小学校受験ワークショップが終了致しました。一日目は『紙制作 細い足でも立つ動物/切れ込みを使った乗り物』という講座でした。
『細い足でも立つ』コツを覚えるだけでどんな動物も作れ、また『乗り物』や『道具』にも変化させることが可能です。早く、簡単に、セロテープを最小限に見栄え良く、壊れづらい、三拍子どころか四拍子揃ったテクニックは、目からウロコだったのではないでしょうか?
また『切り込みに差す』では、紙皿と紙コップに的確な切り込みを入れ組み合わせ(セロテープ不使用)、投げても振り回しても壊れない立体物を作りました。螺旋階段のある塔が3分で作れたり、未来派バイク、合体・切り離しができるロケットを作ったり、コツを覚えると「もっと作りたい!」というワクワクが止まらず、個性的な作品がたくさん生まれました。
二日目は『絵画 トリミング・構図の勉強/ダイナミックなポージング』をテーマに制作しました。
絵画の試験では与えられた課題で、一番大切な表現は「気持ちが込められているか?」です。状況を伝えようとするあまり、小さく全体を入れてしまう子が多いのではないでしょうか?個性的なポージングを描き、ペープサートを作ってから、目を惹く構図を考え、背景を描いて魅力的な絵にしてもらいました。
同じポーズからたくさんのシチュエーションが生まれ、嬉しい驚きを感じて頂くことができました。画力を上げるのは時間が掛かりますが、人物の大きさや描く場所を考えるだけで見違えた作品になりました。
最後にお渡しした年長さんにヒントになるプリント8枚は、受験間際「もうこれ以上は絵の勉強をする時間は取れない!」時に役立つものです。講座にご参加された方が損をされないように、小さな写真でのご紹介となりますが、どんなお題が出るか分からない絵の試験で絶大な効果を生んでくれますし、頭が固くなかなか課題に沿う絵が思い付かない子にとって救いになってくれるはずです。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。お子様の小学校受験がご家族皆様にとって輝かしい未来を作るきっかけとなりますよう、心よりお祈りしております。