モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

フランス映画

2006-01-29 01:31:00 | スタッフ講師
Obaraumi_2オバラ 『穏』 透明水彩
今年初めて、桜木町まで通っている貸しアトリエに行き制作してきました。私が少し大きめの紙(80×110cm)に刷毛でシャカシャカ描いている横では、ダウン症の青年が窓から見える貨物列車を描き続けていました。
せっかく横浜まで行ったので帰りがけに馬車道にある東京芸術大学の映像学部(北野武教授などがいます)で行った“最新フランス映画の紹介-CAHIERS DU CINEMA”という上映会に行って来ました。ここは元富士銀行で赤レンガのクラシカルな建物の中に重厚な金庫が残っています。(今は機材置き場)『“男たちと共に演技する”レオ』という映画は、字幕が英語で理解に苦しみましたが、アルノー・デプレシャン監督のトークショーで聞いた制作にまつわる逸話は大変興味深いものでした。
血液のシミなどがキーワードになっている映画でしたが、「ポロック(キャンバスの上にペンキをダラダラ垂らした絵を描く画家)は抽象画家ではなく具象画家である。シミは神秘的な謎であるから美しい。」「ジャスパー・ジョーンズ(アメリカ国旗や的などを絵にする画家)の作品は、絵でありながら画面の端ではなく中心に向かってのみ意味が突き進められている。僕の映画もまん中に深く意味が込められている。」話す言葉も洗練されていますよね。かっこいい! で、関係者のみのパーティーに潜り込みましたよ!ワインがんがん飲みながら監督に絡んで来ました。魅力的な方でステキでした☆Kinko1
Kioko2


コメント
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