国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)に関連して、記事が多数掲載されています。そのいくつかを取り上げ連載します。
地球の気候システムにおける気象の転換点
気候の転換点とは、大気、海洋、生態系など、地球の複雑なシステム内の特定の閾値であり、地球の気候の変化がシステムの状態の不可逆的な変化を引き起こす可能性がある。これらの地点は、既に、ある安定した気候の状態から別の気候の状態への移行が起きている地域を示しており、多くの場合、生態系、気象パターン、地球規模の気象の力学に影響を与える連鎖的な影響に結びつく。
ピンの色は、パリ協定範囲内摂氏2度以下(黄色の円)、現在の方針で受け入れられる摂氏2~4度(オレンジ)、摂氏4度とそれ以上(赤)
<ひとこと>: ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ」は複数の記事が同時に掲載されます。下記リンク先から該当する記事(イメージ)を追ってください。色付きの〇をクリックすると写真と共に英語の解説が表示されます。なお、右上のイメージのリンク先は単なる大判です。
<表示される例>
右中央(ボルネオ付近)黄色の円:低緯度サンゴ礁の死滅(Low-latitude coral reefs die-off)
右下赤色の円(南極大陸):南極東の氷河の下の盆地の崩壊(East Antarctic subglacial basins collapse)
中央付近のオレンジの円(アフリカ中央西):サヘル地域の緑化と西アフリカのモンスーンの激化(Sahel greening and the West African monsoon strengthening)
<出典>: Week in images (ESA)
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