人間というものは、とかく自分の立場からものを考えやすく
自分の立場だけしか、理解出来ない傾向にあります。
故に、往々にして人と意見の衝突を招くようになり易い。
特に家のなかでは、とがめたり、囚われてしまったり、他人よりひどいことになります。
仲のよい家庭でも、信じられないトラブルが起きるという話は、よく聞くはなしです。
ところで、私たち神様の前にぬかづく、日々を送るものとしては、
このまま、流されてはなりません。
家族や他人様を含めて、意見の主張する前に、
今少し、心のなかを振り返る余裕がほしいー
相手の立場や実情なりを見極め、
よくはなし、よく語り、解り合う努力が大切なことです。
「理解こそ、愛の生活!」
「自分のしていることに間違いはない!」という考えから、無理解は始まっています。
平和で幸せな生活は、相手がどのようにあろうと、
まずは、一歩引いて考えてみることです。
理解の心をもって、理解の日暮しを重ねるのです。
合掌