2020・4・29、天地の慈悲
[人間は生きているのではない 生かされているから生きている]
考えでみれば、コロナ時代の今は『無明長夜ですね』
つまり、闇夜というわけです。
世の中はたしかに進歩しているはずなのに、コロナで私たちの『性格、精神、人格のレベルが露見』してしまいました。
しかし、目の前でコロナに苦しむ人々と向き合い、命がけで介護にあたる医療関係者も、またたくさんいます。
心の向け方次第で闇夜とは言いながら、『無明長夜(むみょうちょうや)の燈炬(とうこ)』そこに燈炬(ひかりのこと)をみることもできます。
その『生かす慈悲は天地』にあります。見放されたらすべては終わりです。なのに人間はおごり高ぶりが生まれます。
『自分の力で生きている』と妙な自信をもつものです。
そこにコロナです。このような危機で初めて自分の命の実態を知らなかったことにきずくのです。
そこには、『生かすものと生かされるものとの繋がり関係』があります。
真実の道に目覚めれば、生かしてくれているみなもとに光明を見出すことができます。
迷える心をも導いてくれます。
『天の光と地の恵みでこそ命は育まれている』のはことばを待ちません。
『天地の慈悲で生かされている自覚』それは感謝しかありません。
今こそ人間に求められているのでしょう。やります!