『絵コンテ割り』なんて言葉はないですが、自分でつけてみました。内容は、コンテを撮影日数分に分けて、時間割りなど作業内容(カット数)を鏡札にしてつける作業です。以前、「映像文化フェスティバル」でプロデューサーの方が、シナリオ枚数から作業内容を分ける『香盤表』なるものを作っていると学びましたが、今回、自分なりの『香盤表』を作ってみようと思い、結果、『絵コンテ割り』なるものが出来上がりました。作業をした作品は、名古屋で知り合ったMさんの「こうたろう in スペースワンダーランド」。絵コンテは90枚程あり、分けるのに約半月程かかりました。現時点で色々変更はあるようで、お役にたてるか解りませんが、なんとか本日提出しました。この経験は自分の作品にも役立てたいと思います。しばらく1週間程休みます。
自分の部屋には、以前、主演してくださったSさんのシナリオの原稿がたくさんある。毎日、少しずつ読んで楽しんでおり、そのシナリオを何か映像にしたいと考えていた。しかしながら、それ用にも原稿も書いていただいたものの、いざ、制作するとなるとなかなか踏ん切りがつかない。そこで、Sさん本人も自負する一番思い入れの強い作品がいいと考えた。それは、以前、舞台撮影をした「オレとボクとアタシ」と言う演劇の脚本で、これを映像化したいと思い、する価値があると感じた。早速、Sさんと会い話した所、快く承諾。キャスト、スタッフの協力も得れる話になった。今回、この作品を制作するに至ってのテーマは「自由」。今までの作品の作り方をそのまま継続し、臨機応変に作業をする。「カイコを飼う」とは、対照的な進め方をしたい。まずは、映像化にあたってのシナリオ作成から。