鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

今日の掘り出し物、それに開高健

2021年02月27日 | 兎糞録

 天気は良好、遊佐方面へ行ったけれども趙介山の写真は撮らずに帰宅。午後より近くの○○-OFFへ。読む本はたくさんあるけれど、何かめぼしいものはないものかと。三冊ほど発見。

 酒田の名字 税込み210円

 酒田の昔話 税込み210円

 開高健のパリ 税込み670円

 しめて1,090円。酒田の昔話はもう少し内容量の少ないものがウチにあったけれど、これはかなりの量が収録されています。テープで聞き取りしたものを起こしたと書いてあります。

 開高健、十代のころから好きで単行本、文庫本は全集を除いてほぼ全部購入して何度も読みましたが近年出版されたこの本はなかったので購入しました。前に見たときは倍の値段だったのですが売れ残ったのですね。開高健のDVD , VHS ビデオ、ビデオCDもすべてあったのですが映像作品はすべてオークション、フリマで売りさばきました。(劣化する前にほんとはいけないこととは知りつつもすべて****化してあったので。)

 開高好きが高じて開高健記念館には二度行きました。JRの土日フリーパス使うと安いんですよね。コロナが収まったらまた行きたいなあ。記念館の写真も載せておきましょう。

 茅ヶ崎駅からバス、徒歩です。この表札盗まれてしまい、現在取付てあるのはレプリカだそうです。心のねじ曲がった人はいるものですねえ。それは町でも山でも見かけますけど。

 最初のころに使っていた書斎です。

 その旧書斎には酒瓶ゴロゴロ。ああ、ウヰスキー飲みたくなってきた。

 最後まで使っていた書斎。この奥に布団が敷きっぱなしの小部屋があります。見学者はこの中には入ることができません。机の上に並んでいるのはヴェトナム関連の本ばかりです。

 その書斎の背後には「もっと遠く!」に登場したマスキーの剥製などが飾ってあります。窓ガラスの反射を気にかけずに撮影してしまいました。

 ついでに、VHSビデオ、LD、DVDの「河は眠らない」で釣り上げたキングサーモンと大型本「王様と私」(文庫本では「オーパオーパ!!アラスカ至上編 コスタリカ編」)で釣り上げたキングサーモンは異なるサーモンです。映像では少ない人数しか映っていませんが多くのスタッフが同行しています。なぜかそのことに関してはだれも言及していません。誰だったかが一生懸命調べて書き残していますので興味のある方は調べてみてください。

 

 バスを降りて記念館につくまでの間、アパート、マンションというものは建っていないのですね、この町は。後から東京に住む義兄に言われました、アパートは建って無かったでしょうって。その通りでした。

 

 


Matt Otto Dig

2021年02月26日 | Jazz

 

 以前他のサイトでほぼJAZZ専門に書いていたのですが途中でこちらへ切り替え。その時の記事をもとに。音も一緒にどうぞ。このCDももはや入手不能です。

 Matt Otto、今も現役バリバリで吹いているようです。

 ずっと以前、屋外で行われたジャズフェスティバルとは名ばかりの、まったくジャズではない演奏、その帰り欲求不満に満ち満ちていたところ義兄に連れられて入った確か成城あたりのライブハウスの・ようなもの。

 のりにのりまくりました、Matt Otto

 こちらもアルコールがいっぱい入っているものだから、

  Hey! You Great Saxophonist !

 向こうもステージから

  Hey! You Nice Guy !

  Somethig Request ?

 おもわず

  AloneTogether Please !

 そこで販売していたCDです。

 当然買いました、そこでそのメンバー全員にサインをもらい、挙句の果てにはそこにいたお客さん、日本人、米国人にまでサインしてもらう始末。
 
 大分酔っ払ったので帰ろうとすると、そこにいた金髪の若い女性、

 「もう帰っちゃうの?](もちろん英語)

 こちらもまともな英語はしゃべることはできるわけはないのですが、そこはそれ酔っ払っているもんだから腕時計を指差し英語で、

「帰る時間なんだ」

 彼女、

「Oh,yeah!」

 ジャズにまつわる想い出は忘れがたいものがいっぱいあります。


今年の鳥海山大物忌神社の山小屋営業

2021年02月25日 | 鳥海山

 今年は山小屋やるようですね。それやらないと由緒ある神社が倒産してしまいますから。

 営業の案内がありましたのでご紹介。

 人員も少ない中、管理する神職の方がどんどん少なくなっている状況で運営は大変でしょう。一般の山小屋と違うところはここはあくまでも参籠所であるということです。ですからただの山好きの親父がやるのとは違うのです。山頂に美術館は要らない。

 ここに寝具、毛布の貸し出しはいたしません、と書いてあっても持ってこない人はいるんですよね。おまけにそんなことは聞いていないと言い出す。下界がそのまま2,236mまでひっぱりあげられてきます。

 例年山頂は150名、御浜は50名なので少し減らしています。一泊二食で一万円、あれで!!

 素泊まりのみにすればいいのに。やるとしたら物販のみ。そしたら山小屋の経費も食材ロスも減らせます。いずれヘリによる荷揚げも運賃が大幅に上昇し、やがてヘリそのものが運航しなくなるでしょうから。大昔のように味噌汁のみ提供する程度でいいと思います。自分の食べるものも持たないで山に登るなんて、山に登る資格がありません。

 いただいた雑誌に素晴らしい写真が載っていました。こういう人たちが鳥海山のために仕事してきました。


PC died

2021年02月23日 | 兎糞録

 パソコンで作業していたら再起動の指示が画面に出て終了後沈黙。電源を入れてみるもののブルースクリーンとはちょっと違う見たこともない画面が出てきました。office365がどうもおかしい。と、あちこちいじりまわしていたら昇天。

 色々調べようにもマウスは効かないしBIOS画面は出るけれど何も変えられない。セーフモードでの起動もできない。こんなこともあろうかと予備に一台準備しておいた本体があったので、しかもそちらに前もってあらかたのデータをコピーしておいたのでほぼ無傷で助かりました。

 壊れたPCのSSDを取り外し中身をのぞいてみると無傷です。後からブルースクリーン修復、原因のサイトを見てみると

 1. マザーボードの故障

 2. メモリーの故障

 という一因が書いてありましたけど、うむ、何か思い当たる。作業中によくフリーズするようにはなってきていたのでそろそろ壊れるかなとは思っていたのです。

 メモリーの診断はWindows10のPCで診断できるそうですけれどPCがお陀仏ではしょうがない。新しいPCで診断しようとしても適合しないメモリーなので不可能。16ギガのメモリー2枚はもったいない。というわけでメモリーもマザーボードもごみ。メモリーはオークションに出すわけにもいきません。

 有料のソフトはメーカーに連絡して再インストールできました。後は itunes、たっぷり80ギガ分CDを取り込んでいたのですがこれも ipod から itunes に転送するソフトがあったので助かりました、これは有償ですが以前も使ったことがあったので。

 ノートPCもタブレットもあるのですがやはりデスクトップが1台無いとだめですね。鳥海山関連は写真も資料も外付けHDに保存していたので無事でした。こちらは壊れても有料の救出ソフトが手元にあるのである程度復元は可能です。一度別のHDでやらかしてほぼ100%回復できた実績がありましたので。

 PC の故障には対策を取っておきましょう。

 

 


CHARLES TOLLIVER BIGBAND VIENNE2007よりMournin' Variations

2021年02月22日 | Jazz

 今日はCharles Tolliver のビッグバンドを聴いてみましょう。

 

 Billy Harper のsaxソロいいですねえ。トランペットの Keyon Harold が自信なさげにソロを取りますがそれをドラムスの Victor Lewis が苛立ちながらシンバルをたたいて「若造しっかりやれ」と言わんばかりに煽ります。それにより Keyon Harold のソロは白熱していきバルブの底より唾がとめどなく滴り落ちてきます。 Keyon Harold のソロを受けて Georege Cables(p), Cecil McBee (b),Victor Lewis(ds)のTrio演奏も最高です。

 この時の演奏はもっとありますがステージ最後の曲での Bill Saxton のサックスソロもいいですよ。全編通して Victor Lewis が最高のドラミングを聴かせてくれます。