2012年に活動を休止して以来、久しぶりにいくつかの作品を手がけた年になったので総括を書きたいと思います。
今年はまず、1月に10年ほど前に撮った自主制作映画「チャトはどこだ」をYouTubeにアップしました。
アップした理由は、完成したデーターがたまたまパソコンに残ってたため、保存するのが目的でした。
実は「チャトはどこだ」の編集中、どうすればいいか悩んだカットがありました。
自分でもよく覚えてないのですが、偶然、そのデーターはその問題を解決していたので、良しとしてアップしました。
ですので、アップにそれほど苦労した覚えはありません。
自主制作映画「チャトはどこだ」
次に昨年暮れから手がけていた絵本を引き続き作成しました。
昨年、絵本が入選したため、今年も同じところに送って、入選もしくは受賞を目指しました。
結果から言うと落選。
5月頃応募で7月頃、結果が出たので、その間、その絵本しか作業をしませんでした。
絵本の制作費よりも、約半年間、無駄にしたその時間が何より痛かったです。
落選の理由はまず、話の内容。
実際に耳の聞こえない障害者や知的障害者をモデルにした話ですが、内容的に悪気はなくても馬鹿にしてたのではないかと今、思います。
もう一つの理由に前回は絵の具で書きましたが、今回は絵の具で書いた部分は少なく、ほとんどはパソコンで色づけしました。
ですので、絵を描く作業をラクしたためだとも思います。
その他には製本は印刷屋さんにお願いしたり、何より文面では多くの人に見てもらい意見を聞きました。
そのため、完全に自分が見えなくなっていたのだと思います。
反省が多い作品となりました。
今後は手書きを大事にし、自分で製本をしたいと思います。
特に大切なのは話なので、しばらく思いつくには時間がかかりそうです。
来年の応募は見送りたいと思います。
絵本「○と□をくっつけるだけ」3~4ページ
絵本「○と□をくっつけるだけ」7~8ページ
次に絵本の落選の報告を聞いて、二つの作業を同時に始めました。
一つはシナリオの作成。
これは毎年行われるシナリオ応募のコンテストで結果が出れば製作してくれて、なおかつ自分もその製作に関われるというもの。
その応募に十何年前に撮影した知り合いの舞台を出したいと思い、脚本化しました。
その舞台には戯曲はなく、台詞がズラ~と書かれているのが2時間分あり、それを丸写しすることからはじめ、次に舞台を撮影した映像を確認して、動作、演出を書き込み、セリフを直し、最後に応募の尺である25分に内容を編集し、かつ自分の考えた新しいセリフも混ぜて、ひとまず完成しました。
今月12月には舞台を書いた作者のN氏に見てもらいましたが、予想以上に反応がよく、その場で何ヵ所か訂正されてました。
それを踏まえて、来年の応募では再び完成させたいと思います。
舞台映像「カイコを飼う」
そして、もう一つ作成したのは、自主制作映画「Shaberaruru」。
もともとのこの作品は20年近く前の作品ですが、Youtube用に作り直しアップしました。
この作品もアップした理由は保存のためです。
今回、アップするにあたって新しく字幕をつけてみましたが、その作業は何年か前にしていて、今年した作業は細かい直しだけでした。
特に苦労をしたのは、Youtubeにアップするためのファイル作成。
納得がいく画像でアップするのに尺やファイル形式がうまくいかなく、時間がかかってしまいました。
それでも、なんとか11月にはアップできました。
自主制作映画「Shaberaruru」
最後に今、作業中の「富士山映像」。
来年、静岡にある富士山資料館が40周年で富士山も世界登録5周年記念ということで作品を募集されることとなりました。
自分もかなり古い作品ですが応募することにしました。改めて見ると直すところが多すぎて、かなり苦労してます。
画像はなんとか完成しましたが現在は、音を一から作り直してます。音楽も作り直すので課題が多いです。
なんとか年末年始で一段落つけばいいのですが。
富士山映像「フジサンアップ」
以上、2017年の総括でした。来年もがんばります。