シンAyumilky作業日記

趣味と言われながら本気で作成する男の日々の作業日記です。

「松永 歩の最低映像展」ふたたび

2012-01-31 23:01:00 | 展覧会
なぜ?また?と言う声も聞こえるかもしれませんが、もともとやろうと思ったきっかけは、21日に新作自主映画の打ち合わせ後のスタッフとの食事の際、「松永さんは(演劇の)舞台映像は撮らないんですか?」と聞かれた事で、自分の中では大事にしていて、ほぼ未公開に近い(演劇の)舞台映像が2作あり、その作品の表現をどう言えばいいのか、とても言葉に迷い、はがゆかった思いをしました。そこで、その2作の上映会をしよう!と思いつき、最近、Mさんがよく稽古で使われる S市市民文化センターに行きました。小部屋でも借りて、ちまちまやろうと思い事務所に話してみた所、ちゃんとした展示室に案内され、使用許可までくださいました。とても立派な場所で、部屋の予約の関係もあるので、8月に土日の2日間をおさえて、結局、映像展を再びする事に決めました。ただ、予算や準備の関係を考えて、今回は前回の展示をベースにし、展覧会名も『松永 歩の最低映像展 1.5』にする事にしました。バージョン1.5と言う意味です。また、前回来たくても来れなかった方が大半はS県東部地区の方だったために、今回は地理的にもS市市民文化センターがいいと思いました。そして、地元のS市でのアピール、S県東部地区の演劇、映像関係者などへのアピール、つながりを目標にしつつ、まずは、展覧会のウリになる新作自主映画の完成を集中してがんばりたいと思います。

  
          立派な場所です。



杉山由美さんインタビュー公開

2012-01-31 22:38:00 | 自主制作映画
昨年、開催した『松永歩の最低映像展』で自分の処女作である『のぼると食べ子』を上映するにあたり、問題点がありました。それは既存の音楽を使用しているため、著作権をクリアするのに、かなり高額な金額がかかる事で、上映をあきらめるか悩みました。そこで、友人の紹介で静岡で音楽活動をしている『杉山由美』さんを紹介していただきました。インタビュー映像を見ても解りますが、明るい方で、時には厳しく、かなり徹底してこだわる方でした。最終的な段階では、お互いかなり詰めたやりとりをしました。映像展後、全ての作品をまた、少しづつ直したいと思ってますが、この『のぼると食べ子』だけは満足しています。感謝の気持ちを込めて、映像展で上映した杉山由美さんのインタビューをアップします。
                  
  



チャトとの思い出

2012-01-31 21:19:00 | 自主制作映画
今月の24日になりますが、家で飼われている猫で自主映画「チャトはどこだ」に出演した猫でもある、チャトこと「チャトラ」が亡くなりました。猫独特の重い病気だっただけあり、助ける事は出来ず、急激に衰えていくのを静かに見送るのみでした。最後の最後まで、がんばり、死に際は一番好きな母に撫でられながら眠る様に息を引き取ったそうです。もともとこの猫は他所で飼われていた猫で、捨てられたのか不明ですが、最初いきなり玄関先に来て、必死にゴロゴロ寝転がって、飼ってもらおうと愛想を振りまいてたのが今だ忘れられません。チャトの事を語るときりがないのですが、とにかくかしこい。猫パンチが異常に強い。その上かわいい。しかしながら、自分には全然なじまない猫でした。あの自主映画でも、主役の父はチャト!チャト!と叫びますが、猫には思いは届かず。な話で、実はそれは自分とチャトの関係をそのまま映した映像だったのです。その映像のなかでワンシーン、チャトが演技をするシーンがあります。あれは、実は撮影当初気づかす、編集の段階で気がつき、設定の意図とは違いますが、おもしろいので使用しました。チャトをきっかけに考えた作品、その作品を通して、自分はたくさん得るものがありました。チャトには心から感謝しています。チャトは数日前に埋葬しましたが、正直まだ、その辺にひょこっと出てきそうな気がしてなりません。心の整理がつくまで作品は、しばらくそのままにしたいと思います。写真はチャトが演技するシーンと昨年夏にMさんが映像展のアフレコに来てくれた際に撮られた写真です。この時点ですでに痩せ始めてました、がんばるチャトの生前最後の写真です。

  
         チャトが演技するシーン。

     
        チャト生前最後の写真。



新作自主制作映画制作開始!

2012-01-15 16:54:00 | 自主制作映画
昨年11月の話になりますが、S県の演劇で活躍しているKさんから、自主制作映画を撮りませんか?と話がありました。Kさんとは、自分も常々やりたいと思ってたので、おおまかな話を7つ程考えました。そして、話し合いになり、2作程採用、その内の1作を制作する話になりました。配役は演劇つながりの強いK氏。また、カメラなどの撮影スタッフとしては、S県東部地区の演劇のほとんどの裏方を務めている技術屋のT氏が参加してくれる事となった上、さらに全体のアドバイザーとしては劇団CのO氏も参加、自分としては現時点では最強のメンバーとなりました。ただ、K氏との話し合いでこれまでの様に突然、路上などで撮影するゲリラ撮影はやめようと言う話になり、撮影場所手配にS県東部地区のフィルムコミッションとコンタクトとる事にしました。まずは企画書、絵コンテを提出する事になり、年末から年越し、正月返上で作成し、提出しました。翌週には早くも、フィルムコミッションの方と打ち合わせ。用紙2枚に質問が多々書いてある事で真剣に考えてくださってる事を感じ、プロとしての意識に驚きました。そして、なにより熱意に感謝致します。実現するかはまだ解りませんが、前向きに手配に動いてくださると言う事で、こちらも今週に現メンバーで打ち合わせをします。撮影は4月とすでに決まっているだけあり、のんびりできません。がんばります!

 
        絵コンテの1ページ目です。