暇人は考えるのでありました。
ワニの肉って美味しんだろうか。まったりとして、それでいてコクがあって、さあ山岡君説明してくれたまえ。ちがうちがう。そこじゃない。4月1日から総額表示が義務化になりましたがどこを見てもほとんどこの方式。これなんか税込み価格と本体価格が同じ大きさで表示されているのでまだいいですが。(写真右上ワニの皮と爪を見せられては食欲も失せます。かえって食欲が増す人もいるのでしょうけれど。ワニはバッグと財布に限ります。)
お金を出すときは税込みです。299.16円なんて払えません。石油製品なんかはたしか輸入価格でも下2桁まであったと思いますが通常の取引で1円以下の価格はありません。ついでながら、なぜか仏壇の場合は千円の下はありません。墓石に至っては万円の下の価格はありません。これ不思議。
これなんて拡大してありますが実際の大きさは虫眼鏡でもないと税込み価格はわかりません。じいちゃん、ばあちゃんは税別価格しか見えないでしょう。もっともそこが狙いでしょうけれど。
いやー、208,000の商品、消費税だけで20,800円にもなるんですねえ。どこも税別価格をどでかく、税込み価格は申し訳程度に小さく載せてあります。往生際が悪いなあ。少しでも安く見せようと思って。支払うのは税込みなんだから税込み一本にするか本体価格は小さーく表示してほしいものです。これがAmazon、ヨドバシ等WEB上の買い物は税込み表示です。総額表示を義務化するんだったらそこまで踏み込んでほしかったですね。そう思いませんか。
同じチラシでもこちらはカインズのチラシ。業界によって表示方法は取り決めがあるのでしょうか。この税込み一本のほうがはるかにいいですし、値段の比較もできます。安いと錯覚を起こさせるために税抜き価格を大きく、税込み価格は申し訳程度に載せるのでしょう。いつまでもそんなことやっていてはいけません。
ちなみに大物忌神社の山小屋の宿泊価格は今日現在税抜き表示のままでした。
あの小屋で素泊まり、寝具なしで税込み7,700円か。あの食事が1,650円。ちょいと昔は3,000円くらいだったと思うのですが。これは日帰りに限ります。御来迎、影鳥海を見たい方は夜立ちしましょう。幕営は禁止です、お忘れなく。禁止といわれてもテントを張る輩に鳥海山に登る資格はありません。今年は小屋の営業やるんでしょうか。今年も続けて営業しないと神社が倒産してしまうか。