天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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4月14日(日): 日食中に見上げ、見下ろす/ミッション別ページ

2024年04月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日食中に見上げ、見下ろす

2024年4月8日、皆既日食が、メキシコ、米国、カナダの一部を通過した。月が地球と太陽の間を通過し空が暗くなり、その明るい光が覆い隠されるのを何百万人もの人々が目撃した。

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達は、北アメリカを横断する月の影を見下ろした。左上のイメージは、宇宙ステーションが北大西洋上空を周回しているときに撮影されたものであり、地球の明るい地平線とともに日食の暗い影を示している。宇宙ステーションにドッキングしているクルー船が左下隅に見える。

皆既日食は、太陽の活発な外層大気(コロナ)を観察し、研究するユニークな機会を提供する。上の合成写真の中央に見える皆既では、月が太陽の明るい面を完全に遮り、はるかに暗い太陽コロナが見える。この合成は、オハイオ州クリーブランドで、月が太陽の表面を横切って移動するのにかかった約 2.5 時間の間に撮影された。

日食の時、太陽は太陽極大期に近づいていた。活動の高まりは太陽の磁場が反転する約11年ごとに起こる。太陽の活動は、2017年の皆既日食の時、太陽活動極小期に近づいていた。その結果、磁場のもつれは少なくなり、吹き流しは太陽の赤道域に限定されていた。(写真は今回のもの)

<ひとこと>: 記事は要点のみ。大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: Earth Observatry

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4月13日(土): 異常な星雲 Pa 30/ミッション別ページ

2024年04月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

異常な星雲 Pa 30

この珍しい天体の花火はなぜ生まれたのだろう? Pa 30 と名付けられたこの星雲は、今、1181年に明るい「客性(guest star)」が行ったのと同じ空の方向に現れている。この Pa 30 のフィラメントは、新星(例えば GK Per)や惑星状星雲(例えば NGC 6751)によって作られたものに似ているが、現在、一部の天文学者達は、このフィラメントは稀なタイプの超新星、すなわち熱核 Iax 型によって作られたと提唱しており、 SN 1181 と名付けられている。このモデルでは、超新星爆発は一つの星の爆発ではなく、二つの白色矮星が螺旋を描いて合体したときに起こった爆発である。中央の青い点は、この超新星爆発を生き延びた白色矮星の残骸であるゾンビ星であるという仮説が立てられている。このイメージは、赤外線望遠鏡(WISE)、可視光線望遠鏡(MDM、Pan-STARRS)、X線望遠鏡(Chandra、XMM)で得られた画像とデータを組み合わせたものである。今後の観測と分析によって、更に多くのことがわかるかもしれない。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンク先から。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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4月12日(金): NASAと日本、月面探査車に関する契約を締結/ミッション別ページ

2024年04月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAと日本宇宙で協力、月面探査車に関する契約を締結

NASAのビル・ネルソン長官と日本の森山正仁文部科学大臣は、月面の持続可能な有人探査を推進するための協定に署名した。

日本は、有人・無人探査のための与圧ローバーを設計・開発・運用する。NASAは、ローバーの打ち上げと月への配送、および日本人宇宙飛行士が月面に旅する機会を2回提供する。

今日(4月9日)、バイデン大統領と岸田首相は、「重要なベンチマークが達成されたことを前提に、将来のアルテミス計画で米国人以外の宇宙飛行士として初めて月面に着陸するという共通の目標」も発表した。

加圧式月面ローバーは、宇宙飛行士が月面でより遠くまで移動し、より長い期間作業できるようにすることを目的としている。調印式は4月9日、ワシントンのNASA本部で行われた。調印にはネルソン氏、森山氏のほか、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川浩理事長も参加した。

--- 中間一部略 ---

密閉型で加圧されたローバーは、宇宙飛行士達が長期間生活し、働くための移動可能な居住地および実験室として機能することで、宇宙飛行士が地理的に多様な地域でより遠くまで移動し、科学調査を行うことを可能にする。2人の宇宙飛行士達が月の南極付近を横断する間、最大30日間収容することができる。NASAは、今、アルテミスⅦとその後のミッションで、約10年間にわたって与圧ローバーを使用することを計画している。
--- 以下略。

<ひとこと>: 右下二つのイメージのリンク先は動画 Youtube です。JAXAは、現在、車メーカーと月面車を共同開発しています。左下のビデオはトヨタ自動車のサイトからの例示。

<出典>: NASA Headquarters

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4月11日(木): 皆既日食、北米を暗くする/ミッション別ページ

2024年04月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

皆既日食、北米を暗くする

2024年4月8日、何百万人ものアメリカ人が、月が太陽と地球の間を通過する皆既日食を見た。

幅185キロメートルの人々が、月が太陽の明るい球体を覆い、かすかなコロナ以外のすべてを覆い隠しているのを見た。地球観測衛星が北アメリカ上空を東へ向かう月の影を捉えた。

地球から約160万キロメートルにあるNASAの深宇宙気候観測所(DSCOVR:Deep Space Climate Observatory)に設置された地球多色画像カメラ(EPIC:Earth Polychromatic Imaging Camera)は、世界時 16:02 から 20:32 の間地球の景色を捉えた。この DSCVR は、NASA、NOAA、および米国空軍の共同衛星であり、太陽と地球の間の重力的に安定した位置、ラグランジュポイント1にある。

月の影は、メキシコの太平洋岸からテキサス州を通り、五大湖を越えて北アメリカを覆い、カナダのニューファンドランドの大西洋岸を横断した。

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 .mp4 です。

<出典>: Earth Observatry

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4月10日(水): 米国の日食特集/ミッション別ページ

2024年04月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

米国の日食特集

先にお知らせしてきたように、北米では4月8日(日本時間4月9日)に、メキシコ北西部に始まり、アメリカ南西部から北東部を通り、カナダ南東部に至る皆既日食が見られました。

以下、いくつかの記録をご紹介します。

なお、右のイメージは、国際宇宙ステーションから見た、日食中に地球上に投じられた月の影。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: オリジナル

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4月7日(日): 北米での皆既日食/ミッション別ページ

2024年04月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 4月8日月曜日および9日火曜日の更新は休みます。

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4月8日月曜日の北米での皆既日食

2024年4月8日月曜日(日本時間9日火曜日早朝)の皆既日食は、北米を横断し、メキシコ、米国、カナダを通過する。皆既日食は南太平洋で始まる。天候が許せば、北米大陸で最初に完全な状態になる場所は、太平洋夏時間(CST:世界時との差6時間、日本時間との差15時間)午前11時7分頃(日本時間では4月9日の午前2時過ぎ)の、メキシコの太平洋岸である。

<ひとこと>: 米国では、日食は今後しばらくは見られないこともあって、この日食の間には、観測用ジェット機を飛ばす、観測用ロケットを打上げる、日食の経路に沿って観測部隊を配置するなど、様々な準備が行われ、関連する記事も大幅に増えています。右のイメージもその一つ、日食の経路・位置と時刻を示す Youtube 動画にリンクしています。

この皆既日食はNASAからの中継放送があります。時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 からご覧ください。但し、日本では9日早朝の深夜帯に当たるため、視聴は難しいかも知れません。

<出典>: オリジナル

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4月6日(土): お知らせ/日食写真家達太陽研究に資する/ミッション別ページ

2024年04月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 米国時間4月8日月曜日午後(日本時間4月9日早朝)、メキシコから米国、カナダ南東部に至る皆既日食が予定されています。米国では当分日食が期待できないこともあって、科学的調査を含め、大きな話題となっています。この日食は中継放送されますが( 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。)、日本時間では9日早朝になりますので、後日、録画等の記録をお知らせします。
この日食の概要は3月25日(月)の記事から。他の関連記事は下表「宇宙科学の話題」から。

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日食写真家達、消滅の動きの間の太陽研究に資する

2024年4月8日、北米の正午の空から太陽が一時的に消えるため、何百人ものボランティアが皆既日食の写真を撮り、太陽と地球との関係をよりよく理解するのに貢献するだろう。

これらの写真家達は、月が太陽の明るい円盤を完全に覆い、コロナが明らかになる皆既の間中の、太陽の幽霊のような外気(コロナ)を研究するために、NASAが資金提供する三つの市民科学プロジェクトに参加する。

コロナは太陽風の発祥の地であり、太陽から流れてくる粒子や物質が地球や他の惑星に絶えず流れ込んでいる。コロナのダイナミクスの全範囲を見るのに最適な時期は、皆既日食のときである。

しかし、4月の日食経路沿いのどの場所でも、皆既日食は4分半未満しか続かず、コロナの変化を見るには十分ではない。しかし、これらのNASAのプロジェクトは、日食の経路に沿って観測者を配置することで、月の影がメキシコからカナダに渡るのにかかる時間である90分以上、本質的に皆既日食を引き伸ばすことを期待している。その後、プロジェクトは映像を組み合わせ、他の方法では見ることのできないコロナの活動を明らかにする。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Vanessa Thomas (著者名です)

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4月5日(金): 棒渦巻銀河 NGC 1300/ミッション別ページ

2024年04月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

棒渦巻銀河 NGC 1300

大きく美しい渦巻銀河 NGC 1300 は、エリダヌス座近くの約7千万光年にある。 このハッブル宇宙望遠鏡が撮った美しい島宇宙の合成は、ハッブル宇宙望遠鏡の歴史の中でも最上級のイメージである。 NGC 1300 は幅10万光年以上、このハッブル宇宙望遠鏡のイメージは、この支配的な銀河の中央のバーと雄大なスパイラルアームの驚くべき詳細を明らかにしている。 実際に、閉じると この古典的な棒状の渦巻きの核自体を調べると、直径約3,000光年の螺旋構造の顕著な領域が見られる。 ミルキウェイを含む他のスパイラル銀河達と同様に、 NGC 1300 は、中心に超大質量のブラックホールがあると考えられている。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンク先から。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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4月4日(木): 月を周回する宇宙飛行士の家/ミッション別ページ

2024年04月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

月を周回する宇宙飛行士の家

ゲートウェイ宇宙ステーションの HALO(Habitation and Logistics Outpost:居住・物流前哨基地)モジュールは、宇宙飛行士達が生活し、科学を行い、月面ミッションに備えるゲートウェイの二つの居住要素のうちの一つであり、イタリアのトリノでの溶接完了後、打上げに一歩近づいている。

2023年10月23日の、このイメージに写っている HALO は、続いて、安全性を確認するために一連のストレステストを受ける。無事に完了すると、この宇宙飛行士の将来の家はアリゾナ州ギルバートに移動し、ノースロップ・グラマンが、月周回軌道への打上げに先立つ最終的な艤装を完成させる。

ゲートウェイは、人類が科学的発見のために月に戻り、火星への初めての有人ミッションへの道筋を描くためのアルテミス計画に不可欠な要素として、人類初の月周回軌道上の宇宙ステーションとなる。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: Dylan Connell(著者名です)

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4月3日(水): 4月の空観察のヒント/ミッション別ページ

2024年04月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2024年4月、NASAからの空観察のヒント

皆既日食
4月8日(日本時間4月9日)、皆既日食がアメリカ全土を席巻する。皆既日食以外の米国の地域では部分日食が見られ、NASAの中継放送に参加できる。

<注>: 皆既日食については3月25日の記事参照。日食の中継放送視聴方法については近日中に 「ウェブNASAテレビ放送予定」 に掲載します。

4月の空のハイライト

  1. 一ヶ月を通して、木星が日没後の西の空の低いところに明るく光る。
  2. 4月8日:月の陰が米国テキサス州からメイン州を通って北上するため、米国全土で皆既日食が起こる。皆既の経路の外側では部分日食を経験するだろう。月食が極大になるときに月が覆う太陽の大きさは、皆既の道からの距離によって異なる。
  3. 4月8日~12日:火星と土星が日の出前の1時間ほど一緒に昇る。4月10日と11日に最も接近し、おおよそ満月の幅になる。
  4. 4月10日:日没後、西の輝く木星の上にぶら下がる、僅か7%のみ照らされている細い三日月を見ることができる。12P/ポンス・ブルックス彗星(12P/Pons-Brooks)が、双眼鏡や小さな望遠鏡で、月の下約6度、木星のすぐ下、右側に見える。
    右図は、4月10日の日没後の西の空の、木星の上の三日月と12P彗星を示すスカイチャート。
    明るくなってきている12P彗星は、双眼鏡や小さな望遠鏡で容易に観測でき、特に明るい街の明かりを避けよう。彗星は月のすぐ下、木星のすぐ右(濃い青、大判参照)にあるが、日没から1時間後には標高10度を下回り、1時間後には沈むため、素早く見る必要がある。そのため、地平線に向かってはっきりとした視界を求めよう。この彗星は、4月中旬以降は太陽に近すぎて観測できず、その後、地球に最接近すると、太陽から外側に向かって進み、次第に暗くなる。
  5. 4月23日:満月

--- 以下略。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。12P/ポンス・ブルックス彗星については 3月29日の記事 参照。

<出典>: Preston Dyches(著者名です)

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4月2日(火): くすぶる星/ミッション別ページ

2024年04月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

くすぶる星

NASA/ヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡が撮影したこの新しいイメージには、キャンベルの水素星(Campbell’s hydrogen star)としても知られる HD 184738 が写っている。赤みを帯びたガスの噴煙に包まれており、燃えるような赤とオレンジの色は、水素や窒素などの輝くガスによって引き起こされている。

HD 184738 は、この小さな惑星状星雲の中心にある。この恒星自体は [WC] 星(続くリンク参照)の一つとして知られており、はるかに重い星である ウォルフ・ライエ星 に似た珍しいクラスである。これらの星達は、19世紀半ばに初めて発見したフランスの天文学者、シャルル・ウルフとジョルジュ・ライエにちなんで名付けられた。 ウォルフ・ライエ星は、太陽の20倍ほどの質量を持つ高温の星で、物質を急速に吹き飛ばし、質量を失っている。 WC 星は、その一生の終わりには低質量の太陽のような星になる。これらの星達は、最近、元となる質量の多くを放出したが、高温の星の核は依然として高い速度で質量を失い、熱風を生み出している。これらの風がウォルフ・ライエ星に似ているのである。 しかし、天文学者達は、これらの風の組成を更に詳しく調べこれらの星達を見分けることができる。 WC 星は、風の中の炭素と酸素によって識別される。真のウォルフ・ライエ星の中には、代わりに窒素に富むものもあるが、これは低質量の星の中では非常に稀である。 HD 184738 は、スペクトルの赤外線部分でも非常に明るく、地球が形成された物質と非常によく似たダストに囲まれている。このダストの起源は不明である。 このイメージは、ハッブル宇宙望遠鏡の秘宝(Hubble's Hidden Treasures)画像処理コンペティションに応募された。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Space Science

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4月1日(月): 太陽系の惑星の大きさと位置/ミッション別ページ

2024年04月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽系における惑星の大きさと位置

このイメージは、太陽系の惑星と準惑星の順序(太陽からの距離)を示している。

我々の太陽系には八つの惑星があり、五つの公式に認められた矮惑星(日本では準惑星)がある。どの惑星が一番大きいのだろう? 最小はどれだろう? 太陽から遠ざかるときの惑星の順序はどうだろう?

これは、各惑星の赤道の直径(または幅)に基づく惑星の大きさの簡単なガイドである。各惑星の幅は、地球の赤道直径 12,756 キロメートルと比較されている。

以下、太陽から遠ざかる惑星の順序に基づくリストがある。

<注>: ここでは、代表的に、最大の惑星木星と第五惑星地球、および矮惑星の代表として冥王星を取り上げる。それ以外は下記出典から。(英語)

1,木   星
木星は太陽系最大の惑星である。地球の約11倍の幅があり、赤道の直径は約 142,984 キロメートルである。木星は太陽から5番目の惑星であり、平均距離7億 7,800 万キロメートルで公転している。太陽からの距離は地球の約5倍である。

2,地   球
地球は太陽系で5番目に大きな惑星である。赤道の直径は約 12,756 キロメートル。太陽から3番目の惑星で、平均距離1億 4,970 万キロメートルで公転している。

 

3,冥 王 星
冥王星は太陽系最大の矮惑星であり、2位のエリス(下記)より僅かに大きい。冥王星の赤道直径は 2,377 キロメートル、幅は地球の約5分の一である。冥王星は太陽の周りを約56億キロメートルの距離で公転しており、太陽から地球の約39倍の距離にある。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。矮惑星としては、この他に、エリス(Eris)、 ハウメア(Haumea)マケマケ(Makemake)ケレス(Ceres)が取り上げられています。

<出典>: AMANDA BARNETT(著者名です)

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