モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

表現の手段としてのデッサン

2007-04-21 23:55:00 | スタッフ講師
Yamaguchi_1山口 『ポット』 鉛筆

今日ご紹介する山口さんの鉛筆デッサンは、鏡面の美しいポットをひたすら見つめてじっくりと描いた静物デッサンです。ポットそのものの観察も、映り込みも全く手を抜かず、粘り強く追っていったため色の幅も広がり、モノトーンながら表情がとても豊かです。何より魅力的なのは映り込みや台の描き方により、創造性や絵画的な面白さを感じられること。ポット一つを描いた絵の中に不思議な世界が広がっています。エッシャーの絵や絵本の挿絵のようですね。

あかね
 

コメント
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