押し買い、訪問しての強制買取、こんなド田舎にもその波は及んできます。
実際電話をかけてくるのは女性です。男がいきなり電話かけてくると警戒して断りますからね。
我が家でも家人が(半分ボケ始めたようなのだ)電話を取り、ハイハイ着物ありますよ。何日の何時ころなら家にいますよ、と答えたようなのです。しかし、後日本人はなんと回答したか覚えていない。
母親の残した着物が桐の箪笥の中にごっそりあるんですけど、売るわけないでしょ。人にあげることはあっても知らない業者に売るなんてありえない。
早速消費者センターに電話しました。断りの電話を入れようにも電話番号を聞いていない。こういう業者は電話番号を言わないんだそうです。電話で口頭で、売買契約になんるのかな、と思って聞いてみたら「なりません。」何をいくつ、いくらで売るかも答えていないのでなりません、との回答。もしやってきたら「お売りするものはありません。」と答えること。遠くから足を運んでいるんだと凄まれたら「おかえりください。」
はい、ここで立ち去らないときは警察を呼びましょう。刑法130条不退去罪が適用されます。相手も馬鹿ではないですから引き下がらざるを得ません。
そう、明日やってくる予定でして、明日せっかくの休みなのにこんなものの相手をせにゃならんんか、と思い憂鬱になっておりました。もめごとは嫌ですもんね、不在にしていたらしつこく電話も来るだろうし、つら拝んではっきり言ってやろうと思っていたら、先ほどまた電話がありました。
「先日お電話で訪問をお約束しておりました株式会社エコロジーの凸凹と申します、明日の、」ときましたね。
電話がくりゃこれ幸い「はい、お断りの電話を入れようと思っていたのですが、電話番号も聞いていませんし、そもそも着物は私が母親から受け継いだもので家人のものではありません。それは私とともに相続人の姉にすべて渡しました。」
これで向こうはこれ以上何もすることができません。ざまーみろ。そうか、前の日に再度電話して再確認しておかないと向こうも無駄足になるものね。でも今日家にいて電話を取ったのが幸い、電話にでなければ明日来ていたかもね。
そう、エコロジーという会社でした。電話を掛けた相手が悪かった、エロジジーだった。はい、おあとがよろしいようで。
ちなみに検索すると出てきます、悪評が。仙台の業者、電話もかけてみましたが一切通じない。でも電話かけるならこちらを非通知にしないといけませんね。皆さんもご用心、ご用心。