
【 左=幸介(ガッシュ) 中=半澤(色鉛筆) 右=マティス(油彩) 】
どうも幸介です。
今日アップした作品の中央、大人クラスの半澤さんの作品ですが、色と色との対比がとても気持ちいい作品です。偶然で色を決めているのではなく、置くべきとこに自分の色を置いているように感じます。彼はあまり多くを語りませんが、この色使いは見ていて気持ちがいいし、各色の面積も素敵で、彼は色使いのリズム感がとても良い。激しかったり心の内面をさらけ出すわけではないのですが、確かな存在感があります。
僕も絵を描き色を決める時、他人からみれば「なぜそこをその色で塗るの?」と聞かれることもありますが、なんとなく漠然と絵が出来上がる前から「ここは赤」だし、赤の次だから「ここは紫だ」と、言葉にならないような感じで色が決められて行きます。半澤さんと同じように、それは決して偶然では無くて、思いつきではありますが選び抜いた色なんです。
そして右のマティスですが、個人的に好きな作家なので並べてみました。やっぱり美しいです。偶然性をもある程度コントロールしたかのようなリズム感は、さすがと思わせます。マティスと言えば青い抽象的な人物画が有名ですが、彼は色使いにこそ魂が宿っているような気がします。
……っていうか半澤さんやマティスと並ぶと自分の絵が霞んで見えますね…。色は奥が深いです…。
以上、幸介でした!!