2020・3・18、人格と運命
[表面に強き者は 弱き者なり]
人間の実態をある程度あきらかにしていることばです。
ひとつの典型に、何にでも弱点を見せない強気を装う人がいます。
表面的にはとても強そうで、言いたいことはいう、
したいことも躊躇なくする、それだけ見ていると信念も併せて強そうです。
しかし、人格的に見ると、自分の弱さを隠すために、強気を表に見せているようにも見えます。
つまり、自分本位で利益になるものと、そうでないものを選り分ける結果、得てして『自己中心になり、聞き方も、言い方も、考え方もかたよる』ものです。
本当に人間、心理状態は複雑です。幸せを願い病気の治ることを願いながら、
実際の生活面では性格的ほころびをとりつくろうとするものです。
それでいて、意のままにならぬからと言っては悪癖を出し、心を悩まし体を苦しめ、果ては生活を乱す。
ーこれでは、強気の面も破綻することになります。
御神尊様は『表面に弱き者こそ、強き者』といわれ、『表面にも裏面にも強気の者』こそ『真の強き者』
つまり、『自分を飾ることなく、見栄を張ることなく、プライドをひけらかす』ことなく、
『常に一歩を引いて、負けて克つ克己心こそ』『己が運命を開くみち』です。やります!
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