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4月24日: ハッブル、カラフルな南の蟹星雲で29回目の記念日を祝う

2019年04月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このハッブル・イメージは、南の星座ケンタウルスの地球から数千光年における重力のワルツの、二つの星達のコンパニオンの結果を示している。赤色巨星と白色矮星からなるこの二つの星達は、この視点から個別に見るにはあまりに接近し過ぎている。しかし、それらが互いを回る結果、逃げ出す熱い空気の気球のような、宇宙に広がるガスの二つの広大なシェルをつくる。これらの二つの星達は流れ出すガスを締めつける熱い素材の平らなディスクに埋められており、従って、これらの星達の上下にのみ逃げ出す。これは、明らかに、この星雲が、二つの異なって巣ごもる、砂時計の形の構造を持つエピソードによって起きる。ガスとダストのバブルはその端で最も明るく見え、カニの足の錯覚を与える。これらの豊かな色は、輝く水素、硫黄、窒素、酸素と一致している。このイメージは、ハッブルの、1990年4月24日の打上の、29回目の記念日を祝って撮られた。

<出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 詳細イメージは「ホームページ」の「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」から。

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