モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

みんなでデッサン

2006-03-14 20:59:00 | スタッフ講師
Kurippu今、学生クラスでは全員で同じモチーフ『目玉クリップ』のデッサンをしています。小原先生も学生に混ざって一緒に描いています。デッサンといっても皆ひとりひとり個性が出るものですね。同じモチーフなのに、みんな自分なりのタッチでそれぞれ違っていて面白い。いつもはバラバラな事をしているのですが、たまには皆一緒に同じモチーフを描くと刺激になっていいみたいです。また、達成感もあるみたいでみんな楽しそう。
いつになく、授業は静かでかなり集中して一心不乱にカリカリ描いていて、いつもの皆じゃないみたい!なんだ、やればできるじゃん!みんな!
でもこれもいつまで続くか分からないので、忘れた頃に定期的にやろうと思います。
ちなみに、写真の中に本物のクリップがあります!さてど~れだ。
しまだ


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図形の美しさ

2006-03-13 23:41:25 | スタッフ講師
カラーテープ工作も中盤に入りました。様々なかたちを組み合わせた作品が出来上がっています。
ちょうど自宅の子どもが面積を算数で習っている最中で、曲線や直線が組み合わされた変な形の面積を求めるのに悪戦苦闘しています。自分が小学生の時「どうだっていいじゃん、こんな形の面積求めてどうなるのよ」と思っていたのに、大人になって見る面積の応用問題に出てくるいろいろな形の美しさに感心させられます。こういう気持ちで算数に取り組んでいたらもっと成績が良くなっていたのでしょうね。
計算はいまだに苦手ですが、描くことで図形の美しさを日々堪能していきたいと思います。
                                   よっしー

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上から目線ではない教育者になるにはルーズ位が丁度いい?

2006-03-12 18:21:00 | スタッフ講師
オバラです。
最近『美術教育を通しての人間形成』の勉強を再び始めました。
大学では教職の勉強をして免許ももらいましたが、当時実体験のなかった学生の私にとって“机上の空論”でしかなく「“絵に描いた餅”が食えるか!」と、斜に構えていました。しかしアトリエ・ミオスを開校して12年、経験を積むうちに大学で勉強していた事が繋がっていくようになり、自分に今だ不足しているものが具体的に見えて来ました。
今は心理学と教育学を中心に講議を受けています。難しく聞こえますが美術(や技術)を理解してもらい、それによって楽しみを見い出す事ができるように相手の心の機微を読むには・・・など、接客業にも通じるような実践に基づいた授業や、幼児期の心と体の発達に合わせた指導方法などの授業もあるのでとても楽しいです。
ただ社会人対象の講座ですので土日の講議が何回かあり、土曜、日曜クラスの生徒さんにはご迷惑をお掛けしますが、私の勉強した事を他のスタッフにも伝えて、より良い絵画教室になるよう努力するつもりですので、皆様これからもどうぞよろしくお願い致します。

なーんて格好いい事言ってますが、初日の講議で授業開始の1分前に教室に入り「人の心理を学び、よい教育者になりたいなら時間に余裕を持って来て下さい!」と怒られました(^^; 自分的にはルーズな私が「遅刻しなかっただけ偉い」と思います。(人間としての根本を見直した方がいいかも・・・)これからの目標『美術教育論の修得』(当たり前?)+『5分前行動』(志し低っ!)


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My hand

2006-03-11 15:25:00 | スタッフ講師
Tetori
Tetori2

幼児クラス 『手型』 石膏、型取り用樹脂(歯科用型取り材)

石膏で自分の手のコピーを作りました。
まず型取り用の樹脂に手を入れて固まるまで待ち、手の型を取ります。次に石膏を流し込みます。固まってから型をはずせばできあがり。動かさないでじっと待ちしっかり型ができると指紋までくっきりのリアルな手になります。(小学生は5月にやる予定。お楽しみに!)
東急ハンズや世界堂にも材料が売っているので、興味のある方は是非挑戦してみて下さい。手にはそれぞれの個性も出るし、たくさんの表情を持っています。特に子供はどんどん大きくなるので成長の証にもなりますよ。
もちろんやり方次第では足型や顔型もとれます。(窒息などしないようにくれぐれもやり方には十分気を付けて下さいね。)

あかね

追伸・・・オバラです。顔型作る時は窒息しないように鼻の穴にストローをさすのですが、私が大学で作っていると友人にストローをセロテープで塞がれ大失敗した経験があります。
教訓・・・動けない時友達に復讐されない程度には、人付き合いを円滑に保ちましょう。

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線の行方

2006-03-10 22:53:00 | スタッフ講師
Maidessan舞 『ストライプのシャツ』 鉛筆

美術の専門学校に受かり4月から学生になるにあたって、学校から入学前の春休みの宿題が出題されましました。
課題は「任意の布と果物をケント紙に鉛筆デッサンしなさい。」
布のしわや柔らかさを表現するのに、ストライプの柄は一見難しいように見えて最適な素材です。縞の強弱を描くだけでも布がどんな風に折れ曲がっているかを表現する事ができるからです。モチーフをセットすると最初ひるんでいた彼女も「段々ストライプ描くのにハマってきたかも~☆」と楽しそうに制作していました。
つやつや光るリンゴの映り込みにまでストライプを描き込むとは圧巻です!
オバラ

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非常に

2006-03-09 18:34:39 | スタッフ講師
Hiromiinu宏美 4年 『犬』 カラーテープ、ホチキス

大変です。カラーテープ工作は!
毎回毎回書いていますが、なかなか良い案が浮かばないので困ってしまいます。が、やっぱり子どもってすごいなぁといったアイデアの持ち主なんかもいたりして感心してしまう。

ずっと頭をやわらかくする方法が知りたいと思っていますが、一向に解らないです。   ちなみに僕は頭をやわらかくしようとすると単に子どもっぽい考え方になり、まいります。

今日のヒット!
イヌの顔を紐で上手につるした作品と、やたらなが~いゲジゲジスプリング作品
でした~!



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Aプラン・Bプラン

2006-03-08 07:56:00 | スタッフ講師
20060308a先週から作っている工作も2週目、そろそろ紙テープがかたちになってきました。
そこで今回は紙テープで作った作品を紹介します。
先ずはりゅういちが作っている「くじら」(^o^)丿当初の計画は「さかな」をイメージして作っていましたが、作っているうちにだんだん鯨に・・・しかし、これがカラフルに出来ていてとてもイイ!りゅういちも「くじら」の口をハサミで切って満面の笑顔。
20060308bもうひとつはゆつきちゃんが作っている「モビール」(^o^)丿一つ一つ動物の大きさを考えて左右のつり合いがとれるようになっています。
どちらの作品も材料は紙テープと同じものですが、これだけ違う作品が出来てしまうなんて子どもたちの発想と器用さには驚きです。

けいご


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雑でステキなデッサン

2006-03-07 21:27:11 | スタッフ講師
Sinaken健人 3年 『鉛筆デッサン』
しまだです。先週描き終わったデッサンは、皆それぞれアジがあっていい作品ばかりでした。特にこの健人の作品は私的に一番気に入りました。この雑なタッチで、デッサンとしてはどうかな~って感じですが、これが子供パワーですね。大人には描こうとしてもこの感じは描けないですね。計算されてないこの感じはやっぱり子供にしか描けないのです。このまま純粋な気持ちで描き続けて欲しい.....と思います。大人はつい、上手く描こうとかセンス良く描こうとか計算しがちです。あああ大人って......。



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仮面ライダー ひじき!

2006-03-06 19:45:18 | スタッフ講師






Y01Y02
圭優 4年 裕一郎 2年

月曜クラスもカラーテープ・オブジェ制作に突入です。面白いのは、男子と女子とで割とはっきり傾向が分かれた事。男子はテープを丸めたり、提灯の紙を張る前の骨組みのように3D感覚で形を作っていき、女子は機織りのようにテープとテープを組込ながら形を作っています。うーん、やっぱりハタを織るのは昔から女の仕事なのか?DNAに入っているのかしら?一気に作り終えた男子の作品をご紹介してます。その名も「仮面ライダー ヒジキ!」弱そうです。     よっしー




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小学校受験

2006-03-05 21:49:00 | 受験・学校
Yuusei
Puraibeto_1ゆうせい 『イリエワニ』 クレヨン

現在アトリエ・ミオスでは、小学校受験の為の1対1のプライベートレッスンの会員のみ募集しておりますが、新学期(4月)からは、受験専門の絵画工作クラスをオープンする予定です。
受験間近は勉強を優先させる方がいい結果が出ますので、早い時期に絵画工作を大好きに、そして得意になるようなカリキュラムに御期待下さい。
詳しくはまたこちらのブログ、ミオスのホームページにてお知らせ致します。
以上、宣伝でした。  オバラ





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壊す勇気

2006-03-04 16:14:14 | スタッフ講師
Sumi鷲見 『ティータイム』 鉛筆デッサン

周りを映し込む金属はとても美しいのですが、絵に描こうとすると難しいです。映り込みと形と金属の色、それに硬さや重さなど。どこから描き始めればいいのか、どれを活かせばいいのか描いているうちにどんどん迷ってしまいます。
鷲見さんの作品のように自然に見えるように描くことは簡単ではありませんが、それができると見所のある力強いデッサンになります。金属の質感が良く出ていて絵に近付いて見てみたくなりますよね。さらにこの絵には紅茶の缶という別の金属までありますが、ちゃんと描き分けてつや消しのきらっとした感じも出ています。
全体的にバランスよく描いていければベストなのですが、まずは映り込みからでも形からでも気になった方からガツガツ描いてみる事をお勧めします。その後上から描いたり全体に色を落としたりして、調整してください。ここで大事なのは最初に描いた部分を壊すのを恐れないこと。“せっかく描いたのに・・・”と思わない事です。勇気はいりますが、深みや重さも出るので試してみる価値はあると思いますよ。

あかね

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文化庁メディア芸術祭

2006-03-03 23:05:00 | アート・文化
Bunkachou恵比寿ガーデンプレイス内にある『東京写真美術館』でやっている“文化庁メディア芸術祭”を観て来ました。
この展示会は世界44カ国が参加するアート、エンターテインメント、アニメ-ション、マンガのフェスティバルです。
大きな顔が写し出されるスクリーンに手を触れると、そこの部分だけ顔がグニャっと歪みじわじわ元に戻ったり、ストローが差してあるコップが机に置いてありパソコンにある食品をクリックしてからストローを吸い込むと、例えば納豆の場合「にゅめにゅめーーーごぼごぼっ!」とストローが揺れ、まさに吸い込んでしまったような感覚に思わずむせかえります。またマックシェイクなどは「んぐっ、コーーーーーーっっっ!」。フェルメールの絵画をCGで360度見れるようにした望遠鏡、など参加型の作品も多く、子どもから大人まで1日楽しめます。これは展覧会なんて堅苦しいものではありません!美術館の敷居なども感じません!明後日3月5日までですので、ぜひ皆さん足を運んでみて下さい!(しかも入場無料♪)
オバラ


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蚊羅亜帝富(カラーテープ)

2006-03-02 20:32:41 | 日記・エッセイ・コラム
Rena
Norika今日はカラーテープ(両面が違う色の長細い色画用紙)工作。
微妙な指先の動きが必要で、思った以上に大変です。くうう・・・!

生徒と話すとき、ついつい相手が子どもだということを忘れてしまうことがあります。例えば、「ここの線を平行に描いてみよう」 なんていうんですが、高学年の生徒ならまだしも低学年の生徒は習っていないのでわかりません。

「この線とこの線はおんなじでしょ」と、説明すると、
「なにがおんなじなの?」とさらに聞かれます。
「おんなじ角度で斜めに線が引いてあるでしょ」と、決定打を言ったつもりでも
「角度ってなあに?」・・・・・・ぐぁぁぁ!

”俺は専門用語でしか喋れない、頭でっかちな大人になっちまったのか・・・!今になって、自分のお世話になっていた先生方の気持ちが身にしみるぜ・・・・”といった具合に、みんなに解りやすく説明しようとすると非常に難しいことに気がつきます。

実は低学年も高学年も関係なくて、修先生の理解力がたりないんだな~。説明書は幾らでもあるんですけど、説明書の説明方法がわっかんねんだな~。理解してもらおうと言葉を足せば足すほど、どんどん埋もれて見えなくなっていく。ズブブブブ・・・

勉強って、色々な感覚をみんなで分かり合って、共感していくことなんじゃあるまいか・・・?!覚えるんじゃなくて、体験とか体感していく事なんじゃあるまいか・・・?コミュニケーションってそんな感じのことなんじゃあるまいか・・・?それって、突き詰めると「LOVE」って事になるんじゃあるまいか・・・?

簡単な言葉で、超明快な表現方法があるんじゃないか・・・?『単純で効果的』 僕の作品制作のテーマです。作品ばかりでなく、実生活にも目を向けなきゃ・・・・まいったなこりゃぁ!








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カラーテープを使って

2006-03-01 08:55:00 | スタッフ講師
20060301a_1今月の小学生クラスはカラーテープを使って工作をしています。
カラーテープといってもセロテープのように粘着性のあるものではなく色の付いた細長い紙テープなので、ホチキスなどでとめて形を作っていきます。今回、特にテーマが無いので子供たちが自由に考え・作っているところを見ていると『個性が良く出ているなぁ』と感心させられます。
20060301b_1設計図を書いてから作る子・思うままに作る子といろいろいるので完成した作品がどんなものになるか今から楽しみです。
20060301c_1

←※今日作っていたこの作品は何になるのかなぁ?(^o^)

けいご




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