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4月16日: 二つのブラックホールの併合シミュレーション

2019年04月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2015年の重力波の最初の直接的な検出に影響されたこのシミュレーションビデオは、スローモーションで動くが、実際に動いたなら約3分の一秒かかるだろう。宇宙のステージに置かれたブラックホールが、星達、ガス、ダストの前に置かれている。それらの極度の重力が接近して渦巻き、最後に一つに合体するように、アインシュタイン・リングの背後からの光をレンズ化している。実際には見ることができない重力の波が、ブラックホールが併合した後でさえ、アインシュタイン・リングの内外に等しくさざ波を立てて跳ね、目に見えるイメージをつくっている。この GW150914 と呼ばれる LIGO によって検出された重力波は13億光年にあり、太陽質量の36倍と31倍のブラックホールの合体と一致している。最終的には一つのブラックホールは太陽質量の63倍になり、残りの太陽質量の3倍が重力波エネルギーに変換された。 LIGO と VIRGO 重力波天文台が更にいくつかの検出を報告して以降、先週、イベントホリゾン望遠鏡が、ブラックホールの初めてのホリゾンスケールのイメージを報告した。

 <出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<ビデオ>: イメージをクリック。

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