モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

中学生男子の水彩画

2020-02-06 23:05:59 | 学生

どうも幸介です。本日は学生クラスより水彩画のご紹介。全て風景画(空想の風景も含む)ですが、しっかりと建築や陰影が描かれている印象。粗削りな部分はあるけれども、ちゃんと絵と向き合っている感じがして好感がもてますね!!

小学生の時の水彩の扱い方と違い、平筆・丸筆・面相筆を使い分けています。濃淡も薄く溶いた色を重ねたり、部分的に細かくキリっとした描写を入れたりと、技術的にレベルアップしています。水彩絵の具を重ねすぎると、どうしても色が汚れてしまったりボヤけてしまったりと、中々扱いが難しいですよね。どの作品の作者も、「う~ん…」と眉間にシワを寄せながら描いている姿が印象的でした。今回載せた作品達は、細部までしっかり描ききって完成していて、きっと制作者たちの良い糧になったのではないでしょうか。

ちなみに今回ご紹介したのは、いずれも中学生男子の作品。なんていうか、一番微妙な年齢というか多感な年頃なのによく「絵画教室に通おう!」と思いますよね。こんなに男子学生の多い絵画教室、他に無いんじゃないでしょうか。火曜日クラスなんか16名在籍中ほぼ体育会系男子で、運動部の部室かな?って感じです。でも、ふざけたりしつつも、みんなちゃんと絵を仕上げて(しかもこだわって!)るのに単純に感心いたします。自分がこの年齢の時は、色々興味がありすぎてどれも中途半端だった気がするので、みんなしっかりしてるなぁと感じる毎日です。

ということで、「絵に興味はあるけど、静かで上品な”いわゆる絵画教室”みたいな空気はちょっと苦手だな…」という学生の方々、いつでも無料体験をお待ちしております!庶民的で親しみやすい講師ばかりですので、ご安心くださいませ!

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小学校受験 春期講習

2020-02-04 23:06:23 | 小学校受験講習会

2月に入り、春期講習のお問い合わせが増えて来ました。
小学校受験を予定されている外部の方も参加可能な『春期講習会 2講座 』(3月30日(月)13:00~14:10 と、14:50~16:00)のお知らせです。

前半13:00~の講習会 『動きのある人物画』
スポーツをしている人物の写真を使って、動きを研究していきます。各パーツを簡単な形に置き換え、長さや大きさ・角度を確認し、描いてみましょう。

Lesson 1 【観察】人物の写真を見ながら各パーツの形を図形に置き換えイメージします
Lesson 2 【注意】輪郭線を繋げず、パーツごとに図形をバラバラに考えます(ひじ・ひざで分けましょう)
Lesson 3 【置換】写真の上にセル板を重ね、油性ペンで単純な図形を当てはめ描きます(輪郭をなぞらないように)
Lesson 4 【転換】セル板を剥がし油性ペンの線だけ見てみましょう
Lesson 5 【発展】図形で描いた人物を見ながら、クレヨンで人物を描きます
Lesson 6 【応用】人物の様々な動作にチャレンジしてみましょう

受験絵画で期待される人物「動きのあるポーズ」が難しく感じているお子様、どのように教えたら良いか分からない保護者様、ぜひご受講ご検討下さい。


後半14:50~の講習会 『紙工作(円筒を多用した立つ動物)』
「細くて長い足でも立つキリン」を制作します。一枚の画用紙から少しのゴミも出さずに、安定した立ちポーズのキリンを制作してみましょう。
受験までに、ハサミや糊などの道具の基本的な使い方や、手先を器用に使える能力を身に付けておく必要があります。
またそれだけではなく、作業中に机上整理をおこないながら制作できるか、お友達と一つの道具を仲良くシェアできるか、片付けはきちんとできるかは、その様子からどのような家庭生活を送っているか躾の一端をも見られています。
このような基本をきちんと身に付けた上で、少ない面積で美しく見える頑丈なセロテープの貼り方など、テクニックを磨いていくことが大切です。

どちらの講座も新年中さん、新年長さん共にご参加が可能です。新年中さんやはじめて参加する外部生に合わせ、難易度を下げゆっくり制作しますのでご安心下さい。(新年中さんと、まだ制作に慣れていない新年長さんは保護者の方とペアで制作していきます。)

春期講習会 新年中・新年長対象 『人物画(人体の基礎固め)』 / 『紙工作(円筒を多用した立つ動物)』
日 程:3月30日(月)
時 間:絵画ー13:00~14:10  /  制作ー14:50~16:00
対 象:新年中(保護者とペア)、新年長(保護者の見学可)
参加費:各回5,000円
持 物: 作品を持ち帰る為の袋

<お申し込み方法>下記の必要事項を明記の上、メールの件名を「小学校受験・春期講習申し込み」として、e-mailアドレス(mios@ace.ocn.ne.jp)へ、下記必要事項を記載し送付してください。お申し込みの確認とご受講料(5,000円×クラス数)のお支払い方法(銀行振込となります)を返信します。
☆必要事項 ①講座名 ②お子様の氏名 ③年齢(新年長or新年中) ④住所 ⑤電話番号

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大きく口をあけて

2020-02-03 22:40:15 | 幼児


今日は節分ですね、大竹です!大きな口が沢山並んでいます。幼児クラスでは一足先に節分をテーマにお絵描きをしました。10分お絵描きで恵方巻きを食べるところを描こうと思っていたのですが、みんな鏡とにらめっこしながら真剣に自分の口の中を観察していたので、そのまま口だけを時間をかけて描くことにしました。歯の形や歯が抜けている部分、中には歯に挟まっていたお昼ご飯までしっかり描いている子もいたりして、指導しているこちら側も面白かったです。唇の形も良く見れています。ベロまでちゃんと描いてあります笑
ずっと口を開けて描いていたので、終わった頃には口が疲れた…という子もいました。

後半は節分の絵本を読み聞かせをしました。絵本の中で赤鬼や緑鬼、黒鬼など様々な色の鬼が出てきたので、お絵描きの時も自分の好きな色の鬼を描くことに。色画用紙いっぱいに鬼の顔を大きく描いたので、色を塗るのも一苦労!顔は赤で塗ったから、口は緑で、髪は青にしようかな、と色合いのバランスも考えながら進めていきます。
さっきは自分の歯を見ながら描いたけど、鬼の歯はどんな形をしているかな?何本あるかな?口の中は何色かな?と色々と想像しながら自由に塗っていきました。目や鼻、ツノも別の画用紙に描いて思い思いの形に切っていきます。髪の毛も定番のパンチパーマの鬼もいれば、ツインテールのかわいらしい鬼もいたりして個性豊かな鬼達が揃いました。完成した鬼はどこか本人に似ていたり・・・?

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英保さん 展覧会のお知らせ

2020-02-01 17:44:29 | 大人 水彩


英保 左 / 上野奏楽堂  油彩 右 / アフリカの朝焼け  透明水彩

本日は、土曜日午前クラスに在籍の英保さんの作品、油彩と透明水彩の2点をご紹介します。

左手は上野恩賜公園内にある奏楽堂を描いたもの。こちらは、現在の東京藝大の前身として明治に建てられた建築物で、昭和になってから現在の場所に移築されました。

英保さんは、横浜の山手や鎌倉浄妙寺などにも足を運び、こうした洋館を自身で取材され作品にしています。
横板張りの外壁や瓦屋根といった作りの風貌は、描く上で決して容易ではないけれども、和と洋が折衷されたその何とも言えぬ佇まいが作者の心を捉えるのでしょう。

今回の奏楽堂も作者の描く他のそれらと同様に木々に囲まれ、シックな色合いと緑が美しいハーモニーを形成しています。その主張しすぎぬ存在感をごく自然に画面に表しているのは流石です。
特に今回は、そうした色同士の響き合いもとても上手くいっているように感じます。

そうした意味では、右手の透明水彩で描かれたアフリカの風景も色使いに拘りが感じられ、オレンジから紫色に至るグラデーションが魅力的な作品です。

こちらの作品は、2月9日から有楽町で元同僚の方々で開く展覧会に出品されるそうです。
皆様、是非足をお運び下さい。

「おおぞら展」
2月9日(日)~2月15日(土) 11:00~18:00(最終日17:00まで)
交通会館(JR有楽町駅前)地下1階 エメラルドルーム
千代田区有楽町2-10-1
Tel 03-3214-4288

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