いよいよ秋も深まり。と言いたいところですがまだ日中は少し暑いですね。でも少しづつ、秋は深まってまいります。
2025年2月23日(日)埼玉県川口市の「第8電影」で行われる「松永 歩の最低映像展2.0」まで、ちょうどあと4ヵ月となりました。
今回も展示パネルの公開から作品紹介をします。
今回は自主制作映画「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」です。
「Shaberaruru」は造語です。「しゃべらるる」と読みます。
その「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」は当日、15時半からの舞台挨拶があります。
舞台挨拶では主演「冬子」役の他、作品関係者が何人か登壇する予定です。
そして、15時45分からの上映。上映時間は25分間になります。
ただ、注意していただきたいのは、「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」の作品上映直前からの入場はできません。
15時からの「のぼると食べ子」から入場をしていた方のみの引き続き鑑賞となります。ですから15時から席にはお着きください。
それでは気になるパネルは。
文章は以下の通りになってます。
松永 歩の作品集④
「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」
上映時間25分 自主制作映画 素材 8ミリフィルム
1997年 撮影
1997年に新宿区にある映像テクノアカデミアに通いながら、制作された映画。
撮影にアシスタントや録音などスタッフを加え、音楽もプロのミュージシャンに参加してもらい、上映時間も47分と自作としては大作となった。
完成してすぐ、卒業した文化学院の学内の授業「芸術学」で上映するが、難解な問題作と評価される。
また、その反応が反映されるかの様に、 様々なイベントにも応募をするが、結果はまっ たく出ず、月日は経つ。
2006年にパソコンによる再編集を再開。
17分版が完成し、2007年に『調布映画祭2007 第10回ショートフィルム・コンペティション』 において、瀬々敬久プログラムとして入選する。
今回は新たに再々編集し、26年ぶり主演の声を 再録音する。
「第8電影」支配人・岡本滉太様の解説も載っております。
支配人・岡本滉太の解説
地面に穴を掘り続けたら、いつかブラジルに繋がるんだぜ。
大きなシャベルを背負ったお喋りな男 と、一言も喋らない寡黙な女のどうにも噛み合わない珍道中。
男から女に向かって一方的に降り注 ぐ言葉の羅列はダイアローグたりうるのか、あるいはモノローグに過ぎないのか。
男が思い描く理 想郷「ブラジル」は悲しいほどに淡く滲んでいる。
以上になります。
この作品も会場での色味の確認をしていないので気になるところです。
自分なりにこだわりを持って作っている作品です。
何より「のぼると食べ子」に引き続いて撮ったゲリラ撮影作品なので必見です!
ぜひ、一度、ご覧になってください!
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