
ラバンジンは、通称イングリッシュラベンダーと
呼ばれている『真正ラベンダー』と
通称フレンチラベンダーと呼ばれている
『スパイクラベンダー』が自然交配して生まれた
ヨーロッパ産の雑種です。
花の受粉の仲立ちをするハチなどの小動物によって、
もたらされた自然の贈り物なのでしょうね。
ラベンダーの原産地は、フランスのアルプス地方で
高地に自生していましたが、このハーブは
古代ギリシャ時代から広く利用され栽培されてきました。
ラベンダーは実生(種から育つこと)植物のため、
気候や風土の影響を受けやすく、
同じ品種でも世代が変ってゆくにつれ、
土地によって少しづつ違ったDNA(遺伝子)を
持つ種になって行きます。
そのため、現在イングリッシュラベンダー、
フレンチラベンダー共に、多くの種類が存在しています。
スパイクラベンダーは、標高の低いところ(300~600m)で育ち、
真正ラベンダーは、高地で生育します。
標高800~1800mで育った野生の
『ワイルドアルペンラベンダー』は、
真正ラベンダーの中でも品質が高く、
その中でも1600m以上のものは最も上質です。
そしてラバンジンは、その中間地帯に広く栽培されていて、
両親(スパイクと真正ラベンダー)よりも大きくて丈夫ですが、
効果や効能は、どちらのラベンダーよりも弱いと言われています。
また香りは真正ラベンダーより刺激的でシャープな感じがします。
しかし、ラバンジンは収量が多く、
真正ラベンダーの2倍以上抽出できるので、
当初はラバンジン精油としてではなく、
真正ラベンダー精油の香りが弱いときに、
香りを補強するのに使われていたそうです。
第二次世界大戦以降は、ラバンジン精油の生産が増加し、
石ケンや香水用に輸出されるようになり、
ラバンジン精油として、フランスでも、
ラベンダーに代わるものとして、かなり広まってきています。
効能
ラバンジンには、真正ラベンダーに含まれていない
カンファーとい う成分が5~15%含まれているので、
真正ラベンダーのように、 オールマイティーで安全な
精油とは言えませんが、逆にカンファー を含むことによって、
シャープで刺激的な香りとなり、リフレッシ ュできる
精油と言えます。
◎心に対する働き
心の疲れや集中力が低下してきたときに、
さわやかにリフレッシュさせてくれます。
◎身体に対する働き
キリキリしたするどい痛みと筋肉のこわばりに、
とても役立ちます。
こわばった関節の調子を整える働きもあります。
またセキやインフルエンザで呼吸が苦しいときなど、
粘液をすみやかに取り去り、呼吸を楽にしてくれると
言われています。
そして瘢痕形成作用が強く、キズを治す上でも役立ちます。
ヘリクリサム精油とのブレンドは、皮膚炎や乾癬に
効果があると言われています。
おすすめブレンド
◎カサカサした皮膚の炎症に
ブレンドa)
ラバンジン2滴
ヘリクリサム2滴
ベルガモット1滴
ローマンカモミール1滴
*カレンデュラインフューズドオイル30mlに、
ブレンドa)を混ぜ、カサカサした部分に塗布する。
(日光に直接当たる部分に塗布した後は、
直射日光に当たらないようにして下さい。)
カレンデュラインフューズドオイルの作り方はこちらから
◎不快な水虫対策に
ブレンドb)
ラバンジン2滴
ティートリー3滴
ガーリック1/2滴
*オリーブオイル30mlに、ブレンドb)を入れ患部に塗布する。
◎筋肉痛、神経痛のキリキリした痛みに
ブレンドc)
ラバンジン2滴
ユーカリ1滴
シトロネラ1滴
スィートオレンジ2滴
*オリーブオイル30ml又は、ジェル基剤30gに
ブレンドc)を入れ、痛むところに塗る。
(日光に直接当たる部分に塗布した後は、
直射日光に当たらないようにして下さい。)
呼ばれている『真正ラベンダー』と
通称フレンチラベンダーと呼ばれている
『スパイクラベンダー』が自然交配して生まれた
ヨーロッパ産の雑種です。
花の受粉の仲立ちをするハチなどの小動物によって、
もたらされた自然の贈り物なのでしょうね。
ラベンダーの原産地は、フランスのアルプス地方で
高地に自生していましたが、このハーブは
古代ギリシャ時代から広く利用され栽培されてきました。
ラベンダーは実生(種から育つこと)植物のため、
気候や風土の影響を受けやすく、
同じ品種でも世代が変ってゆくにつれ、
土地によって少しづつ違ったDNA(遺伝子)を
持つ種になって行きます。
そのため、現在イングリッシュラベンダー、
フレンチラベンダー共に、多くの種類が存在しています。
スパイクラベンダーは、標高の低いところ(300~600m)で育ち、
真正ラベンダーは、高地で生育します。
標高800~1800mで育った野生の
『ワイルドアルペンラベンダー』は、
真正ラベンダーの中でも品質が高く、
その中でも1600m以上のものは最も上質です。
そしてラバンジンは、その中間地帯に広く栽培されていて、
両親(スパイクと真正ラベンダー)よりも大きくて丈夫ですが、
効果や効能は、どちらのラベンダーよりも弱いと言われています。
また香りは真正ラベンダーより刺激的でシャープな感じがします。
しかし、ラバンジンは収量が多く、
真正ラベンダーの2倍以上抽出できるので、
当初はラバンジン精油としてではなく、
真正ラベンダー精油の香りが弱いときに、
香りを補強するのに使われていたそうです。
第二次世界大戦以降は、ラバンジン精油の生産が増加し、
石ケンや香水用に輸出されるようになり、
ラバンジン精油として、フランスでも、
ラベンダーに代わるものとして、かなり広まってきています。

ラバンジンには、真正ラベンダーに含まれていない
カンファーとい う成分が5~15%含まれているので、
真正ラベンダーのように、 オールマイティーで安全な
精油とは言えませんが、逆にカンファー を含むことによって、
シャープで刺激的な香りとなり、リフレッシ ュできる
精油と言えます。
◎心に対する働き
心の疲れや集中力が低下してきたときに、
さわやかにリフレッシュさせてくれます。
◎身体に対する働き
キリキリしたするどい痛みと筋肉のこわばりに、
とても役立ちます。
こわばった関節の調子を整える働きもあります。
またセキやインフルエンザで呼吸が苦しいときなど、
粘液をすみやかに取り去り、呼吸を楽にしてくれると
言われています。
そして瘢痕形成作用が強く、キズを治す上でも役立ちます。
ヘリクリサム精油とのブレンドは、皮膚炎や乾癬に
効果があると言われています。
おすすめブレンド
◎カサカサした皮膚の炎症に
ブレンドa)
ラバンジン2滴
ヘリクリサム2滴
ベルガモット1滴
ローマンカモミール1滴
*カレンデュラインフューズドオイル30mlに、
ブレンドa)を混ぜ、カサカサした部分に塗布する。
(日光に直接当たる部分に塗布した後は、
直射日光に当たらないようにして下さい。)
カレンデュラインフューズドオイルの作り方はこちらから

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◎不快な水虫対策に
ブレンドb)
ラバンジン2滴
ティートリー3滴
ガーリック1/2滴
*オリーブオイル30mlに、ブレンドb)を入れ患部に塗布する。
◎筋肉痛、神経痛のキリキリした痛みに
ブレンドc)
ラバンジン2滴
ユーカリ1滴
シトロネラ1滴
スィートオレンジ2滴
*オリーブオイル30ml又は、ジェル基剤30gに
ブレンドc)を入れ、痛むところに塗る。
(日光に直接当たる部分に塗布した後は、
直射日光に当たらないようにして下さい。)