吹浦口登山道を山頂目指す場合、外輪コースと千蛇谷コースのどちらかを選ぶが、その分岐が七五三掛。
以前は文殊岳方面へは登らず、いきなり七五三掛の分岐から左に向い千蛇谷へ入った。
古い地図をお持ちの方はご確認ください。
古い地図といえば、手元にある昔の鳥海山登山地図には今はすでに廃道となった登山道がいっぱい載せてあって面白いですよ。
例えば鶴間池から鹿俣を通って山頂へ向かう道。滝の小屋から河原宿を経、小雪渓を渡ると薊坂は登らずに左に向い、仙ヶ洞を目指し文殊岳へと向かう道。
また、御浜から蟻の戸渡を経由して稲倉岳へと向かう道等々。
上の写真はすでに廃道となった七五三掛の一番危険な所。
女性グループがこれから難所を渡り七五三掛分岐へと戻るところです。
写真手前の丸太も一冬過ぎれば使い物にならなくなったようです。
初めて通ったときは丸太も無くてこの写真以上に怖い所でした。
今は何度かの改修で千蛇谷への分岐も七五三掛より大分上へ登ったところになっています。
それにしても今は大分道も良くなったようです。
ほんと、最初に康新道下ったときは足を置く場所もわずかでおっかないところでした。