大竹 参考作品として制作した掛け軸
大竹です。クリスマスケーキの予約受付のチラシをポストから回収する度、年末へと想いを馳せてしまいます。ここ最近は来年は辰年という事で、龍の掛け軸を制作しておりました。参考作品やデモンストレーションを合わせ何十枚も龍を描きましたので、何も見なくても&下書き無しでも龍が早描きできるようになりました。(学生へのデモンストレーションは、飽きっぽい中学生の為に、5分強で仕上げないといけません。)下書き無しの方が、やはり線に勢いがあり生き生きとした龍になりますね。しかし、練習用のミニサイズですら苦戦する学生達が多く、改めて800年前に描かれた鳥獣戯画の凄まじさに気付きます。鳥獣戯画は44メートルを超えるそうで、それに至るまで一体どれだけの習作があったのでしょう?
子供の頃よりゼルダやドラクエなどのファンタジーRPGを遊んで育った身としては、非常に楽しい作業でした。普段よりも縦長の構図になりますので、どんな風に龍を描くかよく考えてから手を動かす必要があります。来月からは小学生クラスでも取り組んでいきますのでお楽しみに!