2020・6・30、天地の時間
[一切の過去を呼び戻すことは不可能なり]
いかに神といえども過去を呼び戻し、あの時の失敗の修正をしたいと思ってもできない相談です。これができれば、人生の苦労はなきに等しいですね。楽勝の人生です。
それと対極にあるのが、まだ来もしない明日のことをいろいろ推測ことです。これも考えた通りになるなら、喜ばしいことです。
日が改まれば、必ず同じ時刻を迎え、それぞれ、仕事や家事に予定通りのスケジュールをこなしていきます。それがいつのまにか、マンネリ化して面白くもない、楽しくもない時間で一日をおわります。
でもそれって、同じことの繰り返しでしょうか?やっている内容は同じでも、『昨日の12時と今日の12時は明らかに別』でしょう。自分の心がそう思いこんでいるだけにすぎません。
『昨日の人間と今日の人間も明らかに違います』時間の経過は目には見えないけれど、『生老病死の宿命のレール』を、私たちが気づかないスピードですすんでいます。
だから、天地のワザ、『新陳代謝』はあらゆる生物、動物を巻き込んで、ただひたすら前にすすむだけです。人間は合掌の生活でそれを悟り、今の時間に生きるための試練に耐えているともいえます。
それは、あなたを『今の時間に釘付けにする』ためです。幸せの法則がそこにあるからです。過去はすで過ぎ、あなたの記憶として残っているだけです。その記憶があなたを苦しめています。さあ、どうしますか?これしかないでしょう。やります!