。

楽になる。 

そうそう、足裏には時々そこに貼ってあるボールかな、見えないからわからないんだけど、

それが収縮と拡張を繰り返し、エコノミー症候群を防ぐのだそうだ。

今も私が死なないように頑張ってくれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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