シンAyumilky作業日記

趣味と言われながら本気で作成する男の日々の作業日記です。

「松永 歩の最低映像展2.0」に展示されるパネルの紹介⑩「松永 歩の最低映像展2.0 開催に至って」

2024-11-03 13:46:26 | 自主制作映画

今日は秋晴れでいい天気ですね。早くも11月に突入しました。皆様、いかがおすごしでしょうか?

さて、2025年2月23日(日)埼玉県の川口市にある「第8電影」で開催される「松永 歩の最低映像展2.0」まで4ヵ月を切りました。

ここまでは気になる映像展の内容を展示パネルから紹介してましたが、今回は最後のパネル紹介です。

パネルは「松永 歩の最低映像展2.0  開催に至って」の挨拶文です。本来なら当日ご来場した方だけにお見せすればいいのですが、当日、どうしても来れない方もいると思いますし、何よりなんで?入場料を全額、能登半島の輪島市へ寄付されるのか?ご理解していただけると思います。

そうなんです。ここ9回パネルからの作品の紹介をしてましたが、大事なことは能登半島への寄付なのです。

パネルは次の通りになります。ご覧ください。

 

文章は以下の通りです。

「松永 歩の最低映像展2.0」開催に至って

 

ご来場ありがとうございます。準備期間1年を経て、ようやく開催する事ができました。

この度、こういう形で映像展を開く事ができ、まずは協力していただいた「第8電影」支配人である 岡本滉太様、並びに関係者様方に感謝したいと思います。

今回、この映像展を開催をしようと思った時は、能登半島の震災が起こって間もない頃で開催するべきかとても悩みました。

実はこの映像展はこれで3回目となります。1回目の時は14年前でちょうど 東日本大震災の直後でした。

その時はこの止まった時間をなんとか前に進めなくては、そんな漠然とした思いだけで開催したと思います。

結果、この映像展を被災地に捧げますと銘打ったものの、具 体的に何をしたわけではなく、自分の中ではまだ漠然としていて答えが出ていませんでした。 翌年、開催された2回目の時もそうです。

そして、今回の映像展。1年前に能登半島で大きな震災が起こりました。これは無視できる事ではないと感じました。

今回3回目になる映像展では「第8電影」様の承諾もあり、お客様からいただいた入場料と集まった募金はすべて能登半島の被災地である輪島市を支援するため、義援金として寄付する事に決まりまし た。

常識的に考えて、大きな収益のあるイベント、または知名度のある方、団体などがその様な活動をするからこそ意味があるのであり、いくら収益が入るかわからない立場の者がすることではないという非難の声もありました。

だからこそ、微力ではあっても寄付することに意味を感じ、来ていただ いたお客様には「能登半島地震輪島市義援金」として、お支払いいただければと思います。 入場料は1,000円となっております。ご理解の程、お願い致します。

今回、開催するに至って、人とのつながりがいかに大切かと言う事を学びました。

この映像展には、自分に作品を作り続ける勇気を与えてくれた恩師、故・野村久康先生をはじめ、たくさんの人が関わってます。(すみません。ここからは敬称略にさせていただきます。)

まず、現在も活動を続けている「ダンスパフォーマンス蟲」の木村由。「チャトはどこだ」でどこまでも付き合ってくれた、お父さん役の杉山敏正。

また、自分の作品には欠かせないと思わせてくれた 存在、旧友でもある、のぼる役の植野智之。いつまでもヒロインである食べ子役の大西朋子。そして、 「のぼると食べ子」の音楽を作っていただいた杉山由美。

また、「滴聲の断片」で演奏、「Shaberaruru」 で熱演してくれた小池龍一。そして、長年の相談友達でもある冬子役のマリッチ。音楽を作っていただ いた萩尾雅彦。

文句も言わず楽しく前向きに演じてくれた「この世は嘘で成り立ってます。」の深澤健悟、山村夏民、田口綾子。

「あたまがおかしくなっちゃった」で協力してくれた静岡県東部地区の方々。

また、アート作品「HUMAN」で自分に創作とは何たるかを肌で教えてくれた村山尚嗣。

そして、自分の最後の作品になる「プレゼント」のヒロイン、仲本みつき、横内春佳。プロ根性を見せてくれた新井裕士。急遽,飛び入り参加してくれたDAN。メインテーマを作っていただいたメカ・エルビス。

その他、まだまだ作品を陰で支えてくださった方は書ききれません。 この30年、作品に関わった方、全員に感謝します。

そして、何より我慢して支えてくれている姉に。

最後に、14年前のあの震災から全て変わってしまったこの世界で、人とのつながりを考えさせてくれ たこの最低映像展とこの時間を一緒に共有する事ができた皆様に感謝したいと思います。 ありがとうございました。                                                       

   2025年2月23日   松永 歩

 

このパネルが無事に当日、飾られることを願います。

パネルの掲載する通り、最低映像展と震災は離せない関係であり、あくまでこのイベントは能登半島輪島市への義援金として寄付するイベントなのです。

皆様のご協力をお願い致します。

 

 

 


「松永 歩の最低映像展2.0」に展示されるパネルの紹介⑦「あたまがおかしくなっちゃった」

2024-10-28 20:32:50 | 自主制作映画

すっかり、長袖を着る季節となりました。それでも私は日中、パーカーでも袖をまくってますが。

そんな中、何度も言う様ですが、2025年2月23日(日)に埼玉県川口市にある映画館&バー「第8電影」で開催される「松永 歩の最低映像展2.0」まで4ヵ月を切りました。

1週間前に髪を切りに行った所、シャンプーをしてくれる店員がフライヤーを見て、どんな内容なのですか?と興味深く聞いてきました。

不条理な作品を次々と上映します。」と答えましたが、?と理解してもらえませんでした。

 

そんな興味を持っていただいてる方に説明するため、展示パネルから、上映順に作品内容を紹介しています。

今回は当日、17時30分から上映する「あたまがおかしくなっちゃった」です。

前の「この世は嘘で成り立ってます。」上映後、17時から17時15分までの休憩があり、17時15分から舞台挨拶があります。

今回の舞台挨拶は私一人の予定です。特に話すことはなく、話したいことはナビゲーターに話していただきます。

そして、この作品は自分の作品の中でもいわくつきです。ですので、当日観る方はとても貴重な時間を経験する事になると思います。

その辺の事情も含めてパネルに書かれてます。当日、展示されるパネルは次の通りです。

文章は以下の様に書かれてます。

松永 歩の作品集⑥

あたまがおかしくなっちゃった

上映時間 35分 自主制作映画 素材 HD 

 

2012年 撮影 

静岡県東部地区で活躍する劇団員達 と自主制作映画を企画。原作は名古屋在住の舞台作家、遠藤のりあき。

今回、映画用に脚色し、当時の静岡県東部地区ではベストのキャストと スタッフで撮影に挑んだ初めての本格派自主制作映画といえる。

同年、 「日本芸術センター第4回映像グラ ンプリ」において、一次審査を通過したものの関係者の反対もあり、辞退。

それ以来、非公開作品となるも 今回13年ぶりに公開することにし た。

 

「第8電影」支配人・岡本滉太様からも解説を書いていただきました。

 

支配人・岡本滉太の解説

実母を殺害した容疑で尋問を受ける男。 抜け殻のような彼にはしかし、苦痛と懊悩の日々があった。

苦しみ続ける息子と、それを優しく包み込む母の慈愛の悲痛なすれ違いが向かう先は…?

緊張感のある物語展開が巧みな社会派サイコサスペンス。

 

パネルでも書かれてますが、この作品だけ原作者が私ではありません。

ですので、作品の色が他の作品とは違います。そんな中、自分の色を混ぜた作品と言えます。

35分間です。最後までじっくりとご覧ください

 

 


自主制作映画「プレゼント」第15回日本映像グランプリ2023上映

2023-10-31 23:45:16 | 自主制作映画

10月30日になりますが、東京芸術センター2Fブルースタジオにおいて行われた、第15回日本映像グランプリ2023において、一次審査が通り、自主制作映画「プレゼント」を上映していただく事となりました。

上映する時は大きなホールで大画面と大音量で鑑賞をするのですが、応募条件として、応募したDVDをそのまま上映に使用するとの事だったため、苦労された方が多いのではないでしょうか?

そんな私も今回のDVDの応募は大変苦労しました。パソコンがDVDを焼く作業をスムーズにできなかったのもそうですが、何より家庭用のTVで大音量で再生したら、パソコンでは聞かれなかった音のノイズや異音が発見され、修正にかなり時間がかかりました。

締切りもかなり近くなった時点で自分的にここまでと区切りをつけ提出しました。

結局はこの映像グランプリへの応募のおかけでようやく納得いく音を整える事ができました。

作品「プレゼント」は今年の春頃から応募を始めましたが、音も映像もまだまだ未完成なのも気づかないまま応募を繰り返してました。

結果、落選続きでした。

現在は、作品はエンドロールを1分ほど縮め音も2ヵ所ほど直し、終了してます。

今回、映像グランプリで上映したのは最終版の一つ前のバージョンです。

上映を体験して、自分の作品で思ったことはボリュームが気持ち小さく感じたこと、画質はしょうがないとして、エンドロールが長く感じたところ。

悔やまれますが、それも今、最終版ができあがってるからそう思うのでしょう。

 

また、どこかでこの作品「プレゼント」を見かけたらよろしくお願いします!

 

上の写真は映像グランプリで提出した宣伝用の画像です。見た方はホラーやサスペンスに思われがちですが、ミステリー・コメディ・ドラマです。

 

大会場で上映していただきました。日本芸術センターに感謝します。

 


肌補正の作業をしました。編集編。第5話。ー新作自主制作映画、制作秘話㉒

2023-02-07 20:35:30 | 自主制作映画

今日、ようやく私の新作自主制作映画「プレゼント」が納得いく形になったので作業日記を書きたいと思います。

まず編集のお話の前に応募要項のお話。

だいたい書くことは決まってますが、特に大事なのは「あらすじ

文字数も決まってますし、どこまで書こうか?悩みます。

最初、正直に内容を全部書きましたが、ライターの友人に読んでもらったところ、あらすじでネタバレしてたら誰も観ないよ

とアドバイスを受けました。

今さらながらそうだなと思い、現在、納得がいく「あらすじ」はひとまず完成しました。

 

続いて肝心の作品の方ですが、2カット程、どうしても肌の色を直したくなり、肌補正と言う作業に没頭しました。

肌補正の仕方はネットで説明されている動画がたくさんアップされてますが、まずは自分なりに考えて始めてみました。

簡単に言うとタイムライン(動画を並べる列)に動画を重ねて上の動画にマスク(ある部分だけ見える)をかけて色を変えたり調整する方法です。

やり方にほぼ間違いはなかった様です。

2カット20秒ほどでした。最初1回目は4、5時間作業をしましたがうまくいかなくて断念。

続いて2回目は7時間ほど作業した時点で、撮影で手伝っていただいたプロのY氏に相談。

とにかく1秒24枚の絵のパス(つないだ線)をちまちま動かすのですから、これでいいのか?不安になります。

するとY氏はそんなものです。との事。この1フレーム1フレームの作業はプロでも最終手段でするらしいです。

その後、私は7時間作業。ぎこちなく見えるパスは部分部分でキーフレームの削除をし、なんとか滑らかに見せる様にして自分なりに完成。

合計14時間かかりました。

完成した映像を早速、スタッフの1人と動画関係の仕事もしているライターの友人に観てもらったところ、スタッフの1人はダメ。ライターの友人はOKでした。

私としてはOKですが、客観視できていません。

そこでプロのY氏に観ていただいたところダメとのことでした。

下手に加工はしないでそのままの方がいいとの事。

その肌の色の問題は自主制作映画ならではのあるあるだと思う事にしました。

とにもかくにもこの14時間の肌補正作業無駄だったことがわかったことが成果なのでしょう。

これで作業は終わりになると良いのですが…

気になると止まりません。

                            つづく

今回も人物紹介。主演の大山麻奈美役の横内春佳さんです。熱演していただきました!

 

 

 

 


小休止、その2。

2023-02-06 21:02:36 | 自主制作映画

こんばんは!4日ほど書いていませんでしたが、作業日記はやめてません

実は今月から新作自主制作映画「プレゼント」の応募が本格的に始まり、編集作業に没頭してました。

残念ながら今年、1年間、毎日作業日記を書くと言う目標は1ヵ月で断念する事となりました。

これまでの制作「ファイプロ女子」編は見えないところ(アクセス数)でたくさんの反響をいただいております。

ありがとうございます。

もちろん最後まで自分の中では考えの整理がついていますので、ご期待に応えられるよう頑張ります。

ただ、毎日、作業日記を書く作業は結構大変でパワーも使います

特に現在書いている「ファイプロ女子」の話は現在やってる事とは考え方もすべて大きく違うので、書いた後、翌日にも引きずります。

気持ちの切り替えがなかなかできません

ですので、しばらくはこれから続く事になる自主制作映画「プレゼント」の応募の準備に専念しながら、手が空いてる時や気持ちの整理がついてる時にこちらの作業日記を書きたいと思います。

とにかく新作自主制作映画「プレゼント」の結果を出すのが最優先です。

がんばります!

映画祭関係者皆様。新作自主制作映画「プレゼント」を宜しくお願い致します。

新作自主制作映画「プレゼント」のワンシーンです。主演の仲本みつきさんです。